肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

マッド・サイエンティストと呼ばれた男 長男のつぶやき

2013-01-25 14:40:17 | 子供の話題
 朝目覚めたら、俺は部室にいた。

床の上で仰向けに寝そべって。

隣を見ると1年上のO先輩が全裸で寝ている。

ったく、O先輩、脱ぎ魔だったんかよ。

って思った瞬間、
俺も素っ裸だってことに気付いた。

いや何故か、靴下だけ履いてる。

そして大事なところには・・・・・白衣が掛けられていた。(赤面)


でもなんで、俺、部室なんかにいるんだろう。

昨日は・・・・・
そうだ、リーグ戦の打ち上げで飲んだんだった。

O先輩たちの引退試合、最終戦はファイナルセットまでもつれ込み
辛くも勝ったんだっけ。

で、その盛り上がりのまま居酒屋に流れ込み~
か・ら・の・
幹部の引継があって、
俺が新キャプテンに指命されたんだった。


確か日本酒飲んだんだよな。
酔っぱらいのO先輩から「、クラブはお前に頼んだぞ。」
とかなんとか絡まれて、
そうこうしているうちに俺もベロンベロンになってきて、
そっから記憶がないわ。

それにしても、靴下のつま先、ドロドロだし破れてるよ。
ひどいな、これ。

あー、なんかぼんやりと覚えてる。
後輩のAとKが俺の両脇抱えて
引きずるように連れてきてくれたんだっけ。

とにかく服着なきゃ。

しょうがない、
誰のか分かんないけど、そこに転がってるジャージ履いて、
上は白衣羽織るか。

先輩、O先輩、起きて下さいよ。

いや、俺も記憶ないんで、詳しいこと分かんないです。
多分後輩たちが連れてきてくれたんじゃないかと。

服ですか?俺のもないんです。
誰かが白衣かけてくれてたんで、それ着てます。

えっ?先輩の研究室にシャワー室あるんすっか?
是非使いたいです。

あ、でも、素肌に白衣、下はジャージで、
キャンパス歩きます?
誰かに会ったら恥ずかしいけど、仕方がないですよね。

そういえば、先輩も靴履いてないっすよね。
俺もなんです。
裸足もなんなんで、体育館シューズ履きますか。

そうして俺はO先輩と二人で
キャンパスを横断し、
先輩の研究室までたどり着いた。

しめしめ、朝早いんでまだ誰も来ていない。
順番にシャワーを浴び、
とりあえずアルコール臭を抜いた。
登校してくる学生とすれ違いながら駅に向かい、
下宿に戻って、夕方まで爆睡したのだった。

素肌に白衣姿を、知り合いの誰にも見られていないと思っていたが、
数日後、クラブのメンバーから
マッド・サイエンティスト
の称号を賜ったことは
ここで報告しておこう。

またまた受験の宿@tenchan実家

2013-01-22 15:19:32 | 受験ネタ
3年前長男の時もお世話になった
受験の宿@tenchan実家

先週末に行われたセンター試験でも、
次男と二人で泊まることにした。

移動時間が少なくて済むというのが一番のメリットではあるが、
自宅だと、朝はもっと早く起きねばならないし、
朝食とお弁当の用意をし、
その間、洗濯をして、キッチンの片付けをしてから、
車で送り届けなければならない。
だが、実家に泊まれば、
少し余裕を持って起きればいいし、(というか起こしてもらったし。)
朝食とお弁当は作るものの(実はお弁当だけ作った。)
洗濯とキッチンの片付けはほぼ母に丸投げ(スミマセン・・・・)

これはもう、子どものためというより、自分のため
そう断言して構わない(キリッ)






二日間に渡って行われた試験が終わった。

2月になれば私大の受験が始まる。

そしていよいよ国立前期試験へ。


君の気持ちはぶれていないんだよね。
それなら
鋼の意志で貫きなさい。
最後まで決して諦めないで。







そんな次男からたった今が届いた。

「バスの中でうたた寝してたら傘を忘れました。」


1ヶ月前に買ったばかり。
ちなみに2回しか使っていない。(笑)


