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■ 女神系歌姫-1 【 Angel Voice列伝 01-50 】

※ 女神系歌姫とは? → こちら

以前別ブログにUPした「女神系歌姫」たち100人以上の動画を、リンクつなぎなおしコメントを補足してUPしていきます。
リストした曲は個人的に好みのテイクで、かならずしも代表曲というワケではありません。
掲載順は順不同ですが、元ブログの掲載順を踏襲し適宜追加しています。
50人(曲)1セットで構成します。

アマチュアの歌い手さんも入ってますが、敬称略としています。あしからず。

■ 女神系歌姫-1 【 Angel Voice列伝 01-50 】
■ 女神系歌姫-2 【 Angel Voice列伝 51-100 】


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01.癒月(ゆづき) - you 【ひぐらしのなく頃に】

奈良県出身のArtist&Creator。2007年頃から活動開始。
dai作曲の名作「you」の初代Vo.および作詞を担当。
Yukiと共にユニット「雪月」を結成。
メリハリがありながらヒーリング感を備えたすぐれた声質をもつ。

02.織田かおり - Yume no Tsubasa/FictionJunction Yuki Kajiura LIVE vol.#4 PART II

神奈川県出身のVocalist。2007年ソロデビュー。
2013年頃から活動を本格化させアニメやゲームのテーマ曲に参画。
梶浦由記のFictionJunctionや“Revo”のSound Horizonの主要メンバーでもある。
表現力とパワーを備えたVocalで、その実力は逸材揃いのFictionJunctionのLIVEでも際立っている。

03.池田綾子 - 心の糸 【Flower PS3 game】

神奈川県出身のシンガーソングライター。2002年2月メジャーデビュー。
武蔵野音大声楽科卒の本格派でその幅広い音楽性とエモーショナルな歌唱力には定評がある。
自然保護活動や伝統文化系ライブなど多彩なステージで活躍。

04.MARlNA - One love ~恋におちて~

プロフィール不詳。
微妙にビブラートがかった艶のある声質をもち、エモーショナルな存在感がある実力派Artist。声量もあると思う。→「夢にみる明日」feat SHUNNAY (from ONE)

05.中村舞子 - 桜 (Covered)

フィリピン生まれでのちに埼玉県で育つ。
2011年メジャーデビューを果たし、セツナ系の代表格とされるR&B系Artist。
すこぶる伸びのよいフェミニンなハイトーンヴォイスをもち、表現力も抜群の逸材。featやコラボ多数で佳曲も多い。
セツナ系の代表曲「Because」(LGYankees Feat.)
■ 中村舞子の名バラード20曲

06.茶太 - 夏影 ~Airness~

福島県出身のVocalist。2003年に初の自主制作CDを発表し、主に同人音楽やゲーム・アニメの主題歌の歌い手として知られる。音系同人サークル「ウサギキノコ」を主催。
片霧烈火・霜月はるかと3人で組む「しもちゃみん」は、美声ユニットとして知られる。
かわいい感じのやわらかな声質で癒し系。

07.Hitomi(黒石ひとみ) - PLANETES

石川県金沢市出身のシンガーソングライター。1989年頃からメジャー活動開始。
シンガーとしての活動時は”Hitomi”名義となる。
藤原麻紀・山本由紀とDolce Triade(ドルチェ トリアデ)という音楽制作ユニットを組んでいたこともある。
幅広い音楽性をもち、浮遊感とヒーリング感覚あふれるたおやかな声質は「エンジェル・フェザー・ボイス」とも呼ばれる。
これはアニメ『プラネテス』のテーマソングで声質を活かしたスケール感のある佳曲に仕上がっている。

08.Sachi Tainaka(タイナカ彩智) - Saikou no Kataomoi (最高の片想い) 【彩雲国物語ED】 - Live 2007 Concert

兵庫県出身のシンガソングライター。2006年「タイナカサチ」名義でメジャーデビュー。
2010年から「タイナカ彩智」表記。
姉は東京芸大学声楽科卒・同大学院オペラ科修了の声楽家、田井中悠美でコラボコンサートも開催。
3オクターブ半ともいわれる広い声域と透明感&伸びのある優れた声質をもつ。
ライブハウスでの実績豊富な実力派で、LIVEパフォーマンスに定評がある模様。

