多言語コーディネーションが業務の中心です。
問題解決ガイドのひとりごと。



クラウド上でContents Management System(コンテンツ管理システム)を利用する場合に、専用のソフトがあるので、それを活用したいという事例がありました。

そのソフトはオリジナルが英語で、日本語にはローカライズされてないので、操作をする場合はそれなりの英語を理解している必要があります。

操作そのものはイラストレータやインデザインを習得している人であれば、1~2日のトレーニングで習得できるのですが、それを教えてくれる人がいないというジレンマがありました。

この案件を実際に進めるためには、そのオペレーターを育成するところから始めなければならないのですが、発注する立場の人は「どこかに出来る人がいるはず」と思い込んでいるようでした。

仕事は進めなければいけないのであれば、まずはそのソフトを操作出来るスキルを習得する時間が必要で、それには費用がかかるという理解をしてもらわなければなりません。

原稿は日本語ですから、段落などを理解しながら操作するとすれば日本人のオペレータでなければならないという条件もあります。

さて、このような事例は「まず、何を解決しなければならないのか」という基本を、発注者、受注者の双方が共通の理解をするところから始めないと解決出来ないので、分析をし設計図を書いてみます。

そこからのディスカッションがお互いの財産になることに気付けば、解決はすぐそこにあります。



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JASAの例会に参加させていただいた折に、DMM.com AKIBA studioの見学をさせていただきました。

例会の案内にStudioの見学と書いてありましたので、いわゆる音楽や映像系のスタジオを予想していたのですが、まったく違うものであることに驚いてしまいました。

このStudioは製造部門の人たちが試作品を作ったり、顧客に提供するサンプルなどを制作するための施設で、木材、金属、電子部品等の加工をしたり、3Dプリンター、縫製加工、振動試験、温度環境試験、湿度環境試験なども出来るような施設になっています。

もちろんスタッフも充実していて、各種の機械の操作だけではなく、試作品の製作方法などの相談にも応じてくれるそうです。

秋葉原という立地ですから、利用する人たちは部材の入手も簡単ですし、施設内にもいろいろな部材が販売用に用意されていました。

製造会社に所属していて、会社で時間内に担当外の試作をすることが出来ない人や、これから独立して起業しようと考えている人にとって、非常に便利な施設であることは間違いありません。

私は製造業とは関係ありませんが、このような施設があることに感動してしまいました。

DMMという会社に乾杯!です。



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