肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

哀愁の3年生 全校球技大会④

2009-06-02 13:27:02 | Weblog
最上級生になった私たちは、
体力的にも戦術的にも円熟の域に達します。

チーム編成、コート取り、
今まで培ってきたものを全て投入し、
どのクラスも総合優勝を目指して張り切ります。

春の球技大会では
入学したての1年生チームに対し、
かつての自分たちがそうされたように
「赤子の手をひねるように」
簡単に負かします。
その後の試合のことを考えて、主力を温存しても勝つことができるのです。

ところが半年後、秋の大会では
ちょっと様子が変わってきます。

2年生の台頭です。

3年は高校総体県予選が終わると部活を引退するので
体がなまってきているのです。
代わって部活の主力となった2年生は
去年の経験から色々学んでもいるし、相当力をつけてきています。

体力勝負に持ち込まれると、
運動不足の3年生は動けません。

あちらこちらで、勝利の雄叫びを上げる2年生チームの姿がありました。

まさに下克上。

上級生チームが次々と負けゆく中、
しぶとく残っていたのが、3年理系男子組チームです。
彼らの活躍については、次回。



秋の球技大会が終わると、
「お楽しみ学校行事」はもうおしまい。
受験に向けて、ラストスパートする3年生なのでした。


続く