09.戸松遥 - secret base ~君がくれたもの~ (10-yrs-after ver) w / 茅野愛衣・早見沙織

愛知県出身の声優、女優、シンガー。
2005-2006年「ミュージックレイン スーパー声優オーディション」選抜。
2009年1stALBUMリリース。
同年2009年に寿美菜子・高垣彩陽・豊崎愛生とともに声優ユニット「スフィア/sphere」を結成している。
歌唱力のある声優との競演が多く、声優シンガーのレベルの高さを示す名演多し。
声質は素直でUPチューンも多い。

10.志方あきこ - Erato

東京都出身のシンガーソングライター。
2001年同人音楽サークル「VAGRANCY」からミニアルバム第1盤をリリース。
作風と同様ナゾの多い?Artist。
どちらかというとシリアスな作風だが、ときおり創り出すヒーリング系楽曲では天才的な切れ味と圧倒的な完成度をみせ、希有の才能をもっているとみられる。
透明感&浮遊感あふれるハイトーンヴォイスも魅力。
葉加瀬太郎との競演「Ave Maria」 名テイクです。

11.くゆり - 君の知らない物語 (歌ってみた)

2010年からWebをメインに活動するシンガー。プロフィール詳細は不明。
これまで聴いたなかでは、(いまだに)個人的にベストと思われる「君の知らない物語」。
抜群の透明感とブレスどり。
小刻みにかましてくるヒーカップと、立ち上がりの速いビブラートがキレッキレ。
この難曲を最後まで破綻することなく見事に歌い切っている。

12.西野カナ - 君って

三重県松阪市のメジャーシンガー。2008年2月メジャー・デビュー。
安定したハイトーンヴォイスをもつ実力派で、抜群のメロディラインのヒット曲多数。
とくに2009年から2015年にかけての怒濤のヒット曲連打とファッションリーダーとしての存在感は、同世代の女性に大きな影響を与えたといわれる。
いわゆる「セツナ系」に入ると思うが、クラブ系やR&B系など、それだけには括り切れない幅広い音楽性をもつ。
2019年2月3日から惜しくも無期限活動休止に入ったが、自身の公式YouTubeアカウントで多くのLIVE動画が公開され、その卓越したLIVEパフォーマンスが再評価されている。

13.霜月はるか - Ruri no Tori (2020 Birthday and 15th Anniversary Live)

宮城県出身、東京都育ちの女性シンガーソングライター。
2001年同人サークル「Maple Leaf」、「tieLeaf」名義で同人音楽活動を開始。
同人系のマルチArtistで作詞・作曲、編曲も多才にこなし、ゲーム・アニメ作品の主題歌も多数手掛ける。
Revoと親交があり、Sound Horizonにゲスト参加も。
とくにPCゲーム系の作品が多く、プログレ的な複雑な曲調にフェミニンで透明感のあるヴォーカルを乗せる。

14.富金原佑菜 - 流星群 (Covered) 2018/09/17 あべのAステージ

愛知県出身の若手シンガーソングライター。
2017年頃からテレビ東京「カラオケバトル」、テレビ朝日「音楽チャンプ」などに複数回出演して好演。
2021年秋~TVアニメ『境界戦機』EDテーマも担当し、活動を活発化させている。
声の成分が多彩だし響きが強い。やっぱりきっと倍音もってる。
細かな音符や休符を散りばめたような粒立ちとキレ。そして、わき上がってくるエモーション。
こういうスケールの大きい曲を、キレ味するどく歌いあげられる才能、そうはいないと思う。
■ 富金原佑菜ちゃんのナイステイク

15.KOKIA - 孤独な生きもの (KOKIA CONCERT TOUR 2010)

東京都出身のシンガーソングライターで、国際的に幅広い分野で活動する個性派Artist。
大学在学中の1998年にすでにメジャーデビュー。
桐朋学園大学音楽学部卒でクラシックをベースにもち、クラシカルかつメッセージ性の高い佳曲を多数もつ。
安定感&説得力のあるヒーリングヴォイスで、J-POPのレベルの高さを世界に発信できる逸材。
音楽で人を救うことができる希有のアーティストだと思う。
KOKIAの名バラード12曲

16.藤田麻衣子 - Shunkan (瞬間)

名古屋出身のシンガソングライターで、2006年9月CDデビュー。
以降作品リリースを重ね、ゲーム・アニメ主題歌も多数手がける。
作曲・アレンジに天才的なキレをもち、小柄な体型からは想像できない歌唱力も。
ドラマティックかつエモーショナルな佳曲多数で「泣き歌の女王」の異名をもつ。

