肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

そこは本物を使ってほしい。

2015-11-13 15:39:31 | 子供の話題
娘の中学で調理実習があった時の話。

その日のメニューは「豚肉の生姜焼き」で、
材料は全て先生が揃えてくれたのだが、
生姜焼きに使うショウガが、
チューブ入りのやつだったのだ。

時間内に調理を終わらせなければならないから
というのが理由らしいが、
学校の調理実習って、基本を学ぶ格好の場所だ。
そこはちゃんと生のショウガを使ってほしかった!

ショウガの皮はできるだけ薄く剥いたほうが香りがよいし、
おろし金で卸すときは、繊維を断ち切るようにしないと
筋が残ってしまう・・・・
などということを身をもって覚えてほしいのに。

それより何よりチューブ入りの使ったら、味が全然違うから。


娘は試食の時に
「うーん、化学の味・・・・。」
とつぶやいたそうだ。


チューブの使っても、他の友達はなーんにも反応しなかったらしいが、
今は生姜焼きにチューブ入りのショウガを使うのが普通なのだろうか。

だめんずセンサー

2015-02-09 15:28:00 | 子供の話題
幼い子供の中には、
周りの大人がびっくりするような「才能」や「特技」を持っている子が少なくない。

例えば、
電車の名前を全部言えるとか、
sixth senseで見えないものが見えちゃうとか。(怖っ!)
でもって、「うちの子神童だわ~」
と親ばかモード全開になるものの、
幼稚園や小学校に入るまでに
それらの「才能」は大抵自然消滅してしまい、
気が付けば普通の子供になってしまうものだ。

我が家の娘の場合、
それは「才能」と呼べるものではなくて
幼児特有の「人見知り」という類のものだった。

ロンドン時代、
週末によくホームパーティを開き、
お客様をお呼びすることがあった。

1歳になるかならないかの子供って
女性には懐くけど、男性はダメ、
特に眼鏡なんかしてる人が部屋に入っただけで泣く、
ってことがあるが、
娘は愛想のいいほうで、
どんな人にも抱っこされてニコニコしている、そんな子供だった。

ところが、お客様の中で一人だけ、
どうしても近くに寄らない人がいた。
それは駐在員仲間のA氏。

A氏は既婚者で、
俳優の谷原章介を残念にしたような、
とはいうものの一般人にしてみればイケメン。
けれど、娘は頑として抱っこされるのを拒否した。

A氏としても、
折角招かれたのに顔を見るだけで泣かれるのは忍びないようで
なんとかして娘の機嫌をとろうと、
精一杯の笑顔を見せたり
金ぴかのロレックスで釣ってみたりしてみるのだが、
娘は体全身でA氏を拒否。
脇の下に手を入れられようものなら、
唯一覚えた片言英語「No~!No!」を発し、
母親のほうへ逃げてくる。

一度だけならただの人見知りだと済ませられたのだが、
後日、というか、そのあと何度A氏が我が家を訪れても
娘は彼を受け入れなかった。


これにはA氏も苦笑い。
他のお客様も
「お前、なんかやましいことあるんちゃうか?(笑)」
とか
「やっぱ、穢れのない幼子には分かるんだよ。やばいことしてる奴ってことが。(笑笑)」
と、囃し立てた。

