アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

赤い電機と黒い貨車~ED75

2022-04-24 15:00:00 | 国鉄時代(カラー)
旧型客車も懐かしく感じるようになったが、貨物列車も二軸の貨車を連ねた編成は、随分と見ていない。今では、コキというコンテナを載せる専用貨車が一般的となり、石油のタキ石灰のホキを除くと、貨車形式はかなり少なくなったと言わざるを得ない。アントンKは、昔から貨車の形式まで拘りを持てず、連ねた編成までは考えが及ばなかったのだ。しかし、こうして貨車の種類が減ってしまうと、独特の走行音を残して走っていた貨物列車が懐かしく思い出されるのである。
一時期、青いワム編成の貨物列車が走っていて、ファンの間で話題になっていたことがあったが、あの列車とて廃止されてからかなりの年月が経ってしまった。あればあったで気にも留めず、見られなくなると当時より気にかかるという何とも言えぬ感情が湧いてくる。全国あれだけあった貨物取扱駅すら激減してしまった現状では当然の話だが、当時から視野をもっと広く持つべきだったか、と思うことも増えてしまった。
掲載画像は、東北線では当時当たり前に走っていたED75が牽く貨物列車。あの頃は客車列車一辺倒で、どちらかと言えば貨物列車は二の次だったかも。精一杯の活動だったことには違いないのだが・・・画像を久しぶりに観ていると、二軸貨車特有のジョイント音が脳裏に響きわたる。真っ赤な機体に、黒い貨車。ED75は、ローカル貨物でも似合っていたと今でも思う。
1980-11-03            ED75 92          東北本線:金谷川付近


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