17.吉岡亜衣加 - 消えない虹 【薄桜鬼 黎明録ED】

静岡県出身の女性シンガーソングライターで2009年デビューアルバムをリリース。
PCゲーム系のテーマソングも多数手がける。
高い声域と透明感あふれるすぐれた声質をもつ。

18.熊田このは - 手と手(オリジナル曲) 2019-12-30 大坂ESAKA MUSE

福島県郡山市出身のシンガー。2017/03/29OAの「カラオケバトル」初出場でいきなり優勝し、以降「カラオケバトル」の常連となる。
現在、大学で音楽を専攻しLIVEなどの音楽活動は休止している。
比類なきスーパーソプラノ。あふれ出る1/fゆらぎは絶対セラピー効果あると思う。
高音の美しさと空に舞い上がるような透明感&高揚感。
せつなさを湛えながら、聴き手のきもちを前向きにさせるその歌唱は唯一無二のもの。
書き始めるとキリがなくなるので→こちら(熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.2)をみてね。

19.川田まみ - For our days

札幌市出身のシンガーで、2001年から札幌の音楽制作集団「I've」のメインヴォーカリストとして活躍。
2005年2月メジャーデビューし、自身の作品のほかPCゲームやアニメなどのテーマ曲など多くの作品を残す。
2016年2月、年内をもって歌手活動引退を発表している。
独特のビブラートとヒーカップが織りなす、聴き応えのあるハイトーンは定評があった。

20.花たん 「栞」天野月 feat.YURiCa/花たん

名古屋市出身のシンガー。2008年2月に「ハジメテノオト」を投稿し”歌い手”デビュー。
その個性あるビブラートと美しいハイトーン、そして難曲をエモーショナルにこなす高度なテクニックで人気を博し、オリジナルアルバムやカバーアルバムもリリースしている。
”歌い手”では「花たん」、同人活動では「YURiCa」(ユリカ)を用いるが、「YURiCa/花たん」名義のものも多い。
はじめて聴いたとき何かの間違いかと思ったくらい音のつかみが巧い。
天性の「難曲キラー」ぶりは、天野月の難曲「栞」でもあますところなく発揮されている。
■ 花たんの名テイク

21.みにゅ - 1/6 (歌ってみた)

2009年9月初投稿の歌い手。
投稿数が少なく、ガラス細工のように繊細な声質&唱法でちょっと曲を選ぶような気もするけど、はまったときのヒーリング感&感情の入り方はハンパじゃない。
個人的には歌い手のなかでも屈指の才能をもっていると思う。
逸材!(みにゅさん特集)

22.山本千夏 - Cloe 【地球少女アルジュナ】

才人、菅野よう子の作品を何曲か歌っているが詳細不明。
クラシカルながらインパクトある菅野よう子の旋律を透明感あるハイトーンで歌いこなしている。

23.May J. - Destiny feat.STEVIE HOANG

東京都生まれ、神奈川県横浜市育ちのハーフのシンガーソングライター。
2006年12月1stシングルリリース。
声質、声量、テクとも申し分ないが、カバー曲が多くあまりに器用すぎてソツがないからか「無思想」的なコメントを受けてしまう場面も。
たしかにそういうテイクもなきにしもあらずだが、心に響くテイクだってしっかり残している。

24.みとせのりこ - 君のいる場所へ

東京都出身。主にPCゲームの主題歌を歌うマルチアーティスト。
1994年プログレ系(?)ユニット、kirche(キルシェ)にヴォーカルとして参画。
以降、ナルキとのユニットORITAなどコラボ活動も目立つ。
繊細かつ難解な曲調を澄んだ美声で唱いこなす独特な個性。

25.荒牧陽子 - 炎/LiSA を色んな人で 【歌ってみたらこんな感じ!⑧】

岡山県出身のシンガーソングライター。愛称マキタソ。
高校卒業後上京しメジャーデビューを狙うも叶わず、スタジオミュージシャンやコーラス、カラオケのガイドボーカルなどで場数を踏む。
2010年1月アルバムをリリースしているが、R&B色の強いものだった。
並はずれた力量からして、R&Bカテゴリーで勝負をかけたかったのかも知れぬ。
2011年7月19日放送の『スター☆ドラフト会議』でものまねデビュー、圧倒的な歌唱力で一躍人気ものまねシンガーとなる。

