肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

ロンドンにて  ⑨ ゴルフ編

2006-11-30 20:28:50 | 生活
ミュージカルを見て夜更かしをしているはずなのに
次の日、木曜日はなんとオックスフォードまで出掛けてゴルフの予定。



The Oxfordshire Golf Club
初めて回るコースです。

ロンドンにいた頃、
ちび姫を預かってもらう機会があるときだけ、
ゴルフをやることができました。
練習も満足にやってないので
スコアはひどいものなんですが、
緑の芝生の上で、青い空に小さなボールが飛んでいくのを見て、
あ~気持ちいい~と、思ったものでした。

今回は11月中旬ということで
ゴルフをやるにはあまりよい季節ではありませんが
それでもやれるだけ幸せです。

そのためにちゃんとゴルフバッグを残してきたんですから!

さて当日、朝起きて(といっても、この季節イギリスはまっ暗なんですが・・・・)
が~ん。雨。
嫌だよ~雨の中のゴルフ~やりたくない~
でも、もうこの日しかないし、やるっきゃない。

まだ暗い中、オックスフォードまで車を走らせました。

変わりやすいイギリスの天気を当てにして、
晴れてくれないかな~という虚しい期待をしてみましたが、それも外れ、
開始時間になっても雨は止む気配もありません。



最悪の状態でプレーすることになりました。

1年振りにやるゴルフは
それはゴルフとは呼べないほどの酷いもので、
前半を終えたスコアは
タイガー・ウッズが18ホール終えたスコアとほぼ同じ。
と言えば、皆さん分かっていただけるでしょうか。

後半は雨も止みましたが、
とにかく、置いてきぼりにされないように
ひたすら打ち続けるゴルフとなりました。
1年のブランクがある中で
ホールアウトしたこと、
そして、なんとかドライバーショットが真っ直ぐ遠くへ飛んだこと、
それだけを、自分で褒めたい気分でした。
疲れたー。でも楽しかった。

ここ、オックスフォードシャー・ゴルフ・クラブには
日本式のお風呂があるんです。
冷え切った身体を温かい浴槽で温めて
良い気分になりました。
プレーのあとは冷たいビールで乾杯。

それにしても、
プレーしている時は寒くてヒーヒー言ってたのに
お風呂に入ってからだが暖まったら、冷たいビールがおいしい・・・だなんて、
滅茶苦茶ですね。

さて、帰りのドライブです。
モーターウェイを走ってます。



静止画像ですが
これで150km/h出てます。
夫がこのスピードで走っても、
前の車に追いつかないので
みんなこれくらい出してるってことですよね。








ロンドンにて  ⑧ ミュージカル編

2006-11-29 20:43:05 | 生活
ロンドンに来たときはミュージカルに連れて行ってね。
と夫に頼んでいました。

彼がチケットを取ってくれたのは
Les Miserables

飲茶をした水曜日の夜に出掛けました。

時差ぼけがまだ続いていたので、
前半途中で何度も寝てしまい、
そのたびに隣の夫が足で突付いて起こしてくれました。

後半は感動的なシーンが多かったので
寝ないで見ることができました。
登場人物が亡くなる場面が多く、
何度も泣いてしまいました。

ファンテーヌ役の女優さん<が、
去年7月にMamma Miaを見たときのソフィー役にそっくりだったので
もしかして同じ人かも・・・・と思い、
帰国後ネットで調べたら、Bingo!
Sophia Ragavelasという方でした。
何だか得した気分

しかし、いつも思うことなんですけど、
ロンドンにはたくさんのシアターがあって、
ミュージカルもお芝居も
その殆どが連日満員です。
人気の演目は、1年先まで予約が取れないらしいです。
ビジネスとしてちゃんと成り立っているのが素晴らしいことだと感じます。

そして、その舞台を目指して
子どもの頃から、ダンス&ドラマ&歌のレッスンをしている人がいっぱいいるんですよね。
生の舞台を見て、憧れて、自分もやってみたいと思う・・・・
ごく自然なことです。