数年後、風の噂に聞いたところによると、
A氏はなんと、取引先の女性とドロドロの関係に陥った・・・・のだそうだ。

笑えない。



それから10年。
小さいと思っていた娘も中学生になり、
一丁前の口をきくようになった。

先日、夫と私と娘でタブレットの中に入れた写真を眺めていた時のことだ。

夫が所属するサークル仲間10人くらいで写っているのスナップ写真を見て
娘が突然声を上げた。

「お母さん、私、この人危ない人だと思う。」
そう言ってその中の一人を指さした。

ウッドデッキに寄りかかっているその人は
夫よりちょっと年上のB氏。

その言葉を聞いた瞬間、
夫も私も凍りついた。

なぜなら、B氏もA氏と同じく
「不○は文化」を地で行くだめんずだったからだ。

娘よ、君は幼いころの才能をずっと持ち続けていたのだね。

笑えない、いや全く。


これからもこのだめんずセンサーを失うことなく成長しておくれ。

ただ、自分のこととなるとセンサー効かなくなるのが、
なのだが・・・・。











女の子ってコワい

2014-03-14 15:29:15 | 子供の話題
ちび姫から聞いたクラスメート女子のいざこざの話。

AちゃんとBちゃんは小学校低学年のころからの仲良し二人組。

同じクラスの今も、登校してから下校するまで

ほとんど一緒に過ごしている。

また、仲良しの証として

毎日お手紙交換をしている。

のだそうだ。


ずっと一緒ってさぁ、ありえなくない?

「だってそうなんだもん。うちら、あの二人とは時々しか遊ばんし。」

お手紙も毎日なの?

「そうそう、ママの携帯使ってLINEもやってるんだって。」

そんな大好き二人組だが、
最近険悪なムードになってきているのだそうだ。


きっかけは、Aちゃんがたまたまグループの子たちと親しげにしゃべっていたことらしい。

同じグループの子なんだもの、
授業のときはもちろん、休み時間だって雑談することもあるだろう。

ところがBちゃんはそれが許せなかった。

ある日のお手紙の中にBちゃんはこんな風に書いてきた。

「この頃、グループで仲よさそうだね。」

これにはAちゃんびっくり。

「だってグループの子だよ。」

「あのさ、Aちゃん。私が○○君のこと好きなの知ってるよね。
知ってて○○君と楽しそうに話してるじゃん。それ、おかしくない?」

「え?じゃ、しゃべんなきゃいいの?」

Aちゃんはお手紙にそう書いて返した。

するとBちゃんがブチ切れた。

「はぁ?何もそんなこと言ってないし!
ただ、親友だったらもっと私のこと大事にしてよねってことなんだけど。」


それからというものの、お手紙でもLINEでも
BちゃんはAちゃんのことを責めてくるのだそうだ。

もうお手紙交換なんかやめようよ、
と伝えても
翌日にはニコニコ笑いながら
「はい、今日のお手紙。」
と渡してくるBちゃん。

でもその内容はいつもひどいもの。

LINEのほうでもネチネチ攻撃してくる。
返信しないと
「なんで返してくれないの?それでも友達?」
と倍返し。(ちょい古ですね)


Aちゃんはすっかり参ってしまい
ちび姫達に相談した。

ずっと一緒の仲良しコンビだと思っていたAちゃんBちゃんが
そんなことになってるなんて!

ちび姫達は驚きを隠せない。

泣きじゃくるAちゃんに
「もう、手紙もLINEも止めちゃいなよ。」
「そうだよ、そんなこと言うなんて親友なんかじゃないよ。」
と慰めた。

彼女たちのアドバイスを受け、
Aちゃんはすこし元気になったそうだが...

お手紙はいまだに続いているし、
二人は学校でずっと一緒に過ごしているそうだ。

きゃー、コワいよ~~~



女子の会話

2013-11-21 15:59:06 | 子供の話題
「私、女子に生まれたこと、人生で初めて後悔した。」

な・なぬなぬ~~?

ちび姫ちゃん、それは穏やかじゃないね。
一体どうした?


