先週ロックの聖地とも言われているロンドン、ウェンブリーアリーナにて、X JAPANのライブ公演が決行された。(3月4日)
このウェンブリーアリーナが、どれだけ憧れの地なのかアントンKにはよく判らないが、彼らが長年夢見てきた世界進出が本格的に始まったのだろう。この公演とほぼ同時に「WE ARE X」という、彼らのドキュメンタリー映画も世界同時上映の運びとなり、現在も相当数の観客動員を記録しているということだ。同じくこの映画のサウンドトラックも発売され、おそらく今年中に新アルバムも発表されることだろう。
アントンKは、この公演を衛星中継でしか参戦できなかったが、3時間半にも及ぶ公演を鑑賞してみて、やはり一番に感じることは、音楽への情熱だ。どんなに精神的にも肉体的にも厳しくとも、今回の公演へ対する拘りと情熱を感じたのである。演奏内容は、過去のものと変わっている訳ではないが、自国のアーティストの楽曲を演奏したり、オーディエンスのことを加味しながらの演奏スタイルは、音楽を楽しませようとする彼等の心が伝わってくる。MCは、全て英語で通していたが、その掛け合いは、日本のものと変わらない。とても自然な雰囲気に思えた。
1. Rusty Nail
2. Hero
3. Jade
4. Kiss the Sky
5. Beneath the Skin
6. Pata & Heath Solo
7 . Drain
8. Sugizo Violin Solo
9. La Venus
10. Any anything
11. Born to Be Free
12. Kurenai
アンコール1
1. Moonlight Sonata
2. Yoshiki Drum Solo
3. Without You
4. I.V.
5. X
アンコール2
1. Bohemian Rhopsody
2. Space Oddity
3. Endress Rain
4. Art of Life (2&3nd movement)