中古のレンズ屋さん

駅前に用事で出かけたときに、中古のカメラレンズを売っているお店を見つけました。
怪しげな、というか何か物騒なものを置いているようなお店ですが、私にとっては宝の山が詰まったお店です。
「一回、入ってみようかな。でも、声をかけられたら困るなぁ。」と、二の足を踏んでいるところです。

お店の前には、カメラのバッグが売られていて、妙に惹きつけられてしまうのです。
多分、一回入ってみれば、もう怖いことはないはずですが、初めの一歩が、どうも出ないんです。
私は、今欲しいレンズが１個あるんです。
でも、ネットで価格を見てみれば、高くて手が出ません。
中古なら、なんとかなるのでは？？　と思います。

以前、マクロレンズを中古でネットで買いました。
しかし、「値段のわりにいいものを手に入れた。」と、自負をしています。

「そのうち、そのうち。」といいながら、レンズ屋さんに行くのが、だんだん先延ばしになっていくのが目に見えて嫌なんです。
中古のレンズ屋さんも、カメラを触る人でしょう。
その人に、「こいつは、口ばかりで、いい作品など撮るわけがない。」と、値踏みをされてしまうのが怖いのです。
確かに、いい作品は撮ることが出来ないけど。
「いつか、あのお店に入ってみよう。」と、心積もりだけはしておこうかな。

何かいいことがあるとなぁ。

つい最近まで、何かワクワクしながら待っていたような気がします。
これは、漠然としたもので、気持ちだけのものです。

もう、そろそろ年末が近づいてきて、自分の中でも「これから、少しは忙しくなるなぁ。」と、いう気持ちが湧いてきます。
そう考えると、ワクワク感もそっちのけで、スケジュールなど立ててみます。

そうそう、来年のスケジュール帳も買っておかないといけないなぁ。
そんなに埋まるほど予定はないけど、何かしら突発的なものがあるといけないから。
１２月は、御堂筋にイルミネーションが灯ります。
それも見に行かないといけません。

京都で、アートアクアリウムがやっています。
もうそろそろ終わりかけの様子。
しかし、夕方からなので、見たい気持ちは山々ですが、どうしても一人では、足が向かないのです。
そろそろ独り立ちしないとなぁ。という気持ちがあるのですが、お一人様は、切ない気持ちがあるのです。
そんな他愛無いことを考えながら、結局、どれも手にすることが出来ないのです。

ワクワクしながら待っていたのは、一体何だったのか。
知る由はありませんが、私は、待つのが、そんなに苦にはしていません。
脈絡のない考えに翻弄されながら、今を語ります。

お化粧をしよう

日頃、薄化粧で過ごしている私は、何かの拍子にしっかりメイクをして人と会うことになりました。
すると、何ということでしょう。
全然、態度が違うのです。

薄化粧のときは、目も合わせずにおしゃべりをするのですが、しっかりメイクのときは、きっちり顔を見て話を聞いてくれるのです。
もちろん、男性ですが。

こんなにも差があっていいのだろうか。と、びっくりしてしまいます。
「これなら、ちゃんとメイクをすれば、何でもうまくことが運ぶんじゃない？」と、調子に乗ってしまう私です。

しかし、元々そんなに気にして欲しい。と思っていないので、薄化粧でも平気なんですが。
もしも、もしも彼氏が出来たら、メイクを自在に使い分けて、上手に好きになってもらえたらなぁ。と、密かに考えているのです。

最近の若い男性は、綺麗に見せるためにメイクをする。というのをテレビで見ました。
もしかしたら、私もメイクに騙されて、綺麗な男性に熱を上げるかもしれません。

昔、というか、私の学生時代の同級の男の子は、イケテナイ人が多かったような気がします。
それに比べて、今はこれでもか！！というくらい、イケテル子が多いのです。
男性も美に目覚めているのかも知れません。
ほんと、負けていられない状態になってきました。

筋肉痛

昨日、写真クラブの撮影会で「箕面」に行ってきました。
箕面は、平坦でなだらかな行楽地だと思っていたけど、一夜開けての今日、腰から股関節、膝にかけての部分が、ものすごい筋肉痛で、移動するにも「痛たたた・・・」と、声が出てしまうほどの猛烈なものになりました。
これは、日頃の運動不足が引き金になったようです。

若いうちは、勝手に体が動くほど運動が足りていたけど、歳を取りお肉が体を纏うようになった今、そう簡単に体を動かすこともしなくなりました。
「箕面なんて、軽い軽い」と、思っていたのもアダになって、多分ここ２～３日は筋肉痛で動けなくなりそうです。
風景写真などを手がける写真家などは、重い機材を持って移動するそうなので、頭が下がる思いをしました。

「もっと、体を動かす習慣を身につけなければ。」と、行楽地から帰って２～３日は反省するのですが、のどもと過ぎれば・・・という言葉もあるみたいで、また同じことを繰り返すのです。

あの綺麗だった風景も、今日は痛々しい思い出に変わってきました。
しかし、行楽シーズンである箕面は、人が歩けないほどの渋滞でした。
あそこにいた人が全員、筋肉痛で痛がっていますように。と、心悪き私は、切に願うのです。

おじさんの喧嘩

朝、愛犬を連れて散歩に出かけると、ものすごい大声での言い合いに、ぶったまげてしまいました。
そこに、たくさんの見物客がいれば、ずっと見ていたのですが、居合わせたのが私と愛犬のみ。
「こりゃ、また、たまげたのう。」と、後ろ髪を引かれながらも散歩を続行し、そのまま通り過ぎてしまいました。

私が見たのが、だんだんと2人のおじさんが近づいて行く所でした。
「このままじゃ、絶対につかみ合いになるんじゃない？」と、勝手な想像を膨らませます。
私の想像は、そう簡単に終わらないものでした。

午後から、警察の方が聞き込みに来られる。のをワクワクしながら考えました。
「ああ、あの時の喧嘩で人が死んだのですね。」と、私は嬉しいのを隠して、真顔で答えます。
バックには、「太陽に吠えろ」のＢＧＭが流れてきます。（ちょっと古すぎるけど）

でも、午後になっても警察が来ないところを見ると、喧嘩はおさまってしまったのかもしれません。
しかし、一度は聞き込みの調査を受けてみたい。という変な願望があります。

母が若い頃、近所で殺人事件があったとき、聞き込みが来て、大騒動になった。というのを教えてくれました。
警察は、結構、遠くまで各家を1軒ずつ回ったみたいです。
そう考えると、警察も大変な仕事なのです。

私みたいなのが、変な想像を膨らませて、警察の仕事を増やしてはいけないのです。
あのおじさん達が、どう仲直りしたかは、知る由はありませんが、「ちょっと人騒がせがひどいんじゃない？」と、思ってしまいます。