肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

たまにはこんな朝食を

2009-03-23 13:10:32 | パン
tenchan家では朝は和食と決まっています。

お正月にお雑煮を食べるとき以外は
毎日ご飯&お味噌汁です。

味噌汁はもちろん、
この地方の味の生命線、
八丁味噌ベースの赤だし。
どこに行こうと、この味噌だけは切らしたことがないくらい大切なものです。

ロンドン時代も、日本から遊びに来る人に
「お願いがあります。
重いのは承知していますが、
八丁味噌をトランクに入れて持ってきて下さい。」
と、脅して頼み込んで持ってきてもらいました。

味噌汁は、季節の野菜と豆腐、油揚げ、わかめなどを入れて、
具だくさんにします。
プラス、昨日の残りものとお弁当のおかずの余り、
お漬け物などを副菜にしています。

でもね、
たまに食べたくなるんです。



パンとコーヒーだけという
きわめて栄養の偏った朝ご飯を。

学生時代の一人暮らしの時は
トーストにコーヒーだけの朝食だったしな~。
お皿一枚をも洗うのが面倒で
トーストをコーヒーのマグの上にのっけて食べたっけ・・・(汗)
子供達にはこんなこと聞かせられませんです。

ドリップしたコーヒーと
焼きたてのパン
自家製いちごジャム&甘夏マーマレード

あ~至福の時~

コーヒー&ドーナツ、あるいは、パンケーキ、フレンチトーストなんていう、
ジャンクフード的朝食も、
時々無性に食べたくなります。


実は↑のパン、
ブリオッシュタイプの甘い生地なのですが、
機械捏ねでも手捏ねでもないんですよ。
材料をタッパーに入れてかき混ぜ、
途中、3回くらい木べらで混ぜ、
一晩ゆっくり発酵させて作ったんです。

レシピ中心だったブログ初期の頃に載せた、
捏ねないで作るtenchan風なんちゃってフランスパンの応用です。

捏ねないで作るブリオッシュのレシピは
まだちょっと改善すべき点があるので
固まり次第upしたいと思います。



tenchan風なんちゃってチャバッタ(恐ろしく長い時間がかかるレシピ)

2007-03-10 20:44:58 | パン
バターやお砂糖がたっぷり入った菓子パンも
美しい形に焼きあがった食パンも大好きなのですが、
素朴な味がする田舎風のパンもいいと思いませんか?

イタリアン・レストランで出てくる、
外側がチョッと硬めで中がもちっとして、
切ると穴ぼこがいっぱい開いてる(↓)



チャバッタ(イタリア語でスリッパの意味)
と呼ばれるパンを焼きたくて
自分で試行錯誤して作ってみました。

Webでレシピを検索しても
あまりチャバッタのことはhitしなくて
よくわかりません。

数少ないレシピを試してみても、
納得ができなくて、
今までに失敗作を何度も焼きました。

チャバッタの一番の特徴は「中種法」を使うということです。

食パンや菓子パンは「ストレート法」と呼ばれる、
材料を全て混ぜ合わせる方式で作ります。

それに対し中種法は前日に粉とイーストと水を混ぜ合わせた糊状のものを作り、
翌日新たに、粉、イースト、水を加えて捏ね、発酵、成形、焼成を行います。

少ないイーストで発酵させるため、
作り初めから焼き終わりまで長く時間がかかります。

今回のレシピでも
最低2日~3日はかかります。
でも捏ねたり叩いたり形をきれいにする技は必要ないです。
ただ出来上がるのを待つだけ。
「あっ!パンを作ってるんだった。忘れてたわ!」
というくらい置いて、ちょうどよいレシピです。

<材料>

☆1日目☆
強力粉  100g
薄力粉  50g
全粒粉  15g
イースト  1g
水    100cc
 
★2日目★
強力粉  100g
薄力粉   60g
イースト   1g
水    50cc

米粉    適量

<作り方>

☆一日目☆

①大き目のタッパーを用意して、



一日目の材料を全て入れて、菜箸一本でかき混ぜます。
(箸一本じゃないと抵抗が大きすぎるので混ぜられません。)
この段階では、糊の様にべたべたしていますが、これでいいのです。

そのまま24時間室温で放置します。

★二日目★

②タッパーの蓋を開けると(↓)



ブツブツいっぱい穴が開いて、スポンジのお化けのようになっています。

③二日目の材料を全て投入し、





ゴムベラか木ヘラでよく混ぜ合わせる。
そして、再び室温で7時間以上発酵させます。

④7時間後、生地は十分膨らんでいます。(↓)



