個展

昨日は、以前から誘われていた洋服の個展に行ってきました。
一着、一着が手縫いということもあって、値段が相当高いのです。
まあ、お金のない人から、銭は取れない。ということもあって、顔を出すだけになりました。
電車賃すら、出せない私は、自転車で５０分もかけて、目的地にたどり着くのです。
本当にえらい目に合いました。

その上、個展を開いている人の生徒さんらしき人が来ていて、私達の会話の中に入ってくるのです。
最初は、軽いジャブ的な応答なのですが、だんだん、会話を持っていかれ、結局は、その生徒さんが一人でおしゃべりすることになります。
周りの人たちも、遠慮して、その生徒さんの独壇場になりました。
「こんなんじゃ、行くんじゃなかった。」と、後悔します。
全然、面白くないし、時間ばかり経つのです。
せっかく、５０分かけて行ったのに、面白い話すらできません。

帰り支度をして、「さっさと帰ろう。」と、思っているときですら、話が止まらないのです。
もう、帰りが遅くなって、道が込み合い、自転車もうまく走ることが出来ません。
「個展に来てください。」というから、顔を立てて行ったのに、全く面白みのない集まりです。
「これが、また、年に２～３回もあるんだよなぁ。」と、一人つぶやいてみる、がっかりしている私です。