エンターテイメントを支える土壌が
この国にはしっかり根付いている・・・・・
そんな風に感じました。


ちなみに、11月初旬から「Sound of music」が上演されて、
大人気の様子だと、テレビのニュースでやってました。




ロンドンにて ⑦ 飲茶編

2006-11-28 22:09:49 | 生活
3日目、水曜日。
この日はLondon徒然草のばくさんをはじめ上二人の息子関係のママ友達と
St.John's WoodのLoyal China で飲茶をする予定になっていました。

うちの家族はここで飲茶をするのが大好きで
昨年、帰国する当日のお昼ご飯も「ここがいい!」と
息子たちがリクエストしたくらいです。

今回私が「Royal China で食べてきたよ。」
と言うと、
「いいな~お母さんだけずるい!」
と、文句を言っていました。

お店の前の駐車場が混むので
12時開店と同時に入ろうと早めに出かけました。

お友達の一人がメニューに詳しくて
お任せでいただいたものは・・・・
(メニューの名前が詳しく思い出せないのですみません。)



叉焼の焼きパイ



さつま揚げのようなもの



大根餅(左)と
ニラと海老をサクサクの生地で包んであげたもの



ホタテ貝柱の腸粉



海老蒸餃子



ニラたっぷりの蒸餃子
(画像で分かります?湯気が出てます。)



四角い形の焼き餃子のようなもの



中華粽



これだけ食べてお腹がいっぱいなはずのに!
デザートは絶対必要なんです!



私が食べたのは
マンゴープリン。
他の方は、杏仁豆腐やタピオカ入りココナツミルクを食べてました。



ばくさんちのピップくんです。
熱烈歓迎してくれましたよ。かわいい~!

ロンドンにて  ⑥ Harrods編

2006-11-27 19:27:27 | 生活
近所の友達と午前中いっぱいおしゃべりしたあと、
午後は、Harrodsというデパートへ出掛けました。

ロンドンに住んでいた頃は
ちび姫が小さかったこともあり、
ロンドン中心部へは殆ど行ったことがありませんでした。
ですから、今回一人で買い物に出掛けられるのは
な~んて自由でいいんでしょう!
と、感じました。

ハロッズで最初にしたことは・・・・・軽めの食事。
お昼ごはんを食べずに地下鉄に乗ってやってきたので
とにかくお腹がぺこぺこ。
何でもいいから食べたいと、
デパートの中をうろうろ歩き回って、
クレープ・カフェを見つけました。

注文したのは



ワイルドマッシュルームとベーコンのクレープ&白ワイン
なかなかおいしかったです。

さてここで、
レストランなどでよく見るソルト&ペッパー・ミルに関して、
夫が教えてくれた話を一つ。



フランスの有名車メーカーの「プジョー」はご存知ですね。
じつは、このプジョー、最初は粉挽きメーカーとしてスタートしたんです。
小麦を挽き器、コーヒーミル、ソルト&ペッパー・ミルなどを作っていました。
その後、いろんな部品や機械を作るようになり、
のちに車メーカーとして発展していったんだそうです。

ミルの裏をひっくり返すと、PEUGEOT の文字が刻まれていますよ。

パリのPEUGEOTショールームには
今もソルト&ペッパー・ミルが売っているそうです。

プジョーの歴史のweb

ちなみにこのクレープ・カフェのも
PEUGEOT製でした。

さて、食事のあと、
義母に頼まれていた、ハロッズのビニール製バッグを買いました。

しかしここで思わぬハプニングが。
一年前私がまだロンドンにいた頃、
カードで買い物する時は、「サイン」でOKでした。
しかし、その頃から「PIN CODE」(暗証番号)での買い物が主流になったようで
あとで友達に聞いたら、
今ではもう殆どが PIN CODE 入力なんだそうです。

日本でクレジットカードで買い物する時は
まだ「サイン」で大丈夫ですよね。
銀行のキャッシュカードの番号は覚えているけど、
クレジットカードの暗証番号って覚えてない・・・・。(不覚にも。)

ハロッズの支払いカウンターで
「PIN CODE を覚えていないから、サインで。」
と頼み、カードの読み取りをしてもらったら、
「すみません、読み取り不能です。」
と言われてしまいました。