⑤ワークトップに打ち粉をたっぷり振っておきます。
タッパーの生地にも打ち粉を振りかけて、
手にもたっぷり粉をつけて、
ワークトップの上に生地を取り出します。
スケッパーで2分割。
それぞれを三つ折にします。

⑥閉じ目を下にしてふきんに載せ、



上にもふきんを被せて、3~4時間発酵させます。

⑦発酵が終了したら、
オーブンに天板を逆向きに入れて、



250℃に予熱し始めます。

⑧ベーキングトレーにベーキングシートを敷き、
生地を閉じ目が上になるように載せます。
たっぷりの米粉をまぶしておきます。



⑨オーブンが設定温度になったら、
生地全体を指で押さえて、
スプレーでたっぷりの霧を吹き付けます。

トレーを持って、天板の上にベーキングシートと生地を滑り込ませ、
温度を200℃に下げ、20分~25分焼く。



完成~!

何故、天板逆さにしてオーブンで熱するのかというと、
生地を天板にのせて、そのままオーブンにいれると、
天板の温度が低いので、膨らみが悪くなるのです。
何度焼いても、底が平らのかまぼこ型にしかなりませんでした。
ならば、ピザを焼くときみたいに天板ひっくり返しの術を使えば
底が持ち上がるように焼けるのでは??と、考えたのです。
オーブンの中で生地が期待通りに膨らんだ時は
とても嬉しかったです。

時間がかかるレシピなので、
一体作りはじめを何時にしたらいいの~?
と、思われるかもしれません。

私はいつも、夜10時か11時に生地の仕込をして、
翌日の同じ時間に、二度目の生地の混ぜを行います。
そして、3日目の朝、成形→最終発酵。
お昼頃に焼成、という手順でやってます。

興味のある方は、是非作ってみてください。




ハムチーズロールの成形

2006-11-07 21:00:27 | パン
くじらぐもさんからハムチーズロールのリクエストがあったので
成形の仕方をUPしました。

生地の配合や捏ね方などは省略しますね。
一次発酵→分割→丸め→ベンチタイム10分→終了
ここからスタートします。

①生地の丸いほうを下にしてマットに置く。



②麺棒でハムの大きさより少し大きく伸ばす。



③ハムを置いて、



端から丸めていく。



巻き終わりはつまんでおく。


④二つ折りにする。



⑤真ん中に切り目を入れる。



⑥切り目を開いてアルミケースに入れる。



⑦ふきんをかけ霧を吹き二次発酵。
 
⑧発酵終了後、照卵。
ピザ用チーズを載せ



180℃ 13分~15分焼く。



画像のは、ちょっと焼きすぎて
チーズがカリカリになってしましました。

日曜日のお昼ごはん

2006-11-06 20:49:28 | パン
いつもは遅くまで寝ている日曜日ですが、
珍しく早起きしました。

掃除や洗濯も余裕を持ってできそうだったので、
お昼ごはんに焼きたてのパンが食べよう!と、
仕込みにかかりました。

ハムチーズロールと
コッペパンに焼きそばをはさんだ焼そばロール、
が、この日のメニュー。
家族に好評だったのは言うまでもありません。(嬉)

いつも思うんですけど、
焼そばロールって不思議な食べ物です。
炭水化物+炭水化物の組み合わせですが、
何故かおいしい。

不思議な組み合わせといえば、
ロンドンの Take Away の店で、
ピタブレッド&フライドポテト・サンド」
「バーガーパン&フライドポテト・サンド」
というメニューを見かけたことがありました。

焼きそばパン、勝ったな、と思った瞬間でした。

バーガーパン&ポテトなんて、食べてる最中に喉詰まりそうで・・・・・こわい。 

ベーコン・エピ

2006-10-26 20:36:22 | パン
底なしの食欲を持つ我が家の男子達。

彼らの一番人気は
フランスパン生地で作った
「ベーコン・エピ」

パン屋さんでも売れ筋ですよね。

ベーコンを巻き込むときに
荒挽き胡椒をたっぷりと振りかけると
ピリッとした刺激があって、
とてもおいしいく感じます。

スライスして食べるんじゃなくて
一人一本ずつ持って、バリバリッと齧り付きたいんだって。

「これじゃあ全然足りないんですけど~!」
と、文句を言う息子たち。

レシピの分量じゃ、3本しか焼けないのよ。

人数分だけ焼こうと思うと
一体何グラムの粉を捏ねたらいいわけ~?
想像すると・・・・大変・・・・だし・・・・!!



