肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

言い逃れの術

2011-12-28 11:00:22 | 子供の話題
浜田省吾の「マイホームタウン」という歌の中で

♪~ドアをひとつ閉ざすたび 窓をひとつ開けておく~♪

という歌詞が出てくる。こちら

大人の処世術を比喩しているとも取れる箇所だが、
うちの次男は正にこれを地でいく「言い逃れの天才」だ。

今日はそんなお話。

12月中頃に、ベトナムから夫が10日ほど帰ってきたのだが、
父親が家にいるだけで、勉強時間が3倍になるのは何故だ?(怒)


仕事を終えて家に帰ると、
次男が机に向かっている。

いつもとは違う光景に驚く。

その隣のパソコン席には夫が鎮座。

なるほどね。

夫は特に何か言うわけでもない。
存在そのものが、次男にとって脅威なのだ。

いいな~。


そんな幸せな日々も、長くは続かなかった。

夫の帰国直後から次男はまた元通り。

下校すると
まず携帯、
それからゲーム
続いてトイレ
その後パソコン

以後、携帯→ゲーム→トイレ→パソコン→携帯
という負のスパイラルに突入。

気が付いたら2時過ぎまで起きている始末だった。

なにやっとんじゃ~!

と、雷落とすと、

「この数日間の俺のストレスも分かってくれよ~
反動だよ、反動。」


先日も、一向に勉強しようとしないので、

何時から始めるの?

と、聞いてみた。

すると次男は

「4時までは始めない。」

と、ゲームから目を離さずに答えた。


そっか、それじゃあ。と
買い物に出かけ、戻ったのが5時。

次男、依然ゲーム中。

あのさ、4時からやるんじゃなかったの?

返ってきた答えは、

「俺、ちゃんと言ったよ。4時までは始めないって。4時からやるとは言ってないぞ。」


や、やられた~~~


♪~ドアをひとつ閉ざすたび 窓をひとつ開けておく~♪

それが君のやり方。
言い訳に保険掛けておく、言い逃れの術なのさ。


というわけで、これが今年最後の更新になると思います。
あとはツイッターでなんかつぶやいてるかも。

今年1年ご訪問下さり、ありがとうございました。
来年もまたマイペースでやっていきます。
皆様良いお年をお迎え下さい。






三人だけの夕食は

2011-12-21 13:32:42 | 料理
この日、義父母は所属サークルの忘年会でお出かけ。

夕食を食べるのは、
ちび姫、次男、私、の三人。

ラッキー。
三人だけだよ、三人!

あ、別に、料理作るのが嫌いって訳じゃないの。

そうじゃなくて、
このメンバーだと
シチューとかカレーライス、オムライスなんかの
単品ものでオッケーだからなのよ。

特に人気が高いのは、パスタ。

「今日、パスタだけどいい?」
「パスタ?やった
「パスタ?いいよ。」
ってことで、メニュー決定。

パスタなら手順も簡単。
ソース用と茹で用の鍋が二つ、
出来上がったら大皿にドーンと盛りつけて、
お互い好きなだけ取って食べる。
そうすれば洗い物も少なくて済むし。

それに、残ったらお弁当に少しお裾分けもできるしね。

「パスタ」、それは、
三人の利害関係が一致した
究極の手抜き料理なのだ。

手抜きとはいっても
ソースはちゃんと手作りする。
レトルトや瓶入りの市販品なんかを使った日にゃ、
味にうるさいが文句タラタラだから。

でもでも、どうしよう?
クリーム系にしようかな、
うーん、トマトソース系も捨てがたい。

ええぃ!こうなったら二種類作ってやる~~~!

そして出来上がったのがこちら↓↓↓



豚肉とナスのトマトソース(手前) と ゴルゴンゾーラソース(奥) の
リングイーネ。

トマトソースのほうは、
本来、ベーコンかパンチェッタを入れるのだろうけど、
三人ともあまり加工肉は好きじゃないので、豚肉で。
昨日食べた焼き肉の残り野菜(ナス、玉ねぎ、しいたけ)を投入。

ゴルゴンゾーラのほうは、
生クリームの中にゴルゴンゾーラチーズを入れ弱火で煮溶かし、軽く塩コショウしただけ。

買ったのは、



ディチェコ リングイネ【no.7】\198

西友 Great Valueの生クリーム \328

ゴルゴンゾーラチーズ \399

豚肉肩ローススライス \352

全て@西友

(トマト缶と野菜類は家にストックあり。)

