肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

下克上~3年生をやっつけろ 全校球技大会③

2009-06-01 12:27:12 | Weblog
去年の雪辱をはらすために、
2年生になった私たちは
「打倒3年生!」を目指し、チーム編成から練り始めます。

総合優勝は無理にしても、
3年生チームを負かして一矢報いたい、
せめて、種目別の優勝は勝ち取りたい!
というのが2年生の目標なのです。

うちのクラスの作戦はこうでした。

①肉弾戦では不利なハンドボールとバスケットボールは捨てる。
体と体がぶつかり合うこういう競技は、3年生が圧倒的に有利。
だから、この二つには人材を投入しない。

②そのかわりにバレーボールを強化する。
ネットで仕切られてプレーするバレーボールなら大丈夫。
中学の経験者、
他の部活で運動能力の高い人、
ブロック要員として、とりあえず背の高い人、
を集め、
男子ドリームチームを作る。

③練習にはバレーボール部員を「顧問」として置き、
アドバイスをする。



作戦は見事成功!
予選リーグでは順当に勝ち、
決勝トーナメントに進みました。

予選と違って、
決勝リーグは上級生チームとの連戦に次ぐ連戦。

「下の奴らには負けるわけにはいかない!」
3年も必死で闘ってくるので、
どの試合も壮絶なゲームになります。

選手達の疲労もピークに。

1試合終わるごとに、
攣った足を伸ばしたり、ストレッチしたり、
みんな必死で体のケアをしています。

女子といえば・・・・
今年も3年生に負けてしまったけど、
自分のクラスの男子ドリームチームを
コートサイドで「キャー」「頑張って~!」「ファイト!」とか黄色い声を出して、
応援するのでした。

ハーフタイムには、
痛んだ体をケアする彼らを
顔の前で手を組みながら心配そうに見守ります。


そして決勝では3年生理系男子クラス(←他記事にて説明)
との死闘の末に
見事優勝~!


総合成績でも2年生ながら上位にくい込んだのでした。

3年生チームに勝った2年生チーム。
それはまるで
ウィンブルドンで優勝した17歳のボリス・ベッカー(←例えが古い!)
オリンピックで金メダルを取った岩崎恭子
今の時代だと、プロツアーで優勝した石川遼
のように、1,2年生ののヒーローとして、賞賛されるのでした。(ただし、その日一日だけ)


それにしても、コートサイドで応援する私たち女子は
尋常じゃなかったわ~
優勝が決まった瞬間、
誰彼構わず隣の子と抱き合って
「キャー!」って言いながら、飛び上がって喜んだりしたけど・・・・
今から思うと、アハハハ・・・・結構恥ずかしい光景でありまする。


続く