1月も早終盤になり、立春が近くなった。年明け早々慌ただしく時間に追われているが、もう少し余裕をもって、先を見据えて日々暮らしていきたいもの。趣味活動も気持ちはあっても落ち着かず、大した報告も出来ずに今月が終わろうとしている。如何ともしがたいが、焦らず余力を保っておこうと思う。
かつて冬季臨には、全国で「シュプール」号というスキー専用列車の設定があり、良い撮影対象としてあちこち出向いたものだ。これらの列車達も、以前ここで書いたジョイフルトレインが華やかりし時代と同じ時期に設定されていた列車たちで、上信越線への列車が多かったように思う。決まってこの時期には上信越線に行っていたことが懐かしい。このシュプール号も、多種多彩な顔ぶれで、客車列車から、気動車、そして特急電車の併結運転まで、バラエティに富み飽きなかった。
ここでは、関東から信越線経由でやってきたEF62の牽く「シュプールレインボー信越」を掲載しておく。もっと線路に寄りたかったのが本音だが、雪が思いのほか深く、移動に時間がかかり思うところまでたどり着かなかった。機関車も客車も過去帳入りしてしまったが、こうして今改めると、そんな忘れかけていた悔しさも、懐かしさにいつの間にか変わっている。思うようにならずとも、こうして現場に行けて良かったと思えるのだ。
1997-02-25 回9219ㇾ EF6254 14系レインボー編成 JR東日本/信越本線:高田付近
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