締めて \1,277 也~~~

一人分500円以下だわ~。


 
そうそう、生クリームなんだけど、
最近よく買うのは、西友のPB Great Valueの生クリーム。
主成分「クリーム」だけの無添加なんです。

ケーキに使うホイップクリームのパッケージをよく見ると、
乳化剤や安定剤などが入っているものがあるんだけど、
これは厳密に言うと、クリームではなく「乳等を主要原料とする食品」。
クリームと呼べるものは、成分が「クリーム」だけのものなんです。

クリスマスが近くなり、
ホイップ用の小さなパックが店頭に並んでいると思うけど、
一度手にとってひっくり返してみて。
多くのものに乳化剤や安定剤が入っているのに気付くでしょう。

添加物が入ってると、確かに日持ちはする。
でも、味は絶対に無添加のほうがいいです。
それに、実際に泡立ててみると分かると思うけど
無添加のほうが、ピンと角が立つまでが早い気がします。

ただし、長期保存は無理。
クリームが分離して、バターみたいになっちゃうから。

西友ではGreat Valueの生クリームの他に、
タナハシ乳業のクリームも売っています。
そちらも無添加で、オススメです。







ウォーム・ビズ 今年のアイディアグッズ

2011-12-12 13:26:28 | 生活
寒がりの私にとって、事務所の寒さ対策は必死。

今の時期は、
灯油ストーブを焚き、
足元ヒーターをつけ、
膝にはフリースの膝掛けを、
床にはカーペットの切れ端を敷き、
背面の壁には断熱ボードをたてかけている。

こんな風にしても、
コンクリートにクッションフロアを敷いただけの事務所は底冷えがし、
足首がじんじんと痛くなってくる。
膝掛けを臑の辺りにグルグル巻きにしたり、
足元ヒーターにつま先をくっつけたりして、
なんとか暖まろうとする。
午前中の冷えを耐え抜き、
お昼頃になってやっと、
あ、温まってきたかな、という感じになるのだ。

そんなある日、テレビを見ていたら
こんな商品を紹介していた。

USBウォームブランケット 楽天サイト参照

パソコンのUSBポートにケーブルを差しこみ電源を入れると、
じ~んわりブランケットが温まるというもの。

しかも電気代が安い!

ドン・キホーテ柳ヶ瀬店で売ってたので、
即、買っちゃいました。1980円也~~~。



早速使い始めたけど、
ホント、気持ちいいです。

ヒーターみたいにがんがん温かくなるわけじゃなく、
ゆっくり、じわ~っていうのが快適です。
(とはいっても、くれぐれも低温火傷だけはお気をつけ下さいね。)


これで今年の寒さを乗り切ろうっと!

調べてみたら、USBを使ったあったかグッズ、
他にもいっぱいあるのね。面白い~!こちら


影響を受けやすい年頃ゆえ

2011-12-09 13:15:53 | 子供の話題
前回の記事で、
こんまり先生の片付け術をテレビで見るや否や、
自分の持ち物を整理整頓したちび姫の話をした。

娘は整理できたのに、母はどうなのよ?
と、皆様どうか突っ込まぬよう。

大人は持ってる物の数が違うのよ~~~。
と、図太く言い訳をしてみる。(汗)

実際の話、
ちび姫の持ち物は、
私のに比べてググッと少ないわけで、
取りかかるのも終わるのも早かった。

方や、母はというと、
以前、80年代のボディコン・ワンピースや肩パットがっしりのスーツなど、
過去の遺物をバッサリ処分した。
また、季節ごとの衣装の出し入れもしなくて済むよう
夏物・冬物を引出の段ごとに分けて入れた。
なので、衣類に関してはさし当たって「捨てる」ものはない。

ただ、引出の中は雑然としていて、開けた時の「ときめき感」が今一つで・・・・・。
まあ、こんまり流のたたみ方で入れ直せばOKかな。

あと、書類、思い出の品、写真に関しては
大きなてこ入れが必要だ。(大汗)

