「ルドルフとイッパイアッテナ」という童話をご存じだろうか?
ルドルフという猫がひょんなことから東京に来てしまい、
途方に暮れていたところ
ボス猫イッパイアッテナと出会い、二匹は意気投合。
イッパイアッテナはとても知的な猫で、
読み書きが出来るという。
ルドルフはふるさとの岐阜へ帰るために
イッパイアッテナから文字を習う。
そして、いよいよ岐阜へ帰ることになり・・・・・。
というストーリーなのだが、
上二人の子ども達は、教育テレビ(あ、今はEテレって言うんだよね)のテレビ絵本で見ていた。
ちび姫は図書館で借りてきて読んだ。
三人とも大好きな童話だ。
特に、ルドルフの故郷が 岐阜 というところに
彼らは引きつけられた。
だって、本の中に自分の住んでいる場所が出てくるんだよ。
テンション上がるよね(笑)
主人公のルドルフは、
間違って東京行きのトラックに乗ってしまったため、
自分がどこに住んでいたのか知らぬままだった。
岐阜 という地名も知らなかった。
京都や奈良のように、歴史的建造物がある有名な都市だとしたら
物知りのイッパイアッテナならすぐに分かってくれただろうが、
なんせ 岐阜 である。
他県と比べると、どうにも知名度が低く、
学生の頃に「出身は岐阜です」というと、
「岐阜ってどこだっけ?愛知県?あ、ゴメン、関西だよね?」
と、必ずというほど言われたものだ。
山手線ゲームなんかやると、
一番最後の方に出てくる部類でもある。
ところがある日のこと、夏の甲子園がテレビ中継された時のことだ。
見覚えのある風景にルドルフは目が釘付けになった。
金華山と長良川とロープウェー
それは、岐阜県代表 岐阜商業の紹介ビデオだったのだ。
こうしてルドルフは自分が岐阜から来たことを知り、
帰るための準備を始める・・・・・。
金華山、長良川、ロープウェー
岐阜人なら誰でも知っている場所だ。
ルドルフの故郷を設定するにあたり、
最初の段階ですぐに分かってしまうような有名都市では面白くないわけで、
その点、知名度のない岐阜はもってこいであり、
さらに甲子園の地元紹介ビデオで判明するというあたり、
小説としては本当に素晴らしい流れだと思う。
先日、中日新聞の地方版コラムに
「ルドルフとイッパイアッテナ」の舞台を訪ねに
和歌山県からわざわざ来た、という女性の話が出ていた。
こういうの聞くとうれしいよね。
ハリーポッターの舞台を一目見ようと
イギリスに降り立つ人もいる中、
規模はだいぶ違うが、「ルドルフ・・・・」の舞台を見ようと
岐阜くんだりまで来て下さる人がいるのだ。
最近、金の信長像を岐阜駅に据え、
金華山の麓で信長の屋敷を発掘するなど、
岐阜は信長を観光の目玉にしている。
だが、絵本の主人公ルドルフだって
立派な観光大使になれる、そう信じている。
子ども達が見ていたテレビ絵本、
youtubeで見られるので、是非ご覧になって下さい。
ルドルフとイッパイアッテナ
ルドルフという猫がひょんなことから東京に来てしまい、
途方に暮れていたところ
ボス猫イッパイアッテナと出会い、二匹は意気投合。
イッパイアッテナはとても知的な猫で、
読み書きが出来るという。
ルドルフはふるさとの岐阜へ帰るために
イッパイアッテナから文字を習う。
そして、いよいよ岐阜へ帰ることになり・・・・・。
というストーリーなのだが、
上二人の子ども達は、教育テレビ(あ、今はEテレって言うんだよね)のテレビ絵本で見ていた。
ちび姫は図書館で借りてきて読んだ。
三人とも大好きな童話だ。
特に、ルドルフの故郷が 岐阜 というところに
彼らは引きつけられた。
だって、本の中に自分の住んでいる場所が出てくるんだよ。
テンション上がるよね(笑)
主人公のルドルフは、
間違って東京行きのトラックに乗ってしまったため、
自分がどこに住んでいたのか知らぬままだった。
岐阜 という地名も知らなかった。
京都や奈良のように、歴史的建造物がある有名な都市だとしたら
物知りのイッパイアッテナならすぐに分かってくれただろうが、
なんせ 岐阜 である。
他県と比べると、どうにも知名度が低く、
学生の頃に「出身は岐阜です」というと、
「岐阜ってどこだっけ?愛知県?あ、ゴメン、関西だよね?」
と、必ずというほど言われたものだ。
山手線ゲームなんかやると、
一番最後の方に出てくる部類でもある。
ところがある日のこと、夏の甲子園がテレビ中継された時のことだ。
見覚えのある風景にルドルフは目が釘付けになった。
金華山と長良川とロープウェー
それは、岐阜県代表 岐阜商業の紹介ビデオだったのだ。
こうしてルドルフは自分が岐阜から来たことを知り、
帰るための準備を始める・・・・・。
金華山、長良川、ロープウェー
岐阜人なら誰でも知っている場所だ。
ルドルフの故郷を設定するにあたり、
最初の段階ですぐに分かってしまうような有名都市では面白くないわけで、
その点、知名度のない岐阜はもってこいであり、
さらに甲子園の地元紹介ビデオで判明するというあたり、
小説としては本当に素晴らしい流れだと思う。
先日、中日新聞の地方版コラムに
「ルドルフとイッパイアッテナ」の舞台を訪ねに
和歌山県からわざわざ来た、という女性の話が出ていた。
こういうの聞くとうれしいよね。
ハリーポッターの舞台を一目見ようと
イギリスに降り立つ人もいる中、
規模はだいぶ違うが、「ルドルフ・・・・」の舞台を見ようと
岐阜くんだりまで来て下さる人がいるのだ。
最近、金の信長像を岐阜駅に据え、
金華山の麓で信長の屋敷を発掘するなど、
岐阜は信長を観光の目玉にしている。
だが、絵本の主人公ルドルフだって
立派な観光大使になれる、そう信じている。
子ども達が見ていたテレビ絵本、
youtubeで見られるので、是非ご覧になって下さい。
ルドルフとイッパイアッテナ