アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

65PFによる特急「踊り子」

2017-12-28 17:00:00 | 国鉄時代(カラー)

国鉄時代晩年には、今にして思えばまだ魅力的な列車たちが数多く走っていた。もちろん、鉄道を愛する人たちにとってのことだが、その一つは、客車列車の存在だと思っている。いなくなって初めて、その存在の大きさを思い知らされる思いだが、現在のJR線には、客レは無くなったといっても過言ではない。ごくごく在り来たりの列車たち、日常に同化していた列車たちが、いざ無くなると、その存在の価値がどんなに大きなものだったのかということが、身に染みる想いなのだ。

昭和も遠く思える昨今、30年以上も遡ると、臨時列車だが客車による特急「踊り子」が走っていた。当時、東京機関区所属の機関車が特急運用に抜擢され、EF58も最後の花形運用に就いていた。同区のEF65PFとも共通運用であり、今回は65PFけん引時の写真を掲載。当時は、虎の子61号機を含むゴハチの登板を期待していたファンが多かったようだが、アントンKには、この65PFの踊り子も魅力的に映っていた。九州ブルトレけん引時とは違った、観光特急らしい14系も捨てがたかったのである。

写真の84年は、東京でも大雪が降った年。都内でも白くなった見違える風景の中を撮影しようと、出かけたものだ。おなじみの撮影地も、雰囲気が変わり新鮮に感じる。ここから東京タワー、見えたっけ?

1984-02-18  9027レ EF651089 踊り子    東海道本線:大井町にて



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