仕方がないので手持ちの現金で買うことに。

もう少し買い物するつもりだったけど、
カードが使えないんじゃ、ここに居ても仕方がありません。
あきらめて帰ることにしました。
情報収集不足でした。残念。



ロンドンにて⑤ 近所の友達編

2006-11-26 18:54:27 | 生活
2日目火曜日は、以前住んでいた通りの、
イギリス人の友達に会いに行きました。
日本から来て何もわからない私に
多くのことを教えてくれたのが彼女たちです。

ブログにも登場した
ちび姫と同い年の女の子がいるママ、Fさんと、
80歳代の女性Bさんです。

Fさんとは、お互いの娘を連れて公園に遊びに行ったり買い物に行ったりした仲で、
同じナーサリー(保育園)にも通わせていました。

Bさんはお隣ということで、
本当によくおしゃべりをしました。


4年間に話してくれた内容をまとめると、
こんな感じになります。

Bさんは波乱万丈の人生を送ってきた人で
生まれはかなり裕福、ベッドルームが20以上もある邸宅に住んでいたそうです。
(写真を見せてもらったことがあります。エリザベス女王にも間近で会ったことがあるそうです。)
学校で学んだ正統派のENGLISHを話すことが、彼女の自慢でもあります。


第二次世界大戦中は紅茶で有名なダージリン地方で学校に通い、
終戦後一度イギリスに戻ります。
セレブな生活を続けるも、
不幸にしてお父さんが事業に失敗し全財産を失ったため、
タイピストなどの仕事をして家計を助けたそうです。
若い頃は、ヨーロッパ中を車で飛ばして旅行するような活発なお嬢さんで、
一度目の結婚をハンガリー人として、オーストラリアに住み、
離婚してイギリスに戻ります。
その後、40歳過ぎに二度目の結婚をしたそうです。
その御主人とも8年前に死に別れました。

彼女は自分の人生を振り返って
「二番目の主人と出会えたことはとてもラッキーだった。
でも、再び自分の人生を送るとしたら
私は結婚をしないわ。
私、結婚には向いてないタイプなの。
I'm too independent.」

そう言い切る彼女は、颯爽として格好よかったです。

画像はFさんの車を待っている間に
フラット前の道で撮ったものです。
木の葉が黄色くなって落ち始めていました。






ロンドンにて ④ 買物編

2006-11-25 20:51:35 | 生活
スーパーに行って何を買ったかというと、
過密スケジュールに押しつぶされないよう、
2日目にして早くも、家族へのお土産を買ったのでした。

1ヶ月前に夫が買って来てくれたものがまだあったのですが、
それ以外に子供達が(いえ、私が)欲しいものを選びました。



Waitroseというスーパーの
「ジャム・サンドイッチ・クリーム・ビスケット」
いろんなスーパーが独自ブランドを出しているのですが、
食べ比べてここのが一番好きでした。



同じくWaitroseの
「カスタードクリーム・ビスケット」
やはりここのが好きでして・・・・。



ANNA'Sという会社のジンジャービスケット。
主人が買って来てくれたWaitroseのジンジャークッキーはカントリータイプの分厚いもの。
ANNA'Sのは薄くてちょっと上品な感じです。



Bahlsenという会社の
Messino
ソフトなビスケット生地にオレンジジャムとチョコレートがのった
聞くだけで甘そうな罪深い味のビスケットです。
この悪魔のような組み合わせに、家族全員(夫を除く)が虜になってしまいました。
Jaffa Cakes という名で他の会社も出していますが
ここのが一番おいしかったです。
誰か日本に輸入してくれないかしら?
ここに必ず買う家族がいるんですけど。



Lindt社のLindorというチョコレート。特に次男のお気に入り。



なんだか分からないけど、チョコレート・バーのバリューパック。
後日、品評会でもしてみますか。


ロンドンにて③ ランチ&お茶会編

2006-11-24 21:45:21 | 生活
午前中に一生懸命掃除をしたあとは、友達と出かけました。
子供が当時通っていた小学校のママ友達とパブでランチをしたのです。



左端が私です。

帰国した友達を含め、ロンドン時代の友達は皆、
「戦う同士」のように感じていました。

習慣の違う国での暮らしのなかで
分からないことや、悩んだり困ったりしたことを
親身になって相談にのってくれたのが
彼女達でした。

幼いチビ姫を預かってもらったときもあります。
学校のお迎えが間に合わない時は先に連れて帰ってくれたこともありました。
学校行事のお知らせも、うっかり忘れないようお互いに情報交換しました。
お稽古事の送り迎えも、順番に担当したりしました。
他にも色々あって、書ききれないほどです。

