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問題解決ガイドのひとりごと。



中国・大連市には大連ソフトウエアパークというエリアがあって、内外のソフトウエア関連企業432社(IBM,SAP,SONY,Panasonic,HP、富士通等)が進出しています。
エリア内には企業だけでなく、2つの大学のキャンパスがあるなどアカデミックな雰囲気に包まれています。
大連市はここを中国北部のシリコンバレーにしようと目論んでいます。
そしてその目的どおりに順調に伸展している様子がみられます。
実はアラヤの子会社大連アラヤも、IBMが入っているビルに存在しているのです。
ところが、大連市はまたまた新しいプロジェクトを考えていることが分かりました。
名前は「大連生態科技創新城」。
翻訳すると大連eco science & techno innovation new cityとなりそうです。
面積はソフトウエアパークの22倍だという。
そこにはあらゆる産業のR&D部門やイノベーション部門、そして新産業となりうる起業家などを集積させようという意図があるそうです。
設備、税制、金融などの優遇措置を武器に、日本をはじめ世界中の有望な企業、部門が進出することになれば、大連市発展の起爆剤になることは間違いなさそうです。
日本がもたもたしている間に、有望な企業や起業しようという若者たちがこぞって大連に行ってしまうことも無いとは誰も言えないのです。
大連は日本からも近いし、親日的な地域ですからその可能性が高いと思っています。

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