「実はね、同じ学年の女子のことなんだけど、
表と裏があまりにも違うので、なんか怖ーいって思ったの。」

そして、こんな話をしてくれた。


KちゃんとAちゃんは同じ子ども会でとても仲良し。

ママ同士も仲が良く、
いつも一緒に遊ぶ仲だ。

Kちゃんママは子煩悩な人で(ちび姫に言わせると過保護・・・なのだそうだ。)
Kちゃんが修学旅行に出かけるとき、
お見送りで大泣きしていたほどだ。


「Kちゃんのママは
Kちゃんのことが大好きで、
ホントに大事にしてるの。

Kちゃんがなんかされたとか、からかわれたとか聞くと、
些細なことでもやった本人に問い詰めるの。

それはわかるんだけど、
Kちゃんは時々、事実と違うことっていうか、
自分に有利なようにママに訴えるの。

例えば、仲良しのAちゃんと
ほんのちょっと言い争いをしても、
KちゃんはAちゃんだけが悪いようにママに告げ口するんだ。

それをきいたKちゃんママは、
Aちゃんをとっ捕まえて、
「Aちゃん、うちのKちゃんにこんなこと言ったんだって?」
と、文句を言いに来るの。

Aちゃんからすれば、
「はぁ?あたしそんなこと言ってないし。」
と、反論もしたいんだけど、
大人相手だとそれもできないし、
いつも悔しい思いをしてるんだって。
それで、最近はKちゃんの傍にいないように、なるべく距離を置いてるって。

ところが、この間私たちが遊んでたら
たまたまKちゃんが通りかかって
「あ、Aちゃん~~~!」
って、親しげに手を振ってきたんだよ。

私たちギョッとして、
「これどうなるんだろ?」
と、二人を見比べたわ。

そしたらね、Aちゃん、
今までと同じように
「Kちゃん~~~元気~~?」
って、笑顔で返事したんだよ。

ママ、女子って怖すぎ。

そ、そうだね。
これからもそんな感じで女子関係は続いていくんだろうか。
でも、どんな時も、ママはあなたの味方だから安心して。

母親の勘

2013-11-14 15:48:10 | 子供の話題
元同僚ママ友から聞いた話。

彼女には大学生になる息子さんがいて、現在関西で下宿している。
付き合っていたガールフレンドと遠距離恋愛中だったが、
最近別れたのだという。

中学のころからの付き合いだというから、相当長い。
お互いの家も行き来してたし、
もうこの流れだと、結婚してもいいかもね、
なんて、彼女は冗談めいて話していたのだが、
一つだけ気になることがあったのだという。

それは、

かわい過ぎる。

こと。


かわいいならいいやん、かわいくていい子なら全然問題ないじゃん。


確かに、息子にはもったいないくらいの娘さんでね、
雨の中でも自転車で会いに来てくれるぐらい、ホントに一生懸命な子なの。
大学に進学してからも、連休には必ず飛んで行って会ってたみたいだし。


でも、彼女にはそのかわいさが危うく感じられたのだという。

というのも、
バイト先の先輩に言い寄られているという話を2,3度聞き、
ああこれは、ひょっとするとひょっとするかも、
と不安を感じていたそうだ。

夏休みの終わりころ、
ガールフレンドは週末を利用して息子さんに会いに行った。
突然現れたことに驚きつつ、
遠くまで来てくれたことに感動して
二人の大切な時間を過ごしたのだという。
↑えーっといわゆる大人の階段上るってやつですかね・・・・・(滝汗)

ところがその後すぐに
信じられないメールが来た。

「ごめん、別れてほしい。」


う・そ・だ・ろ?

嘘だろこれ・・・・・。


「やっぱり○○先輩のほうが好き。」


というわけで、
大人の階段、上っていきなり外されてしまったのだ。



「なんかさ、二股かけられてたみたいなのよね。
頭に来るのは、一体何のために会いに行ったのかってことよ。
そこまで覚悟して会いに行って、先輩のほうになびくって、
最初から息子とそっちを比べるためだったんじゃないかしらって
疑いたくもなるわ。」

と、彼女はとても悲しそうに話していた。


そんな女の子ならさぁ、
きっと上手くいかなかったよ。
別れて正解だったんじゃない?