男子が生涯に傘を壊したり忘れたりする数、
一度統計を取ってみるといい。
衝撃の数字が出るに違いない。(爆)

またおこしくださいませ

2013-01-18 15:51:33 | 子供の話題
この1年間、大学のクラブの主将を務めた長男は、
秋にその職を後輩に引き渡した。

同期の仲間の助けなしには
職務を全うすることが出来なかった。(本人談)

毎回の練習を滞りなく行えるように
アルバイトも辞して彼なりに努力した。(と思う。)

OBの方々とも賢く付き合っていかねばならなかっただろうし、
なにより、自分の代で学生リーグ降格などという事態だけは
避けたかっただろう。
一年間、目に見えぬプレッシャーと戦ってきたに違いない。

「引退して肩の荷が下りた。」

今回帰省したとき、しみじみと話したのだった。

さて、引退した長男は、
技術が落ちぬ程度にクラブに顔を出してはいるが
暇になった訳だし、
また何かアルバイトを始めようと考えていた。

すると、部の先輩が
研究室での勉強に専念したいので
今やっているアルバイトを彼に譲りたいと
喫茶店での仕事を紹介してくれた。

というわけで、
塾講師に次ぐ長男のアルバイトは
喫茶店でのホール係に決定。

黒いスラックスにワイシャツ、
ギャルソン風の黒くて長いエプロンを腰に巻いた姿で
接客しているらしい。

まだ手つきもおぼつかず
コーヒーは二人分しか運べないという。

「いらっしゃいませ」「かしこまりました」
は、何とか言えるけど
「またお越しくださいませ」は噛みそうになってなかなか言えなかった。

そんなことを話してくれた。

ホールの仕事を覚えたら
ゆくゆくはキッチンにシフト替えして、
コーヒーの淹れ方なども教えてもらうそうだ。

「注ぎ口の細いケトルで、円を描くように高いところから注ぐんだぜ。」

今度帰ってきたときは、
君の淹れたコーヒーを是非飲んでみたいものだ。




バカ親ついでに言わせてもらうと、
東京在住の友人に
「うちの長男がここでバイトしてるの。
こっそり行って、どんな働きぶりなのかお願い偵察してきて~!」

なんて邪な考えが浮かんだことは、
恥ずかしいから内緒にしておこう。(笑)


レ・ミゼラブル

2013-01-15 15:48:43 | 生活
テレビを見ていたら、「レ・ミゼラブル」がゴールデン・グローブ賞授賞式で三冠というニュースが流れてきたが、
お正月休みに、
旅行中の義父母を除いた家族(可哀想に、次男は受験勉強でお留守番だったけど)で
見に行ってきたよ~。

9日間という長いお休みではあったが、
全員に都合がいいという日は1月4日しかなかった。
夫は既に友人と「帰国おめでとうゴルフ」を組み込んでいたし、
長男は5日には帰京するという。

ならば4日しかない。
そして何をする?

「では、映画を見に行こう。」

tenchanの鶴の一声で映画に決定。
しかも題目は半ば強引に「レ・ミゼラブル」にした。

映画が公開されると知ってから
これだけはDVD発売を待たずに劇場で見たい、と願っていたのだ。

夫と二人、ロンドンで観たミュージカルが忘れられなくて。こちら2006年11月の記事
あれからもう6年も経ったのか・・・・・
そういえば再就職したのはその半年後だった。
まさに光陰矢のごとし・・・・。(遠い目)

さて、どの挿入歌も素晴らしいのだが、
自分にとっての「泣き歌」が2曲ある。

ファンティーヌが歌う
Les Miserables - Official Trailer HD




エボニーヌが歌う
Les Misérables - Clip: "On My Own"


出だしを聞いただけでもう、涙腺緩みっぱなしの 涙 涙 涙

年末からの風邪のせいもあり、
涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃになってしまった。

映画終わって席を立とうとしたけど、
夫が
「もう少し経ってから出ようか。」
と待ってくれた。

ありがたい申し出に感謝・・・・だって、このままじゃ外出られませんから~~~

ようやく涙と鼻水が止まり、
シアターの外に出てから、
長男に感想を聞いてみた。
男子はこういうミュージカルって苦手かもしれないのに、
長男を道連れにしてしまったことを申し訳なく思ったからだ。
ところが予想に反し、
「うん、よかったんじゃない。
俺、一人で見てたら多分泣いてたかもしれん。」
と言ってくれたので、ホッと胸をなで下ろしたのだった。

