宝くじ

いつか、宝くじは当たらない。という記事を書いた。
でも、今となっては、宝くじしか、収入源がないようになってしまった。
夢は、１億円。
１億円あれば、地道に生活していけば、働かなくていける金額だ。
その夢を見て、宝くじの発売日を待って、いそいそと買いにいくのが日課になった。
大きな金額は、当たらないけど、数千円単位で当たることが２度続いた。
このままいけば、末は１億円に近づくかもしれない。と思い込んだ。
しかし、やっぱり宝くじは、宝くじだ。
そんな強運は持っていなかった。
近い数字がいくらかある。
きっと、これをひいた人は、喜んでいるだろうなぁ。と、想像してしまう。
「買わなきゃ当たらない。」と、父は言う。
いつか、大金を手にする夢を見て、また闘志を燃やしてしまう。
今は、まだ、宝くじで損は出していない。
やっぱり、買わなきゃ、当たらないでしょう。と、つぶやいてる自分がいる。
この戦いに終わりはない。
いつか、きっと勝ってみせると、こぶしを小刻みに震わせている。

ゴールデンウィーク

ちまたでは、ゴールデンウィークだと、喜ばれている。
しかし、今の私は、年中ゴールデンウィークかもしれない。
いや、ゴールデンイヤーになる恐れもある。
働いていた頃は、休みは、極上のプレゼントだった。
毎週土日祝は、嬉しくてしょうがなかった。
失業して、最初は、毎日が休みで嬉しかったが、だんだんこれが当たり前になってくると、苦痛を感じるようになってきた。
この空いている時間を、どう埋めようか考えて、結論に達した。
自分磨きに専念することとなった。
すると、仕事するよりも苦しい事態に陥ってしまった。
普通に、自分磨きをしているのは、そんなに辛いことではない。
しかし、邪魔する輩がいる。
どうも、空気が読めないみたいで、自分がどれほど邪魔なのかわかっていない。
そんな奴と一緒にいるのは、本当に辛い。
時々、「一人がいいなぁ。」と、思えるときがある。
ゴールデンイヤーは、自分を見つめなおす時期なのかもしれない。

電子レンジ、リターンズ

以前、電子レンジが壊れてしまい、愛犬のご飯を作れなくなった。
私は、電子レンジが、犬のご飯だけに使っていると、思い込んでいた。
しかし、意外と、電子レンジは、いろいろな面で使用されていて、無いと困る状態になった。
慌てた両親は、大型の電気屋に行って、一番安い電子レンジを買ってきた。
思ったとおりだ。
オーブンレンジは、ちょっと高めな上、使用回数も少ないから、ダメだ。ということ。
まあ、私にとって、愛犬のご飯が温められたらそれでいいだけだ。

愛犬は、１日３回もご飯を食べる時がある。
そのたびに、お鍋を出してきて、お肉を温めるのは、面倒くさい。
両親が、「レンジを大切に使うこと。」と、私に注意する。
しかし、大切に使うって、どう言うことだろう。
普通に食べ物を温めるだけにしか使ったことがない。
きっと、レンジが思ったより高かったのだろう。
一言、私に駄目だしをしておかないと、気が済まなかったのかもしれない。
多分、あのレンジは、１０年ほど持つと予想される。
次の１０年には、今度は、私がレンジを買いにいく羽目になるだろう。

一番風呂

前に、父から「二番風呂に変更してくれ。」と頼まれていたので、何の気なしに二番風呂に入っていた。
やはり、二番風呂は、居心地がいい。
「このまま、二番風呂に入りつづけるのかなぁ。」と、思っていたら、また変更のお願いだ。
「やっぱり、一番風呂に入ってくれ。」とのこと。
面倒くさがり屋の父が、根を上げた。
これ見よがしに、「一番風呂は、大変なんだ。」と、つき返した。
しかし、一番風呂は、お水がさらだし、自分で温度を変えられるので、ちょっと気に入っている。
ほんとうは、入る時間も自分の都合で入りたいけど、なにせ、追い炊きができないお風呂なので、一度冷めたら、お湯を捨てないといけなくなる。
そのため、我が家では、お風呂は、冷めないうちに、順序良くかわるがわる入ることになっている。
まあ、エコになるので、文句の言うこともないのだが。
そうコロコロと順番を変えられても、私の都合も考えて欲しいと思う今日この頃だ。

脳相診断

最近、テレビで、「脳相診断」というのを知った。
脳をＭＲＩでスキャナーして、どの部分をよくつかっているかで、性格やら行動がわかるらしい。
ある天才棋士の脳を見てみたら、脳が真っ黒だった。よく使われた脳だということだそうだ。
一度、やって欲しいと思っている。
しかし、ＭＲＩをしなくてもわかることがある。
それは、私は、努力が嫌いということだ。
脳を見られて、「あなたは、何も考えていませんね。」などといわれたときには、「ごもっとも」と答えるしかない。
テレビの番組の中で、「脳は、変えられないんですか。」と、先生に尋ねられたところ、「３ヶ月もすれば、脳は変わっていきます。」と、安心する答えを言われていた。
脳は、変えられる。
それだけで、一安心だ。
今からでも遅くは無い。自分を変えていける。
それには、努力が必要だ。人にばかり頼っていては、脳は真っ黒にはならない。