ロシア パン の真似

2006-10-21 19:40:17 | パン
少し前の話になりますが、

山崎製パン ロシア 



を食べた長男が
「俺、このパン好きだ。こういうの焼いて!」
と頼んできました。

少し甘めの柔らかいコッペパン、という感じでしょうか。

菓子パンの生地をベースに
砂糖を多めにして甘味をだし、
さっくりと焼けるようバターを減らしてショートニングを入れてみました。



なかなかそっくりに焼けてるでしょ。

甘いものが苦手になってきたのに、
まだまだこういうものも食べたいのね。
思春期って複雑・・・・・。

ちなみに、このロシアパン、
最近あまりスーパーで見かけないんです。
うちの地方では、特定のお店でしか売っていません。
そして、なぜ「ロシアパン」と呼ばれるようになったか?
山崎パンのホームページに書いてありますので、
お知りになりたい方はご覧ください。

ハムチーズロール

2006-10-04 20:30:51 | パン
先日、息子の友達4人が遊びに来たときに作った
ハムチーズロールです。

画像の2倍量を作ったのですが、
食べ盛りの男の子達にかかって
ずべて完食でした。

焼き立てをだしたら
「すっげ~!うっまそ~!」
と言いながら食べてくれました。
(息子達がいつもこういう風に反応してくれると、
こっちも作り甲斐があるのに・・・・)

あっという間にパンがなくなるのは
見ていて気持ちのいいものですね~。

パンプキン白あんぱん

2006-09-21 22:05:10 | パン
畑で一人生えのかぼちゃがたくさん出来ました。

お煮物ばかりではつまらないので
少し取り分けレンジで柔らかくして、
パン生地に混ぜて白あんを包んで焼いてみました。

食べるとかぼちゃの風味が仄かにしました。

白あんに栗鹿の子を少し混ぜたので
ちょっとコクが出たような気がします。

半分に切ると、



生地がかぼちゃ色に染まっています。

身体によさそうな色ですね~なんて自分で言っちゃいました。(笑)

ツナマヨコーン・ロール

2006-09-18 20:07:46 | パン
我が家の男の子たち、特に長男は
だんだん甘いものが苦手になってきたらしく、
せっかく焼いた菓子パンを「甘すぎる」
と、文句を言ったりします。
次男は、クリームパンや、あんぱんも大好きなんですけど。

今回は茹でたとうもろこしが余っていたので
ツナとマヨネーズと和え、
パン生地に巻き込んで焼いてみました。

街のベーカリーで売っているお惣菜パンは
マヨネーズが「これでもか~!」と搾り出してあるのが多くて
ちょっと苦手です。
もう少し少なめでもいいのにな、と思うのですが
こんな風に感じるのは私だけでしょうか?

味にうるさい長男が「うまい!」
と言って、食べていました。



メイプルシュガーロール

2006-09-16 20:02:39 | パン
暑さも一段落して、パンを作るのも億劫じゃなくなりました。

暑い中、捏ねたり成形したりする作業は大変ですものね。

製菓材料の専門店には
伸ばしたパン生地にそのまま広げられる
「ショコラシート」や「キャラメルシート」
というものが売っています。
参考クオカ←製菓材料のWEB
「お手軽材料」の「パン用シート」のページに載ってます。

これらのシートを使えば
コーヒーロールや黒糖ロールが簡単にできちゃいます。

ところが私の住んでいる地域のスーパーには
こういう商品は置いていません。
Webでお取りよせすればいいのですが
私の「いつも行くスーパーで買えるものでつくる」ことを信条にしているので、
できるだけ、身近に手に入る材料で工夫するようにしています。

この日はメイプルシロップ味の顆粒タイプのシュガーがあったので
パン生地を伸ばしてそれを振りかけ、
メイプルシュガーロールをつくってみました。

もともとメイプルシロップは我が家で大人気。
ホットケーキを食べる時も、蜂蜜じゃなくてメイプルを使います。

ですから、焼きあがった甘~い匂いにつられて
みんながキッチンに集合。
「もう一つ。」「もう一ついい?」
とあっという間に食べてしまいました。

メイプルシュガーがパン底に少し流れて焦げ付いたところが、
キャラメル風味に似ていて
とてもおいしかったです。