巣篭もり生活にも大分慣れてはきたが、果たしてこんなことを続けていて大丈夫なのかと、ずっと不安な気持ちは心の中で蔓延している。誰も助けてはくれないから、自分の身は自分で守る他は無いのだ。そう思うとさらに辛さが圧し掛かる。
空いた時間を使って、普段では中々しづらいことを進めている。その一つが画像のデータ化で、同じ趣味人なら大概この手の作業に手を付けているのではないだろうか。今回は40年以上も前に遡る、アントンKとしては鉄人生の初期時代の写真をデータ化、大胆にも掲載してみよう。それまで書籍の中でしか見たことが無かった、超一級鉄道撮影地と言える、根室本線狩勝峠の画像を上げる。まだ駆け出しのアントンKにしては、撮影地が難所だが、それもそのはず、今にして思えば、この鉄道趣味の世界を大きくけん引してきた諸先輩方とともに現地を目指したからなのだ。当時のことは、かなり曖昧になりつつあるが、北海道の雄大な景色と自然、色合いや空気、全てが初体験であり、そんな中、何キロもの勾配に奮闘しながら姿を現したキハ82系に感動し、この時鉄道趣味の奥深さを思い知らされたのだった。青空のもと、狩勝をいく特急「おおぞら」。またこんな澄み切った青空が見たくなった。
1978-08-26 1D おおぞら キハ82 根室本線:新得-落合
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