故山本夏彦さんの本に書かれていたことで「ヘェー」と思ったことを書いてみます。 山本正吾さんは東芝の古い社員でのちに役員待遇になりましたが不遇の人で、「3種の神器」を普及させ、何より電気釜を創造して女性を重労働から解放した人と言われています。 ちなみに当時の「3種の神器」とは電気釜、電気冷蔵庫、電気洗濯機の三つでこれらは戦前からありましたが高値の花だったそうです。 東芝の社員であった山田さんは「3種の神器」が女性を重労働から解放すると広告し、街頭で実演するだけでなく、買えないお客のために月賦という方法を講じて普及させましたが、出世とは無縁だったようです。
ところが今では東芝の社員でも山田さんの名前を知っている人は少ないのではないでしょうか?
山本夏彦さんは著書の中で山本正吾さんに賞を贈ることを推薦すると述べています。私もそれに賛成です。
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