すっぴんハート

心の声、つぶやきを思うまま綴ります

雨の降る日は

2015年08月20日 | 思うこと

雨の降る日は、私がどこかへ出かける日です。

朝から、雨が降っていました。

今日は、どこにも出かけないぞ。と、化粧をしないで、いっぱい出来たにきびを治そう。と思っていたのです。

しかし、買い物に行きたい母は、一駅向こうのお店に行きたがっていました。

「まあ、雨も降っていることだし、日除けの帽子などいらないなぁ。」と、化粧をしていないことを忘れて母について行ってしまいました。

肌にコンプレックスのある私は、途中で、ハッとします。

「せめて、口紅だけでも塗っていけばよかった。」と、後悔の嵐。

もう、若くない風貌の私は、「どうも見ても、おしゃれに手を抜いたおばさん」のごとく、母の後ろをついていくことになります。

「こんなとき、雨が降ればいいのに。」と、思っているのは、実は、もう雨が上がって薄日が差しているのです。

傘で顔を隠すことが出来ず、情けないおばさんの私は、とぼとぼ歩くことになるのです。

 

一駅歩くと、もう4000歩ほど、歩数を稼いだことになります。

これだけ歩いたら、少しぐらい脂肪が落ちたらいいのに。と、恨めしくなるのです。

結局、豚ったおばさんは、すごすごと醜い姿をさらしながら一駅歩きました。

帰りに、よせばいいのに、母がおごってくれる。というジュースをがぶ飲みしました。

一体、私は何をしたいのだろう。と、家に帰って、落ち込むことになりました。

 

 

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