アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

電機の聖地~新鶴見

2012-08-12 22:23:20 | 国鉄時代(カラー)

今年は近年になく線路端に立っている。それは、朝練と称して仕事前にカメラを構える機会が増えたことに他ならない。

その場所とは、「新鶴見」。毎朝出勤する会社から思いのほか近く、仕事前の一仕事?と、お手軽さも手伝って、小一時間シャッターを切る。何せその内容が濃い。この1時間で貨物列車を10本、うまく廻ればそれ以上撮影できる。おそらく日本全国探しても現在このような撮影地は無いと断言できる。まさに「カマや」(決してカマやではないが・・)にとっては、至福の時であり場所なのだ。ご常連の方々に引きずられるように撮影を継続することができ、撮影したコマも今年はかなり多くなった。自分がどこまでやれるのか、自問自答の毎日なのだ。

そんな新鶴見界隈だが、国鉄時代に先輩に連れられて訪問したときの写真が出てきたので掲載したい。今からざっと34年前まで遡った1978年のものだ。当時、授業の合間に日吉から電車で最寄りの鹿島田駅までやってきたことは思い出せるが、これをいったいどうやって撮影したのかは全く覚えていない。ただ、まだ鉄チャンかけだしのこの時代、SLこそいなかったものの、今まで見たこともない旧型電機の大群に度肝を抜かされ、無我夢中でシャッターを切ったことは鮮明に思い出せるから不思議だ。この無我夢中の思いこそ、今朝連で狙う貨物列車への思いと同じかもしれない。写真の65PF1082号機は、最近まで稼動していたカマだから、まさに同じ時を過ごしてきた訳で、そう考えるとなおさら愛着が沸く。

 

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1978(S53)-05-02   967レ  EF651082  新鶴見機関区付近  Nikon FTN  Nikkor 105mm F2.5S  TX