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問題解決ガイドのひとりごと。



もっと人を呼びたいと考える街は多いのですが、そのためには観光資源を増やすべきだと考えるのが普通だと思います。

その為にはお金をかけて観光資源開発をしなければならないと考えて、いわゆる箱モノを造って失敗した例は日本中にゴマンとありますので、同じことをしようと考える街はないと思います。

幸いと言っても良いと思うのですが、ほとんどの街にはそんな予算を立てる余裕もないのですから、知恵を絞るしかありません。

さびれてしまった街の様子、さみしい商店街、昔の工場跡地、炭鉱の廃墟などは観光資源にはならないと誰もが思ってしまうのですが、複数のカメラマンに撮影してもらい、写真展や写真集、あるいはWebなどで公開してはどうだろうか。

このカメラマン達も外国人に依頼すれば視点が違ったものが期待出来るはずです。また夜間に照明をあてたものがあっても興味深い。

これらの建物などを観光客に追体験してもらうことで観光資源化ができる可能性が出てきます。

そしてこの前提になるのが、街の絶対的な安全性の向上です。街全体の協力によって「みんなで守る街」をアピール出来るぐらいにするのです。

もうひとつは清潔な街づくりです。安全できれいな街には世界中の人々が行きたいと思うはずです。そして安全できれいな街を安心して散歩してもらう。

駅前にある建物には大きな落書き用のボードがあって、観光記念にいろいろな落書きを書くことが出来たら楽しいかも知れません。(廃墟のような建物に落書きOKというのも有りかも)



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地方活性化をどのように進めるかは、その地方によってやり方が変わってきますので一概にどうするとは言えないのですが、そこを訪れる観光客向けのお土産品も考えなければならない重要なポイントです。

お土産ですから普通に考えれば特産品を中心としたものになったり、その土地のキャラクターを活かしたものとか雑貨的な物になってしまう事が多いと思います。

お土産を買う目的には家族向け、知人向けとともに自分の旅行記念という物もありますので、工夫次第ではバリエーションを膨らます可能性を考えても良いはずです。

それには高額商品でもあり得るし、当然のようにコラボレーション商品があっても面白い。

その街の名前が入ったカメラや携帯ラジオ、時計、スキー板、靴などメーカーとコラボレーションを実現し、その街の限定商品として販売したらどうでしょうか?

ジュエリーなどでも考えられるかも知れません。少しだけ発想をずらすだけでいろいろなアイデアになってくるはずです。



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地方の街を訪れたインバウンドの旅行者たちにとって、街の隅々まで探訪するための自転車が用意されていたら喜ばれると思います。

坂のある街でしたら電動自転車が良いかも知れません。

その自転車にGPSを取り付けて、旅行者がどんな所に行ったのかをデータベース化すれば、また面白い企画を考える参考になるはずです。

レンタル形式が基本になると思いますが、自転車メーカーの協力を得れば負担を少なくする可能性も考えられます。

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地方活性化を考えてみる事例研究として、北海道のある市について外国人たちの力を借りて検証してみました。

外国人たちの力を借りたのは、活性化の為にはインバウンドを活用することが必要だと考えたからです。

その中で、過疎化していった過程の分析をしてくれた人もいました。多くの石炭産地が産業構造の大変化で衰退していく中、「いわき市」だけが困難な状況を克服したという事例のレポートは読みごたえがありました。

しかし、北海道の市との地理的条件などがまったく違うので、「いわき市」と同じような手法では活性化は難しいとの結論となっており、まだ残っている諸問題を解決することから始めなければならないとしていました。

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スキー場、きれいな湖、紅葉スポット、美味しい果物、自然が豊か、心霊スポット、温泉、ご当地弁当、こんぶ餅、メロンゼリーというようなキーワードが出てきました。

これは自然、スポーツ、健康という面で、若い人たちにもアピールできるキーワードですから、もう少し工夫をすれば活性化のヒントが見えてくるかも知れません。

やはり地方活性化というのは難しいですね。

 

 



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