父と母が、時々、言いあいとします。
どうも、せっかちな父と、のんびり屋の母が、合わないときがあるのです。
まあ、そんなこんなを幼い頃から見ているので、別に、「困った、困った。」と、思うこともありませんが。
今朝も、両親が買い物先で、お互いの欠点を見ていたようです。
今、父は水彩画を習っています。
そこで、宿題を出されました。
せっかちな上に、完ぺき主義な父は、先生の出した宿題をするのに時間がかかるのです。
その上に、仕事まで入って、時間をどう使うか、必死で考えているのです。
私なら、そんなときは、買い物などに行かないで、自分のことを優先に考えるのですが、買い物を2人でする父は、その買い物を切り捨てるわけにはいかないようです。
買い物先で、カンカンになりながら、食材を選ぶ父に、食材を選びたい母は、不満を訴えます。
結局、母は、「一人で行けばよかった。」と、私につぶやくのです。
何もかも抱え込む父に、私は、自分の姿を見ているようで、危なっかしくて怖くなります。
まさに、父と私は、性格が似ているのです。
これは、ほんと、DNAが成せる技なのか。と、思うほどです。
親子は似る。というのは、昔からわかっていたことなんですが、父を見ていると、要領が悪いなぁ。と思うのです。