と、慰めにもならない言葉をかけるしかなかった。


初恋がこんな形で終わってしまい、
息子さんがトラウマにならないといいけど、と願うばかりだ。


なんて、人の息子さんの心配してる場合じゃないのだ。
うちの男子は、彼女いない歴=生きている年数ですので、
どこかで救済処置を取らねばならぬと、
真剣に思い始めている。

末はお笑い芸人か・・・・・

2013-10-29 15:15:43 | 子供の話題
我が家の菜園で育てている落花生が収穫の時期を迎えた。

落花生といえば千葉の名産だが
我が家は岐阜県なのに、ここ数年落花生を栽培している。

苗を植え付けておけば、あとは放置しておけばよい。
サツマイモのようにどんどん地面に広がっていくので、
草取りなどもそんなにしなくてよい、手間のかからない作物である。
が、落花生の名の通り、花が落ちて実が生るため、
落花したツルが地中に入り込んだ後に注意が必要だ。

なぜなら、
地上からはカラスが実を突っつき出すし、
地下ではモグラちゃんがトンネルを縦横無尽に掘り進めるからだ。

鳥よけネットをかけ、モグラ駆除剤を撒くものの、
全体の約20%くらいは被害にあっているような気がする。


先日、お天気が良かったので
ちび姫も連れていき、一気に収穫することにした。

私が株元に一鍬入れ、
ちび姫がそれを抜き取ると、
たわわに実った落花生が土の中から顔を出す。

「うわーママこれすごいよ!」
株を持ち上げ歓声を上げるちび姫。

だがこれで終わりではない。
ツルから外れた落花生がまだまだ地中に埋まっている。
備中鍬で周辺を掘り起こしながら
バラバラに散らばったのを拾い集めなければならない。

せっかく見つけた!と思っても、
裏向けたら半分食べられてるのもあって
なかなか完全な形のものを見つけるのは難しい。

私の傍らで同じように落花生探しをしていたちび姫が
土に向かって何か語りかけているのが聞こえてきた。

「モグラに食べられちゃったんだね。
ごめんよ。もっと早く見つけてあげればよかった。
ああ!お前は無事だったのか。よく生き残ったな。
なに?まだ仲間がいるのか?よし、今助け出してやるぞ。」

その芝居がかった言い方に、
思わず腹筋が緩み、鍬を持つ手の力が抜けてしまった。

ちび姫ちゃん、面白すぎ。
ダメだ、おなかに力が入らない。

「ママ、大丈夫?」

大丈夫、大丈夫。
さ、もう少し頑張ろう。


そうしてしばらくまた作業をしていたが、
いたずらっ子ちゃんはそれだけでは終わらない。

今度は掘った穴に向かって大声でこう叫んだのだ。

「ブラジルの人聞こえますか~?」

これにはもう、ヘニャヘニャと座り込むしかなかった。

あかん、お腹に力が入らへんよ~~~。

それにしても君のそのセンス、どこから来たんだろうね~?(笑)


ちなみに本家のギャグはこちら


サバンナ 八木真澄

新幹線にまつわるエトセトラ

2013-09-18 15:49:38 | 子供の話題
独り立ちしたとは言え、
まだまだ子どものやることが心配で
子離れできない親がここに。

今日はそんなお話。


東京でアパート暮らしをしている二人の息子。

基本的に彼らからメールが来ることはない。

いつもこっちから働きかける
それに対して反応が帰って来る、という状態だ。


ネットで見かけた面白画像。
話題になっているニュース。
地元の誰某の噂話。
家族(主にちび姫)の面白エピソード。

それらをLINEで送るのだが、
すぐに返事をよこすのは次男
長男はたいてい無視。
辛うじて「既読」サインが出るので読んでいることは分かる、という程度だ。

そんな一方通行の関係(恋愛か?)ではあるが
極々たまに向こうからメールが来ると
一体何事?
と逆に心配してしまう。


先日も、関西方面へ部活の遠征へ出かけた次男から

新幹線の切符落としたらどうすればいい?

という仰天メールが飛んできた。


新幹線の切符をパンツのポケットに入れて
洗濯機でぐるぐる回しちゃったのはだが、前記事こちら
この人はなんと落としてしまったと!

ちょっと今どこにいるの?

東京駅。新幹線の改札抜けようとして切符ないことに気づいた。

ってことは駅構内?

駅構内。

改札通ったあと、切符どこに入れたの?

覚えてない。寝ちゃったから。多分手に持ってて落とした。


うーん。こういう時は、

知恵袋様よ!

