今朝の日本経済新聞朝刊スポーツ欄、豊田泰光さんの「チェンジアップ」というコーナーの表題は「とりあえずの効用」。
あれだけ負け続けていたヤクルトスワローズが、ついに勝ち負け数がとんとんにまでこぎ着けたことを取り上げています。
あれだけどん底の状態から脱出できたのは、「とりあえず出来ることからやる」という小さな一歩から始まったに違いないと思われたそうです。
スポーツは一流選手どうしの戦いですから、経営のヒントを得ることもあるのですが、この記述には「そのとおり!」と思わず膝を叩いてしまいました。
アラヤも昨年初夏にはこんな思いをしながら苦しんでいたことを思い出したからです。
『記事から』
窮地に陥ると、誰もが余裕をなくし、やるべきことを見失いがちだ。
そんなとき、とりあえずでよいから手近な目標を定めるといい。
仮設の足場にすぎないかも知れないが、何にもないことには人間一歩も上がれないのだから。
苦しいときには「とりあえず出来ることからやる」がお薦めだ。