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みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

聖ニコラオ

2006-12-06 22:40:00 | Everyday is special
きょうは、聖ニコラオの記念日。ご存知サンタクロースのモデルとなった聖人です。

ところで、「グリーンランド国際サンタクロース協会 公認サンタクロース」っていうのがあるってご存知でしたか?

その公認サンタさんは世界に180人いるそうで、日本にもいらっしゃるとのこと。
以前、ぼくがいくつかの幼稚園でサンタをやったときは「非公認」だったのですねえ。
みんな信じてくれたんだけどな・・・って、ま、いいか。

その公認サンタクロースのサイトがありますので、興味のある方はどうぞ。
http://www.santaclaus.jp/

また、カトリックのクリスマスについてのよい説明がLaudate(聖パウロ女子修道会のHP)にありますので、こちらもどうぞご覧くださいね。
http://www.pauline.or.jp/


写真は伊香保温泉街から町営露天風呂に行く途中のお店。ゆで卵とおでんが無人販売されていました。お酒は中で注文します。ここで一杯やったかって? いえいえ、このときは写真だけ撮らせていただきました。うまそうだったなあ。



聖フランシスコ・ザビエル

2006-12-04 07:42:30 | Everyday is special
きのうは待降節の第1主日でしたが、12月3日は聖フランシスコ・ザビエルの記念日でもありました。

しかも今年は彼の生誕500年記念。

大きなお祝いの年です。

ザビエルが日本に来たのは、教科書にも載っている1549年。歴史が苦手なぼくでも覚えています。

その通訳として同行したのがアンジロウ(もしくはヤジロウ)という日本人だった、ということまでは知っていたのですが、そのほかに同じイエズス会のコスメ・デ・トーレス神父とジョアン・フェルナンデス修道士も共にやって来ていたとは、恥ずかしながら今年になっていろいろと読むまでは知りませんでした。

トーレス神父はそれから20年間宣教活動を続け、フェルナンデス修道士はその後の生涯をずっと日本でささげたとのこと。

ついザビエルばかりに目が行ってしまいますが、ザビエルが日本に滞在したのはわずか2年3ヶ月。

中国へと向かうために日本を離れたザビエルの後には、その2人のイエズス会士をはじめ、多くの宣教師たちが活躍していったわけです。そして、イエズス会だけでなくいくつもの修道会がやってきました。

また、1579年には同じイエズス会のヴァリニャーノ神父が来日し、その後の日本でのキリスト教の発展に大きな寄与をしていったということがわかってきたのは最近(1980年代以降)のことだそうです(川村信三神父「ザビエルとその後継者」『カトリック生活』2006年7月号、3-6ページ参照)。

今年は、そのヴァリニャーノ神父の帰天400周年でもあります。

なにやらすごく遠いはるかな道のりを思い浮かべます。

さて、きょうからさいたま教区の司祭・助祭の集いが群馬県の伊香保で開かれます。
教区内のブロック化を見すえた大切な会議もありますが、まずは、温泉に入って疲れをいやしたいところです。

写真は12月2日の朝、司祭館2階のベランダより。きれいな写真を撮るには早朝がよいとよく言われますが、いまは日の出が遅いので、ぼくにでも起きられる時間に朝日を拝むことができます。

思いがけないプレゼント

2006-12-01 16:02:51 | Everyday is special
きのうは多くの皆さんに霊名のお祝いをいただきました。
お祈りとお祝いのことばを、本当にありがとうございます。

そして、思いがけないプレゼントがありました。

それは、とあるフォトコンテストに締め切りギリギリでメールで送った一枚が3位に入賞したことです。
(といっても、グランプリ1名、準グランプリ2名、3位4名なのですけど、一応、3位の中で最初に紹介されていました。関係ないかな。)
きのう発売の本に掲載されています。

司祭業をほったらかして何やってるの?!と、いわれそうですけど、2月に蔵王で撮ったこの一枚です(ふぉと日記3月22日にも掲載)。

何よりもうれしかったのは、選者の田中希美男さんという写真家のコメントです。

「とてもきれいな風景です。
この写真を見ながら息を吸い込むと、胸の中に冷たくて澄んだ空気が入り込んでいくような錯覚を覚えます。
透明感のある写真に仕上げられていますが、それは露出が最適だったからでしょう。
写真をよく見ると、画面の右上に粉雪が飛んでいるのが写っています。
強い風が吹いていたのでしょうか、ワイド感をうまく表現した、気持ちの良い写真です。」

どんなフォトコンテストだったかを書くと、自分の使っているカメラが分かってしまうので、ちょっと気恥ずかしいのですが、本にぼくの実名が載っていますので白状しますと、『GR DIGITAL パーフェクトガイド Vol.2』という本でのフォトコンテストでした。
これはリコーのコンパクト・カメラ(GR DIGITAL)のムック本です。

これが掲載された本は、そのカメラを持っている人にしか楽しめない内容になっていますので、お買いになられてもすごくつまらないと思います。でも、守谷のジャスコの近くの川又書店でも売っていたので、うれしかったなあ。
(一応Amazonというインターネット上の本屋さんとかでも扱っています。)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/479733844X/ref=pd_rvi_gw_1/503-9950158-1127967


お近くの方は、お見せしますので(見せびらかしますので)、どうぞお立ち寄りくださいね。

ちなみに田中希美男さんのサイトはこちらです(ブログもやっておられます)。
http://www.thisistanaka.com/