急いで検索するとあったあった。

<新幹線の切符を紛失した場合。>

①基本的に全額買いなおし。

②再発行の切符に再発行の印を押してもらう。

③後日紛失した切符が出てきたら210円の手数料を払って返金可能。

内容をコピペしてLINEに貼り付け送ってやる。

了解。ありがとう。



了解って返事来たけど。
あの子、お金あるのかしら?

ここで電話してみる。

「もしもし、お金持ってるの?」

「一応ある。」


よかった~。
実は少し前に遠征費用の足しにと、
仕送り外の入金をしておいたのだ。


それにしても、切符失くすとエライ出費なんだ。

近い将来、紙媒体の切符ではなく、
電子マネー方式の「MY新幹線SUICA」か
手を翳して改札通り抜けるとか、
そういうシステムが開発されるといいな。
そうすればおっちょこちょいのわが息子達でも
安心できる。

っていうか、その前に
二人とも新幹線でやらかし過ぎでしょ!

ドリルのノルマ

2013-07-03 14:17:16 | 子供の話題
夏休みが近づくと、
心がウキウキしてくる小学生。

だが、その前に、
「ドリルのノルマ」が課せられ、
ウキウキ気分どころじゃなくなるのをご存知だろうか?


○日までにドリルを最低2回(先生によっては3回)やり終えること。

7月になり、
ある日いきなり期限が告げられる。

ある日いきなりと書くと、
まあなんて酷い!って思われそうだが、
ここは先生を弁護しないといけない。

なぜなら、
期限は決してある日いきなり告げられるのではないからだ。
先生はそれまでに何度も
「期日は○日ですよ~。」
と、伝えている。

それにもかかわらず、サボって溜め込んでしまった子が
どうしよう~~~と、パニックになるだけなのだ。

要するに、
ちゃんとやってる子は、
動じることなく提出できちゃうってわけ。

これ、毎年、いや毎学期のように繰り広げられる光景なんだが、
ちび姫、君、少しは学習しようよ。

先生が毎日出す宿題は、
最低限なの。
最低限のことしかやらないと、どうなるかわかる?
自主勉強で先に進んでおかないと
学期の終わりに泣くことになるって
何度も経験したじゃない。

今学期もまた溜め込んだねぇ~。
土日で○○ページやり終えなきゃって?

ひたすら頑張れ。

というわけで、
先週末、大好きなスポーツクラブの練習も休んで
○○ページやり遂げたちび姫なのであった。

そんなサボリっ子ちゃんであるが、
やってる最中一度も音を上げなかったのには驚いた。

いつもだったら、
「もうダメ~絶対出来ない~!」と、
周りに八つ当たりして
こっちまで被害を被るわけだが、
今回は、
「最後までやるから!」(キリっ)
と、根性見せたのは偉い。

成長した証だね。

あ、でも、
来学期は期限までに終われるよう頼んます。

ちび姫のたたき梅きゅうり

2013-06-25 15:48:19 | 子供の話題
家庭菜園で野菜を作る醍醐味とは何だろう。

旬のものが新鮮なうちに採れる。
出来る限り無農薬で安全な野菜が栽培できる。
市場に出回っていない珍しい品種に挑戦できる。
友人知人におすそ分け出来る。

挙げればきりがないが、
人それぞれの楽しみ方があるだろう。

そんな中、
これもまた野菜作りの楽しみの一つに加えてもいい、
そう思える出来事があった。






夏野菜の定番といえばキュウリ
中でも特に気に入っているのが四葉キュウリだ。

以前にも紹介したがこちら
ブルームと呼ばれる白い粉が吹きでて、
イボイボがたくさんある品種である。

皮は柔らかく非常に傷みやすい。
加えて、イボの突起でキュウリ同士が擦れてしまう。
輸送途中や陳列の段階で商品価値が下がってしまっては
販売する側からしても、あまり魅力ある商品だとは言えないだろう。
ということで、市場にはほとんど出回っていないのが現状だ。

