バーゲンの洋服

両親が買い物に出かけ、ちょうど夏物の洋服が半額になっているので、私のサイズを探して買ってきてくれました。
「入るかなぁ。」が、まず第一の言葉なんです。
私は、おデブなので、柄よりサイズが気になるんです。
そういえば、太りだしてから、洋服を買いに行っても、全然気のりしないことが多く、自分で洋服を選ぶ。ということをしなくなりました。
「まあ、入ったら、それでいいか。」という感じです。
母も、「あなたが窮屈だったら、私が着るわ。」と、言うのが口癖なんです。

昔の知り合いで、いつも服を買うときは、シーズンの終わりに安くなってから来年用に着る服を買う。ことを実践している人がいました。
「ほんと、頭が下がるわぁ。」と思うのです。
まあ、生活の知恵みたいなものです。
しかし、これは、私には当てはまらないことなんです。
来年は、もっと太っているかもしれません。
着れない服を増やすのは、もったいないことなんです。
母に、「来年、私が痩せていたらどうする？」と、うそぶいてみたりするのですが、「それは、ありえない。」と、即答されます。
そんなこと自分でもわかっているんですけど。

母が買ってきてくれた洋服は、来年に回さず、すぐに着ようと思います。
来年に回したら、もう袖を通すことがないような気になりますから。
有り難く受け取っておきます。

ねこじゃらし

雑草は、少しの時間で育つのが早いです。

ついこの間、雑草を抜いたところなんです。

ねこじゃらしの雑草は、見た目は可愛いのですが、やっぱり雑草は、雑草なんです。

「早く抜かないと。」と、日陰になるのを待っています。

このねこじゃらしは、多肉植物の植木鉢からビューンと伸びています。

また、多肉植物は、極端に成長が遅くて、やっと根っこが出てきたところなんです。

「この差は一体、何？」と、思いました。

以前に、ねこじゃらしを撮ったのが写真展の作品になり、「雑草でも被写体なんだ。」と、思ったことがあります。

そう考えると、むやみやたらに抜いちゃうのもなぁ。と、思うのです。

綺麗なベランダにするために、写真に収めたあと、ばっさばっさと処分していきます。

それにしても何で３階まで雑草が生えるんだ？　とびっくりしています。

鳥のフンに紛れて種が来たのか、風で種が飛んできたのか。わかりませんが、本当に不思議な植物です。

可哀想だけど仕方ないですね。抜いちゃいます。

 

 

 

血圧

朝、起きると血圧と体温を測る習慣が出来ています。
以前は、血圧が低くて、「大丈夫かなぁ。」と、思っていたのですが、最近では、だんだん血圧が高くなってきて、またしても、「大丈夫かなぁ。」と、思うことになります。
どうも、朝起き抜けの血圧は、普段の血圧より高くなるのが普通らしいのです。
そう考えると、「高くても問題ないかも。」と思うんです。

つい最近、病院で血圧を測ったら、健康を表すほど普通の血圧で、全く問題はありませんでした。
そうなってくると、別に、朝、測らなくてもいいんじゃない？　と思うんです。
まあ、習慣になってますから、今更止めることもないことなんですけど。

血圧は、心臓へ血液を送るポンプの役割を測定することみたいです。
高くてもダメ、低くてもダメ、上の血圧と下の血圧の差が開きすぎてもダメなんです。
そうなってくると、毎回、血圧計を見るとき、変に緊張してしまいます。
祖母が高血圧のために亡くなってしまっています。
その遺伝を引き継ぐ私は、超怖いのです。
なんか、血のつながった人が病気になると、いずれ自分も同じことが起こるんじゃないか。と考えることがしばしばです。
誰でも、何かしら問題を持って生きているのですから、怖がることもないんですけど、必要以上に病気を怖がる私は、「こわい、こわい病」に侵されています。

オリンピック

私は、運動が苦手なせいか、スポーツと称する番組を見ることは決してありません。
しかし、今年は、オリンピックイヤーで、否が応でも何かにつけて特番が多いんです。
番組を替えても、替えても、オリンピックで嫌気がさしていました。
「何が面白くてそんな祭典をしないといけないのか。」と、舌打ちしている自分がいます。

それが、やっと終わって、ホッとしているところです。
何が何でも金メダルを取りたがる選手に、「参加することに意義がある。」と、言う言葉を聞かせてあげたい。と思います。
世の中には、発掘されていない無名の天才がわんさかいるのです。
しかし、お金が無かったり、発掘されていなかったりして、世の中に出てこれない人もいることを知って欲しいのです。
金メダルを取れなくて、泣きながら謝る選手に、「なんて傲慢なんだ。」と、言いたい気持ちでいっぱいです。

オリンピックは、一部の人の金づるになっているだけではないか。と思います。
もっと広い視野で周りを見渡せば、きっとスポーツ嫌いな私でさえ感動する場面も出てくるはずです。
毎回、オリンピック以外の番組を見なきゃならない私は、本当につらい数日です。
面白さがわかりきれないのは、努力が足りなかったんでしょうか。

１００均の腕時計

腕時計の電池が無くなると、いつも電池交換のお店に直行していたのですが、どうもそのお店の管理が悪く、いつも電池を変えてもらうのに時計の中にお水が入る。という腹の立つ思いをしていました。
「それなら、自分で電池くらい替えてやる。」と、１００均ショップに行ったのですが、どうもお目当ての電池が売っていません。
店員さんに食い下がるように尋ねたんですが、「うちの店では売っていません。」と、冷ややかにいうのです。
仕方なしに、別のお店に行くことになりました。
案の定、欲しかった電池は手に入り、ウハウハな気分でいました。
「ついでに、ベルトも変えよう。」と、１００均で買ったんですけど、うまい具合に時計にはまらないのです。
「まあ、１００均だし、もう一つ買って、綺麗なベルトにしよう。」と、もくろんでいます。

近頃は、ほとんどが１００均で手に入る便利で、お安いことになりました。
１００均のなかった時代は、無理くり高い値段で品物を手に入れることが多かったんです。
そう考えれば、今は便利な世の中になったなぁ。と思います。
腕時計の電池の入れ替えで５００円も取られ、水を入れられても文句も言えず、はらわたの煮えくり返ることもなくなりました。
今では、１００円で快適な腕時計を手にすることができます。
いい時代になりました。