整体に通う

もう、悲鳴を上げる体です。

前回、整体に行ったら、ちょっと体が楽になった気がしました。
「もうちょっと、通ってみるか。」と、今日、また整体に行きました。
どうも、私は左側の体が硬いみたいで、整体師の方が、しきりに首をかしげます。
私は原因はわかっているのです。
重い荷物を左の肩にかけて持っているのと、足を組む癖があるのです。
自分でも、「左はアカンなぁ。」と、思っています。
そのうち、きっと、その原因を突き止められるかもしれません。

整体にご厄介になっている年上の方は、いろいろ体のことを教えてくれます。
週に２度も通っているらしく、整体の達人です。
「すごいなぁ。」と、思ってしまうんです。

私は、体が整ったら、もういつやめてもいいかなぁ。と、思っているところです。
今のところ、マッサージをしてもらうと、体の痛さに悲鳴を上げるのです。
もう少し通うことになりそうです。
きっと、今の仕事が性に合っていないのかも。
かといって、仕事を選ぶこともできないのです。
ほんと、つらいです。

しばらくは、整体に通って、体のゆがみを直すことを考えています。
整体の先生は、難癖をつけて引き留めるかも。と、思っているのですが、どうかなぁ。

欲しいもの

本当に欲しいものは、口に出して言った方がいいのです。

今、本当に欲しいものは、腰痛コルセットなんです。
黙々とコルセットを探していたんですが、何気に話の中に、「私、腰痛になって、コルセットが欲しい。」というと、いろいろな人から、コルセットの話題が出てくるのです。
そして、安く買えるものから、タダで手に入るものまで、いろいろなコルセットが出てくるのです。

今までが無口過ぎたんです。
欲しいものは口にするといいことがわかり、これからどんどんおしゃべりになっていきそうです。

３日前に腰痛がひどくなって整体に行きました。
整体に行った日は、ほんとあれだけ痛かった腰が治ったんです。
「これは、楽だ。」と、大喜びしました。
しかし、３日後の今日、またじわじわ腰が痛くなり、「早く整体に行かなければ。」と、思うけど、日曜日は休みなんです。
また、３日後の休みの日まで待たないといけません。
その時、父が、「こんなのがあるぞ。」と、大き目のコルセットを持ってきてくれたんです。
腰に巻くと、痛みがほんの少し楽になるのです。
しばらくは、コルセットをはめて生活をしなきゃ。と、思ったんです。

この年から腰をいわすと、本当に年を取った時、「つらいだろうなぁ。」と、思うんです。
何でもいろいろ経験は大事だけど、腰痛だけは経験したくなかったんです。
でも、これから、また腰痛の話題ができます。
本当によかったのか、悪かったのかわからないのです。

謹慎中のおばあさん

介護施設で問題を起こし、自分の部屋で謹慎を食らっているおばあさんがいます。
でも、反省することもなく、「なんで、私がこんなにいじめられないといけないのか。」と、訴えます。
もう年を取ると、認知が始まって、事の前後の関係が見えなくなります。
自分が、やってはいけないことをすっかり忘れているのです。

「あの人が悪いから。」と、もう頭に刷り込まれているのです。
「もう、首をくくって死んでやる。」と、息巻いているのです。
そんなことできないくせに。
ちょっと2～３日、自室に閉じこもるだけで、そんなに卑屈になるのは、どうかなぁ。と、思うのです。
私なら、引きこもりは、大得意。
いつまでも引きこもってやります。

「おばあさんが退去ですか。」と、ケアマネージャーに聞いたところ、「今はまだ、そんなこと聞いてない。」というのです。
「明日、俺がおばあさんをどこかに連れていくことになっているけど、どうしたらいいんだ。」と、つぶやいていました。
まあ、余計な仕事なんです。

そのおばあさんは、誰が見ても、「問題あるなぁ。」と、思わせるところがありました。
でも、変に素直に「ごめんなさい。」ということもできるのです。
ちょっと、私にはわからないところだらけ。
まあ、なるようになる。が一番いい方法なのかも。

子猫

今、働いている介護施設の庭に子猫が３匹たむろしています。
「かわいいなぁ。」と、ふと見ると、シャムネコっぽい子猫もいるのです。
何という可愛さ。
「エサをあげたいなぁ。」というと、「ダメダメ、居すわるから。」と、却下されました。

もう生まれて2～３週間経っているかも。というのです。
一番かわいい盛りです。
仕事を忘れて、ずっと猫を見ていました。
ちょっと席を外して、別の階に上がるためにエレベーターを待っていると、子猫にエサをあげている人もいます。
「それで、ここにいるのか。」と、思ってしまいました。
介護施設には、本格的に全員休みの日はないのです。
だから、いつでも、ネコにエサをあげられます。
人も入ってこないので、一番居心地のいい場所かもしれません。

以前にも、ネコがテラスを横切ってしました。
「あっ。ネコがいる。」と、初めて見たような歓喜の声が出てしまいます。
ネコなんて、どこにでもいるのになぁ。

やっぱ、子猫はかわいい。
連れて帰りたいけど、うちには愛犬がいます。
残念だけど、心は愛犬でいっぱい。
家に帰ると、いつも玄関で待っていてくれるので、「猫より犬の方がいいなぁ。」と、思うのです。

敬語にうるさいおじいさん

今、介護施設にいるおじいさんですが、施設に入る前は会社の社長さんだったようです。
ですから、スタッフに敬語を使わせます。

大概、ご利用者さんにはため口でしゃべっているので、敬語の使い方がわからないのです。
結構、うるさいおじいさんなんです。
「あなたは、本当は気立てのいい人なのに、その荒っぽい口調を直さないといけない。」と、お小言を食らうのです。
本当に私が気立てがいいか。と言えば、そうでもないのです。
無茶苦茶、大阪弁でしゃべってしまいます。
おじいさんは神戸の方で、大阪弁に違和感を感じているようです。
大阪と兵庫は隣り合っているけど、言葉はかなり違います。
大阪の中でも言葉が違っているように思う私は、おじいさんの気持ちもわかるのです。
それなら、神戸のいい施設に行けばいいのに。と、思っているのです。

他の人には甘えないのですが、私には、結構、自由に話されます。
それがいいのか、悪いのか、時間が経って仕方ないのです。
「あんた一人にかまっている暇はない。」と、思っているけど、かまってやらないと文句を言います。

やっぱり、ご利用者さんには敬語で話さないと、人生の先輩なのでダメなのはわかっているけど、なんでも急いで接しているので口調が荒くなります。
「悪いなぁ。」と、思いながら、「我慢してもらおう。」になります。
先輩たちにも、ちょっと注意されながら仕事をすることになります。
敬語を使ってしまうご利用者さんもいるのに、なぜ、その元社長さんにはため口を使ってしまうのか。
きっと、気さくな人だからでしょうね。