実は、「レ・ミゼラブル」を観ると決めたとき、
一番心配していたのはちび姫のことだった。
以前、ハリポタ最終章を見に行ったとき、
「英語分かんないし、字幕も読むの遅いから分からないもん。」
と、言い張り、次男は字幕へ、ちび姫と私は吹き替え版へと
別行動をしたことがあった。
でも、今回は字幕しかないので
「難しいかもしれないけど頑張って字幕読んでね。」
と、一緒に見ることにした。
途中横を見たら、
字幕も追っていてストーリーは理解していたようだし、
何度も涙を拭っていて、
完全に物語に引き込まれているようだった。
ただ、男女が絡むきわどいシーンが度々出てきて、
慌てふためいたものの、
まさか出るわけに行かず(滝汗)そのままスルー。
親としては冷や冷やものだった。

ちび姫は相当気に入ったようで、
あれ以来、キッチンで勉強している時などに、
どちらからともなく劇中歌を口ずさみ、
二人で余韻に浸っている。

「私が一番好きなのは最後のシーン。
バリケードでみんなが歌うところ。
亡くなった人も出てきて涙が出ちゃうよ。」

Do You Hear The People Sing? --?Les Miserables Movie OST Recording



そんなこんなで、
6年ぶりに観た思い出の「レ・ミゼラブル」だが、
なんと我が夫、私と観たという記憶がすぽっと抜け落ちていたらしく
しばし険悪なムードになったことを最後に付け加えておこう。(笑)

あの時こうだったよね~
ああだったよね~
と思い出を語るのは
どうも男子には向いていないということらしい。(爆)

たこ焼き

2013-01-09 15:25:24 | 生活
お正月3日目。

義父母は旅行に出かけ、夫は友人との飲み会で、
家で食事をするのは私と子ども達だけになった。

いい加減おせち料理も飽きてきた頃。
さりとて何か凝った料理を作るのも億劫で、
折り込みチラシに混じっていた宅配ピザの広告に
心動かされそうになったが、
以前ちび姫
兄ちゃんが帰ってきたら、たこ焼きパーティーやりたいな。
だって上手だもん。」
と言っていたのを思いだした。

そうだ、今日はたこ焼きにしよう。
材料を用意して、あとは男子二人に焼くのを任せればいい。

たこ焼きの粉は使いません。
普通の薄力粉でも充分おいしいのです。

<生地の分量>

薄力粉     300g
たまご     2個
水       900cc
粉末昆布だし  小さじ1
塩       小さじ1
しょうゆ    大さじ1

大きめのボウルに入れて泡立て器でよくかき混ぜる。

我が家では、下の具をあらかじめ入れてしまいます。

キャベツ みじん切り
ねぎ   みじん切り
紅生姜(自家製だよ~)
揚げ玉

そして忘れていけない「タコ」
今回は豪勢に大きめに切ってみた。

ここまで準備したら、たこ焼き器で焼くだけ。

さあ、君たち、頑張ってくれたまえ。



焼きたてに青のりと鰹節をふりかけ
おたふくお好み焼きソースをかけていただきました。

ちなみに、tenchanと長男はソースは使いません。
そのままいただきます。

さて、食べ終わったあとは・・・・・

4人分の食器やボウル、泡立て器や玉杓子など、
いつもよりとても少ない洗い物なのに、

食洗機を使ってしまった~!

これもお正月ということで、いいのよいいのよ。

あ~おいしかった。またよろしくね。







風邪正月

2013-01-08 14:18:42 | 生活
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。

久々の更新です。

皆様、お正月はいかがお過ごしでしたか?