いやいや、私はまだマシなのよ。
問題なのは夫のほう。

結婚した頃は、私の方が衣装でも何でも多かった。
だが今は、収納スペースの7割が彼の物、と言っても過言ではない。

随分前に、捨てる・捨てない、で大論争になったことがあり、
それ以来二人の意見は平行線。
これはもう長期戦で戦うしかない、と覚悟を決めている。

いつか、家の中を「スッキリ」させ、
お気に入りのものに囲まれた「ときめき生活」を送るの夢を見るtenchanなのだ。

さて、前置きが長くなったが、
今日書こうと思ったのは全く別の話。

10歳の娘に即刻整理させちゃうくらい、
テレビの影響力ってすごい、ということ。

与える影響力が強いことが分かっているので、
親目線で「良い」と思われる番組を見せたいわけだが、
ゴールデンタイムにも結構際どいテーマが取り上げられることもあり、
「○○ってなあに?」
と、聞かれる度、四苦八苦しながら説明することもある。

かつて、一世を風靡した女性鑑定士が、
辛辣な切り口で芸能人を鑑定する
という番組があったのを覚えていらっしゃるだろうか。

鑑定士H女史は、
なるほど、「これは良い」ということも仰るが、
「ちょっと言い過ぎちゃう???」と思われるようなことも
発言なさったりして、
番組としては、その強烈な個性を前面に出すのが売りだったわけだが、
親としては、あまりにも偏った意見というものは見せたくなかった、
というのが本音だった。


芸能界きってのおしどり夫婦といわれる、谷隼人さんと松岡きっこさんが出演した時のことだ。

ご存じの通り、お二人には子供がいない。
そのお二人に対し、H女史は、

「外腹に子供を産ませ養子にして引き取りなさい。」

と、ぶったまビックリ仰天のアドバイスをした。

ちび姫が「外腹って何?」と、聞いたかどうかは覚えていないが、
いやはは、この現代社会において、お妾容認ですか?
公共の電波で流していいわけ?

涙を流すきっこさんを見ながら
これはアカンやろ~~~。と、その後の展開にハラハラ。

谷さんはきっこさんに寄り添い、
「大丈夫、大丈夫だから」
と、声を掛けていた。

するとH女史は、
「今の涙はね、あなたが流したんじゃない。

お姑さんが出てきて、涙を流させたんです。」

とこれまたぶったまビックリ仰天発言。

更に、
「でしょ、だから見なさい。あなたもうケロッとした顔している。」

と、追い打ちをかけていた。


調べてみたら、
この放送があったのは2006年のことらしい。

そんな前のことを何を今さら、と思われるかもしれないが、
ずーっと心に引っかかっていたことの一つで、
機会があったら記事にしたいと思っていた。
で、今回、
「テレビの及ぼす影響力」にかこつけて、掘り起こしてみた、というわけ。

tenchan意外と執念深い?ウフフ、そうかもよ~。(笑)

こんまり先生の片付け術

2011-12-05 14:24:52 | 子供の話題
先日の金スマで放映していた、こんまり先生こと近藤麻理恵先生の「片付け収納術」

金スマ大好きのちび姫が、食い入るように見ていた。

翌日、土曜日、
彼女は二階にある自分の整理ダンスの中身を全部出して
今着ているもの、これから着るもの

汚れたり小さくなったりして着られなくなったもの、
に分けた。

そして、
着るものだけ集めて
こんまり流たたみ方を実践。

1時間の格闘の後、ご覧のようにスッキリと片付けた。



引き出しの整頓が終わると、
今度は衣装ケース一杯にたまったガラクタおもちゃ類を
これまた仕分け。

ときめかないものには「今までありがとう。」といいながら
ギュッと抱きしめることも忘れない。

そして、ゴミ袋一枚分の不要品とサヨナラしたのだ。

片付け術の神髄が、10歳の子にもこのように伝わったのを目の当たりにし、
こんまり先生ってただ者ではないなぁ~と感激してしまった。

今まで、収納に関しては
雑誌で数え切れないほどの特集が組まれ、
“カリスマ”と呼ばれる指南者も登場してきた。

浅く仕入れた「収納術」を
見よう見まねで実践してきたが、
ちょっと気を許すと、また元通り、の繰り返し。
でも、こんまり流なら今までと違っていいかも~と大いに期待しちゃう。

先生のコンセプトは非常にシンプルだ。

モノを残す時の基準は、それを手にした時「ときめく」か「ときめかない」か。

高かった洋服、思い出の品、
いっぱいあるよね。
それを着る自分、使う様子を想像してみる。
そのとき、「あ、だめだ。」
と、感じたら→捨て。
でも、捨てる時は「今までありがとう。」とギュッと抱きしめてからゴミ袋に入れる。
全て自分の心が決めるから、後悔しないよね。

