お土産に、かりんとうまんじゅうをもらった。
中を覗くと、10個のまんじゅうが、ひしめき合っている。
「みんなは、食べないから、あんた一人で食べていいよ。」と、母に言われ、嬉しくなった。
毎日、1個づつ食べていく。
最後から2個目を食べた時、「もう、箱が邪魔だから捨ててしまおう。」と、箱をペッシャンコにして、捨ててしまった。
最後の1個は、よく見えるようにテーブルの上に置いておいた。
そして、最後の1個を食べようとしたら、かりんとうまんじゅうがない。
テーブルの上も、下も、あっちこっち探しまくってもない。
絶対に箱ごと捨ててなんかない。
ちゃんと1個、テーブルの上に置いた。
母に、「食べた?」と聞いても、「知らない。」言われる。
そこへ、通りかかった父に、母が、「かりんとうまんじゅう、食べた?」と聞くと、「食った。」と。
何も最後に楽しみにしていた、かりんとうまんじゅうを食うことはない。
がっかりしていた私に、ドーナツがあてがわれた。
中を覗くと、10個のまんじゅうが、ひしめき合っている。
「みんなは、食べないから、あんた一人で食べていいよ。」と、母に言われ、嬉しくなった。
毎日、1個づつ食べていく。
最後から2個目を食べた時、「もう、箱が邪魔だから捨ててしまおう。」と、箱をペッシャンコにして、捨ててしまった。
最後の1個は、よく見えるようにテーブルの上に置いておいた。
そして、最後の1個を食べようとしたら、かりんとうまんじゅうがない。
テーブルの上も、下も、あっちこっち探しまくってもない。
絶対に箱ごと捨ててなんかない。
ちゃんと1個、テーブルの上に置いた。
母に、「食べた?」と聞いても、「知らない。」言われる。
そこへ、通りかかった父に、母が、「かりんとうまんじゅう、食べた?」と聞くと、「食った。」と。
何も最後に楽しみにしていた、かりんとうまんじゅうを食うことはない。
がっかりしていた私に、ドーナツがあてがわれた。