だが、家庭で栽培すれば、
運ぶだの並べるだの、そんな手間は関係ない。
採ってきてすぐ食べれば済む話だ。

というわけで、毎年四葉キュウリの苗を買って植えつけている。

6月の半ば頃から、
ぼちぼち収穫できるようになってきた。

程よく冷やして塩かけてがぶり、
というのが一番おいしい食べ方だが、
我が家では麺棒で叩いてしなっとさせてから
塩昆布をかけたり
しょうがとごま油を効かせた中華ドレッシングをかけたりして
夏の味覚を楽しんでいる。

先日、たくさん採れたキュウリを目の前にして、
ちび姫がこう言った。

「ママ、今日は私がキュウリのお料理作るね。」

慣れた手つきでまな板を出すと
麺棒と包丁を使って、ガンガン・トントンやり始めた。

「ママは手を出さないで。私が味付けも全部やるんだから。」

待つこと数分。

きれいに盛り付けられたのがこちら。







梅の酸味が爽やかな、
夏の一品が出来上がりました。


ちび姫、6年生ながら、
収穫した野菜で料理のイメージを膨らませたのだなぁ。

旬の味を楽しむ心が
娘に伝わっていくこと。
これもまた、野菜を作る楽しみの一つだと実感した一日であった。

ちび姫が新品の靴下に穴を開けてしまった件

2013-06-20 16:04:43 | 子供の話題
「コップ落とさないよう気をつけて持ってね。」
と、忠告した時に限って
躓いてガッシャーン、床が牛乳だらけに・・・・・
というのは、子育て中にはよく経験することである。

小学生ぐらいになるとさすがに頻度は少なくはなってくるが、
それでも稀に、誰のせいでもない自分が原因で
失敗をしてしまうこともある。

昨日のちび姫がまさにこのパターンだった。



6年生としては小柄なほうではあるが、
最近足のサイズがどんどん大きくなっているちび姫。

今まで履いていた靴下は
どれも小さくなってしまった。

中には履き古してゴムの部分がすっかり伸びきってしまったものもあり
これはもう新しいものを買わなくちゃ、と思っていたところだった。

お洒落にも気を使うお年頃だ。
長男や次男の時のように、
親が勝手に買ってしまうのはNG。
ショッピングモールに出向き、
自分の趣味に合ったものを選ばせないと、
「こんなのやだ!」
ということになってしまう。

先日も靴下売り場であれこれ悩んだ挙句、
お気に入りの靴下を何足か購入。

タンスの中にしまおうと、
タグをはずす時に悲劇は起こった。

ちび姫ちゃん、ハサミで値札取ろう。
生地を切らないように気をつけて・・・・。

と、言い終わらないうちに、

「あ!」

彼女の手が一瞬止まった。

「ママ、どうしよう~?」

つま先先端は無残にも、
L字に切れてしまっている。

ショックのあとにやってくるのは
イライラを抑えきれない衝動。

劇おこブンブン丸に変化したちび姫は
部屋にこもってモノに当り散らしている。

あはは、懐かしいわ。この怒りんぼモード。
お兄ちゃん譲りだこと。
そういうところって、やっぱり兄弟妹なのだなぁ~。

こうなってしまっては、
何を言ってもダメ。
ほとぼりが冷めるまで待つしかない。

さて、一方で靴下をなんとかしなきゃね。
まだ一度も履いていないんだし、
捨てるのは勿体ないわ。
繕ったら履けるでしょう。

そこで買い物に出かけた折、手芸店に寄り、
穴をふさぐのに丁度よいアイロンプリントを買ってきた。

木綿糸で穴をふさぐと、
アイロンでギューっと20秒一押し。
念のため縁も糸かがりしておいた。




出来上がりをそっと差し出すと、
バツ悪そうに小さな声で「ごめんなさい。」
と謝るちび姫。


ちび姫ちゃん、短気は損気なのよ。

感情を爆発させたい気持ちは分かるけど、
だんだん大人になるうちに、
上手にコントロール出来るようになるといいね。
まだまだ無理だろうけど。