昨年末、仕事納めのあと、
家でただひたすら正月の準備に追われておりましたところ、
夫がベトナムから本帰国を果たし、続いて長男も帰省。
久しぶりに家族全員が揃いました。

新年明けてからは、
の~んびりと(とは言っても少し意味が違いますが、それは後ほど)過ごし、
昨日から仕事始めでございます。

ブログ友の皆様のところへも
なかなか訪問できずにいましたが、
昼休みにやっと読み逃げしてきたところです。




さて、
仕事の最終日は、時雨れがちの憂鬱な天気だったが、
大掃除も前日に済ませたし、業務も終えてしまったので
いつもより早く上がり、帰途につくことができた。
これで年末準備に取りかかれると喜んでいたところ、
その夜から喉が強烈に痛みだした。

翌朝はモノを飲み込む度にズキり。
水分を飲むのさえ困難な程痛んできた。

午後になると鼻水もでてきて、
典型的自分型風邪症状に突入。


自分型って勝手に名付けちゃってるけど、
つまり、
最初は喉、それから鼻水→鼻の下真っ赤→発熱→咳→痰と進んでいく、
ベンザブロックのCMじゃないけど、
tenchan的パターンの風邪ということ。

最初に来た喉の痛みで、
ああ・・・またこれだな、と覚悟を決める。

だが、
どんな程度の風邪なのか毎回予測できるので、
オタオタすることもない。

極たまに咳が長引き、
気管支炎になってしまう、というイレギュラーのパターンもあるけど、
たいていはセオリー通り症状が通り過ぎ、
1週間ぐらいで治まるので
このくらいでは医者にも行かない。

家族に「お医者さんに行ったら。」
と勧められるけど、

いいのいいの、自分で分かってるから

と、断固拒否。

行ってる暇があったら
少しでも家のことやりたいので。

ということで、
大掃除の合間に、ハナノアで鼻うがいをし、
ワセリンを鼻の下に塗ってカピカピを防ぎ(それでも荒れてしまうが)、
大晦日を迎えた。

今回はなんと、おせち料理を作り終えたのが午後6時。


昨年より更に早くなった。
しかもこの体調で、よく作り終えたと思う。

紅白歌合戦をオープニングから見られるなんて
ああ、なんて幸せなんでしょう。

ところで、我が家の子ども達は
紅白歌合戦なんてほとんど興味がないようで、
ゲーム片手に他局のバラエティを見て爆笑しているだけだった。
たまに、好きな歌手やグループが出ると
「あ、嵐!」と、見にくるだけ。

義父母だって
「知ってる人がほとんど出てないから。」
と、孫と一緒にバラエティに付き合ってる。

ジャニーズ、AKB、EXILE、ももクロ・・・・・
と言われても全く馴染みがないから、
見ていてもつまらないというのだ。

平成24年の紅白の視聴率は42.5%だったというが、
今の10代・20代が40代から50代になったころ、
視聴率はもっともっと下がるかも。

あと、年賀状も出さなくなったね。
ちび姫はクラスのお友達数人に出したけど、
長男と次男はもうお互いに「出さない」ことを前提にしているので
年賀状のデザインすらしない。
廃れゆく正月の風習の一つだ。





年が明けても、風邪の症状は続いた。

実家に遊びに行っても
「ゴメンね、休ませて。」
と母と義妹にお任せししまい、大変申し訳なかった。(Kちゃん、いつもながらホントごめんね。)

3日には声が出なくなり会話に困る状態だったが、
5日辺りから回復し今に至っている。


そして仕事始めの日、
こともあろうに1時間の大寝坊をしてしもうた!

夫、帰任後初出勤。
遅刻は厳禁だ。

次男の、次男のお弁当は、なんとしても作り上げねば。
ある物詰め込んで10分でなんとか形にする。(毎度の手抜きでゴメン)

ちび姫は、まだ寝ぼけ眼なのを起こし、
「ママはパパを送ってくけど、自分でごはん食べててね。」
と言い残し、夫を駅まで送る。

急いで戻って、
洗濯、ゴミ出し、
義父を病院に送ってそのまま出勤。
ギリギリセーフで間に合う。

2013年を予見するような、
怒濤の一日の始まりだった。