本当にお世話になりました。
「感謝」という簡単な一言では
気持ちを表せないくらいです。

久し振りに会って、大変だったあの頃のことを
懐かしく語りました。

そして、午後はまた違うグループの友達とお茶会を。



夫の会社同僚の方の奥様達です。
私の帰国後、夫が色々お世話になっていたので
お礼を言いたくて伺いました。
実はこちらのOさん宅は、「元我が家」なんです。
夫が単身になりこの家では広すぎるので
フラット(アパート)に引っ越しし、
引き継いで入ってもらったのです。
自分が住んでいた家に入れて、とても懐かしかったです。
Oさん、ありがとうございました。
抱っこされてるSさんのお子さんは
ちび姫より2歳年下で、
よく古着をもらって下さいました。
この日もちび姫お気に入りだった靴を履いてきてくれました。
Tちゃん、大事に使ってくれてありがとう。

夕方は夫とスーパーで買物。
何を買ったかは次回にupします。









ロンドンにて ② 掃除編

2006-11-23 20:36:34 | 生活
ロンドンんに来た私のミッションは

「掃除をすることと、引っ越しの準備をすること。」

遊びに来ただけではありませんよ。
(結果的には90%くらい遊んでました。スミマセン。)



ロンドンに着いた翌日の朝起きると、
外はなかなか良い天気でした。
時差ぼけで少し頭がふわふわしてますが
気分よく作業ができそうです。

夫を仕事に送り出したあと、
早速、部屋の掃除をしました。

Before→Afterのように画像を撮るか・・・・
とも思いましたが、
Afterの方だけお見せしますね。



まずは一番の難関だったバスルーム。
ライムスケール(石灰分)+カビの頑固な汚れを
二種類の洗剤で落としました。



そして2番目に厄介だったのがキッチン。
水周りはどうしてもライムスケールがこびり付くので
専用の洗剤で磨き上げました。
もちろん床の汚れもふき取りました。



雑然と物が置いてあった廊下を片付け掃除機をかけ、



リビングも寛げるようにしておきました。

帰ってきたとききれいになってる部屋を見て
喜んでくれるといいな・・・・と願いつつ、
友達との約束に出かけたのでした。


ロンドンにて①

2006-11-20 20:06:04 | 生活
たった5日間のロンドン滞在。

行きたいところ、
やりたいこと、
食べたいもの、
買いたいもの、
がたくさんあるし、
友達にも会いたい。

夫と過ごす時間は一番大切。

なのに今回は「私」の希望を優先させる形が多くなり、
彼の気持ちを踏みにじることにもなりました。
ごめんね。

引っ越しの準備やお掃除も
もっとしなければいけないのに
自分が遊ぶことばかり考えていました。

それでも、二人で過ごした時間は
最高に楽しかった~!
ありがとう。
またいつか来ようね!<無理ですか??

さて、帰国して当然のごとく「時差ぼけ」に悩まされています。
おまけに風邪でもないのに、関節痛と発熱に見舞われ、
体調が戻るまでもうしばらくかかりそうです。

私が留守中、
一番心配だったのはちび姫のことですが、
やんちゃを言うことなく、お利巧さんにしていたようです。
ただ、夜中にママを求めて立ち上がって泣いたことが一度あったそうです。
(そういうことを聞くと、かわいそうなことをした~と思います。)

上二人のデビル兄弟も、
私がいるときより、行いが良かったそうです。
(なんで??)

子供を置いて旅行できたのも、
義父母がいてくれたからです。
お二人には本当に感謝しています。
ありがとうございます。

夢のように楽しい時間はあっという間に過ぎ、
またいつもの日常が始まります。

しばらくは思い出に浸りながら
主婦業に専念することにいたしましょう。









ただいま!

2006-11-18 17:57:15 | Weblog
成田に到着。これから名古屋行きに乗ります。5日間のロンドン滞在でしたが、いっぱい楽しみました。私の我が儘を聞いて呼び寄せてくれ、色々連れて行ってくれた夫に、一番ありがとうと言いたいです。帰ってから、またゆっくり更新しますね。