多言語コーディネーションが業務の中心です。
問題解決ガイドのひとりごと。



木材の箱を製作しているのですが、その木材の表面にデザインを施す必要がありますので、スクリーン印刷という手法を使っています。

よく聞いてはいるのですが、印刷現場を見たことがありませんでした。

先週、大連で印刷現場を視察する機会がありましたので、写真を撮ってみました。

シルク印刷の原理は、昔私たちがお世話になった謄写版印刷と同じで、印刷部分の穴から塗料を謄写するというものですから、まるで謄写版をやっているのと同じでした。

数量も500個と少数ですので、すべて手作業で行っているのですが、職人さんの気概を感じることが出来ました。



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中国本土における環境行政が厳しくなっているようで、いろいろなところに影響が出てきています。

ニュースなどで中国本土の川や湖の水質が悪いとか、空気が汚染されているなどの情報がありましたが、今までは環境を守るという意味で中国政府の動きが鈍いと感じていました。

ところが先週大連に出張したところでの情報ですが、どうやら印刷工場、メッキ工場、塗装工場などの規制が厳しくなっているようです。

環境汚染の元を断とうという動きでしょうから、製鉄工場などの製造現場でも同じような規制強化がされているのかも知れませんが、今のところそのような情報を聞いたことはありません。

しかし、聞いた範囲の情報から判断すると中国政府が本格的に環境を守る方向にカジを切ったのではないかと思われます。

こうなると環境改善の実績がある日本企業の技術が生きてくるはずです。

いろいろな日本企業が中国向けに大きな動きをするようになることを期待しています。いや、もう動いているのかも知れません。

 



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大連からの帰路、上空から見える仁川空港はクリアーでした。

何回か利用しましたが、もう行くことはないだろうと思います。

遠くから見ていると、実際のものより美しい。



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日本に生まれた意味を自ずから考えようとする時、日本の起源つまり正しい日本文明を改めて知ろうとすることが大事なことに気付きます。

日本文明は大陸にある中華文明や、近くにある朝鮮半島のものとは別物で、影響を受けたという時期はあっても独自性を失ったことはなかった。

日本の古い地層から11万年前の石器が出土。

青森県の遺跡から3万年前の加工された石器が出土。

1万6千500年前の縄文土器が出土。

1万3千年前の人の形をした土偶が出土。

1万2千500年前の漆加工されたものが出土。

世界の4大文明などを小学校の頃教わりましたが、それらはわずか5千年前の事だったのですから、歴史の中では日本にも3万年前からの文明があったという事は誇っても良いのかも知れません。

日本には何万年も前から人々が住んでいて、その時代時代の文明があったと考えるだけで壮大な気分になります。

そんな事は小学生、中学生の時には習ったこともなく、縄文時代は竪穴式住居に住んでいたという認識程度ですから、誇りを持つというより自分とは無縁の事だという意識しかありませんでした。

しかし、何万年も前から受け継がれてきた文明が、古墳、飛鳥、平安などの時代を経て、現代日本人に脈々と息づいているのではないかと認識すると、自分がなぜこのように考えたり行動したりするのだろうかの原因に気付くのです。

ちなみに、数万年も続いたと思われる縄文時代の人たちの遺骨には、戦いのために傷ついたものがまったく無いのだそうです。

その事で分かるのは、日本人は数万年にわたって国内で戦いをすることが無かったという事実で、その気質は現代人にも伝わっていると感じるのです。

 



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大連出張中に送られてきた孫の写真に癒されました。

良いことも悪いことも忘れます。



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今回の大連出張はお取引先の社長さんとご一緒しています。

昨夜は、大連の若者達に人気のあるお粥料理店にて二人で夕食です。

強いお酒は置いていない料理店なので、中国産のビールで乾杯し、さっそくお粥をいただきました。

さすがに人気のある店だと思わせる味でしたので、お取引先社長にも満足していただけました。

また今日も頑張ります。

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大連アラヤのスタッフ達から、日本で出版されているデザイン関係の本を購入して欲しいという要望がありました。

デザイン関係の本ですから結構高いのですが、向学心を満たすためですから購入しました。

専門的な本を5冊を探すのは大変かと心配したのですが、アマゾンを利用したら欲しいと言われた全ての本を、漏れなく購入出来ました。

今日はこれから大連出張しますので、持って行きます。

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アラヤが仕事をする上で欠かせないツールとしてWBSを使用しているのですが、WBSの名称を説明してもなかなか理解をしていただくのが難しいという難点がありました。

またWBSが頻繁に使われているのは、製品開発やソフト開発をしている技術系の現場という事もあって、一般的な事務系の現場ではなじみがないというのが原因だと思います。

そこで、アラヤで使っている目的とか機能を検証して、覚えていただけるる名称を考えてみる事にしました。

いろいろな候補もありましたが「体験設計構成図」という呼称が適当と判断し、これを使用する事にします。

CXDSの理事会の場で認定もいただきましたので、CXDSの体験設計認証マークも表示します。



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第二次世界大戦が始まる頃は、中国大陸で事変と称していた戦争状態が長く続いていたこともあって、日本中が戦争状態に慣れてしまっていたと父母から聞いた覚えがあります。

それでも帝国海軍がハワイ・真珠湾攻撃を行ったというニュースがラジオから流れた時には、体中に電流が走り、目がくらむような気分になったそうです。

いづれ戦争は起こるのだろうという漫然とした風潮があったとしても、現実に強大な国力を持っていたアメリカに戦いを挑むなどという事は、あってはならないし、そうならないで欲しいというのが一般国民の願いだったはずなのに、いつの間にか戦争になってしまったのです。

当時、帝国海軍の一兵卒であった父は覚悟を決めたそうです。戦後に生まれた私は、そんな話を聞いても実感のしようもなく理解出来ませんでしたが、日本中がそんな覚悟をしなければならなかった事実は知っておくべきだと思います。

ニュースで流れる北朝鮮市民の声を聞く限り、戦争が実際に起こる事を心配しているようには見えないのですが、まるで戦前の日本人が感じていた感覚と同じようなのでしょうか。

最悪の事態が起こらない事を祈るばかりですが、そんな時期にさしかかってきたのかも知れません。



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翻訳をさせていただくという立場であれば、ミスは発生します という発言はタブーに近いと認識していますが、残念ながらミスを撲滅することは出来ません。

飛行機の設計でも、人間が造るものなので設計ミスはあり得るし、壊れることもあるという前提で、ミスや壊れることがあっても、安全だけは確保出来るという思想で設計されています。
最悪の事故を避けるためには、設計ミスは絶対あり得ないという建前より、人間は必ずミスをするという本音を大事にしているからです。

翻訳はまさに人間がやる作業そのものですから、この事象から逃れることが難しいのです。

ですから翻訳会社ではいろいろな手法でミスを撲滅すべく努力していますが、残念ながら完璧にはならないのが実態です。

アラヤでは人間は必ずミスをするという前提で、その発生原因を分析して回避方法をお客様と相談するとともに、ミスによるダメージをいかに小さくするか、リカバリーをどうするかという視点を大事にしています。



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