作業は「一気に・短期に・完璧に」終わらせること。

番組では、
女芸人たんぽぽの川村さんの部屋を
こんまり先生と一緒に片付けていったのだが、
まず、衣類を全て引っぱり出し、
「ときめく」か「ときめかない」で分別。
それから、本、書類、と続き、
最後は、思い出の品、写真を仕分けしていた。


仕分けが終わると次は収納。

こんまり流の衣類のたたみ方は、
箪笥の引出に入れた時、横幅が同じになるようにする。
参照

きちんと畳むと、衣類が「立つ」のだそうだ。

今まで自分も、自己流でセーターやTシャツを巻いたりしてしまっていた。
が、着る時に広げてみると、変に巻き跡が残ったりして、
かといって、ブティックのディスプレイみたいに美しく畳んで入れても、
下のものを出す時に上のを捏ね回すことになる。
で、結局、またいつものグチャグチャに戻って上手くいかなかったのだが、
これなら続けられそうだわ。

ちび姫の引出、今でもそのままの状態だよ。
がんばれ~。

いろいろ検索していて、このwebsiteが一番詳しく説明していると思いました。こちら

ちび姫の策略

2011-12-02 14:06:50 | 子供の話題
ある日のことだ。

仕事を終えて家に帰ると誰もいない。

義父は出かける用事があるのは知っていたが、
ちび姫が帰っていない。

この曜日はお稽古ごとがあるので、
帰宅後おやつを食べるとすぐに出かけることになっている。
それは彼女も知っているはず。

時計を見ると下校時刻はもうとっくに過ぎている。
なのに未だに帰ってこない。

近頃学校側は、子ども達が安全に帰宅できるよう、
同じ方角の児童が集まって帰るよう指導している。

ちび姫も、仲良しのNちゃんとHちゃんとUちゃんと
他にも、名前は覚えてないけど、
数人で固まって帰るようにしているはずだ。

何かあったのかしら?
近くまで迎えに出ようかしら?

そんなことが頭をよぎる。

と、その時、ガラガラと勢いよく扉が開き、
ちび姫が家に駆け込んできた。

ランドセルを床に乱暴に置く。

「おかえり。」
声を掛けるも無言。

見ると、口を尖らせもの凄く不機嫌な顔をしている。

「どうしたの?」

ちび姫、問いかけにも無反応。

「何かあったの?」
と、聞いてみると、

「言いたくない。」
と、むくれたまま。

いつもは、少しおやつなどを食べて出かけるのだが、
今日は時間が押している。

「さ、出かけるよ。」
と、お稽古バッグを差し出すと、
「分かってる。」
鞄を引ったくるように外に出る。


10歳ともなれば、
女の子同士でいざこざがあるのは、よく聞く話。
今までなんとか仲良くやってきたが、トラブルでもあったのかしら?
とうとうティーン世代に突入か・・・・・。

一旦不機嫌になったら、
しばらく様子を見た方がいい、とは、
三人の子供を育ててきた母親の知恵。

車の中でもあえて会話をせず、教室に連れて行く。

「いってきます。」

そんなんじゃ聞こえへんよ~~~。
と、言いたくなるのをグッと堪える。

こりゃアカン。だいぶアカンわ。

1時間後、迎えに行くと、
さっきまでのふくれっ面は何処へやら。
ニコニコご機嫌さんで車に乗り込むではないか。

「あのさ、何なのよ?
帰ってきてからずっと不機嫌なのは。
お友達と喧嘩したんじゃないかって、心配したでしょ。」

あまりの態度の違いに、腹が立ってしょうがない。

すると、ちび姫は悪戯っぽく笑いながらこう言ったのだ。

「えへへ、ゴメンね。

あのさ、今日、帰る時、
お友達と道草してて遅くなったでしょ。
お稽古あるってわかってたけど、
面白くって遊んじゃったわけ。
で、そのまま帰ると、絶対にお母さんに叱られると思って、





ワザと不機嫌な態度をとって、
叱られないようにしたの。




なんという策士!

遅い帰宅を母に問いつめられぬよう、
あたかも、友達とトラブルがあったかのようにみせかけ、
機嫌悪く振る舞っていたとは!


ちび姫、完全にローティーンの仲間入りだわ。