一時期紆余曲折はあったものの、これほどの才能を世間が埋もれさせておく筈はなく、近年TV出演も増えてきている。
ハスキーな低音からバイオリンのような艶のあるハイトーンまで、その声域・声質はきわめて広く、抜群の音感も兼ね備えているため、時としてオリジナルシンガーの最盛期を凌駕すると思われるパフォーマンスを展開する。
「ヴォーカル界の職人」というものがあるとすれば、この人が第一人者だと思う。
■ おそるべし! マキタソ(荒牧陽子)

26.Lia - Aozora

東京都出身のシンガー。
アニソン、ゲームソングのハイトーン系シンガーの先駆けのひとり。
2000年、PCゲーム、テレビアニメ『AIR』のテーマソングを歌い、一躍人気シンガーとなる。
正直、ハイトーンの声質でLiaを凌ぐシンガーは何人も思いつくが、「鳥の詩」や「夏影」で、ヒーリング系アニソンの存在感を一気に高めた功績は計り知れない。
現在は香港に在住して活動。

27.やなぎなぎ - さよならメモリーズ

大阪府出身のシンガーソングライター。
2008年からSupercellのゲストボーカルとしてnagi名義で参画。Supercellの名曲の数々をものする。
はかなさと情感を感じさせるハイトーンヴォーカルで多くの支持を得、歌い手系フォロワー多数出現。
さすが本家だけに、ブレスどりや繊細なニュアンスの出し方がとても巧いと思う。

28.ユーズ(RAM WIRE) - きぼうのうた

千葉出身の男女3人組新鋭ユニットRAM WIREのリードVo.ユーズ。
綺麗な声質かつエモーショナルな歌いまわしでRAM WIREの楽曲にはまっていた。
2001年に活動を開始したRAM WIREは、すこぶる質の高い楽曲と繊細なアレンジが魅力でブレークの可能性もあったが、残念ながら2016年4月活動休止を発表し、ユーズはソロ活動を継続している模様。

29.Lily.- 遠く離れた場所で feat. C

2010年夏Venus-B(キングレコード)よりデビューしたセツナ系Artistでファルセット気味に抜ける高音に個性。
同レーベルに所属のLily.μとは別人と思われ、最近の動向は不明。
これは2010年7月On Saleの1st-Single。2nd-Single「気づいてよ... I Love You」もなかなかの出来。

30.新妻聖子 - NEVER ENOUGH (Covered)
※ 公式Webはリンク不可

愛知県出身のシンガー&女優。
11歳から約7年間タイで過ごし、2003年ミュージカル『レ・ミゼラブル』にオーディションで抜擢され初舞台を踏む。以降、主にミュージカル界で活動。
すこぶる綺麗で伸びのある声質と独特の情感をもち、ロングトーンとビブラートのこなしはもはや芸術。
あの葉加瀬太郎氏をして「あなたの歌は感動を与えてくれる」といわしめた逸材。
個人的にはミュージカルだけでなく、POPミュージックの世界でも幅広く活動してほしい。
■ あなたの歌は感動を与えてくれる / 新妻聖子

31.riya(eufonius) - メトロクローム

eufonius(ユーフォニアス)は菊地創とriyaの音楽ユニットでアニメ、ゲームソングを中心にリリース。
ヴォーカルのriyaは透明感&ヒーリング感覚あふれるハイトーンヴォイスをもつ。
楽曲のレベルの高さも魅力。

32.川嶋あい - compass

福岡市出身のシンガーソングライター。
2002年路上ライブを開始、以降複数のヒットを出し安定した音楽活動を継続。
澄んだ声質とエモーショナルな唱法が魅力のArtistでメロディ抜群の佳曲を多数もつ。
1,000回にも及ぶ路上ライブで鍛えられた高い歌唱力にも定評あり。

33.MiKA(Daisy×Daisy) - 永久のキズナ

Daisy×Daisy(デイジーデイジー)は、2005年頃から活動を開始し現在はヴォーカルのMiKAのみのソロ・ユニット。
優れた声質とビブラートと滑舌を活かしたキレッキレの唱法をもち、この曲はじめてきいたときマキタソ(荒牧陽子)かと思った(^^)
「永遠に10歳」キャラを前面で打ち出しているが、じつはさりげに美形で天は二物を与えたか・・・。
愛媛県出身の超メジャー声優系Artistの妹という情報あり。

34.多田葵 - Brave Song 【Angel Beats!】

声優系のArtistで2005年あたりからシンガー活動を本格化。アニメ、ゲーム系への提供曲が多い。
ヒーリング感あるエンジェルヴォイス系で、これはアニメ「Angel Beats!」のエンディングテーマ。

35.堀優衣 - アイノカタチ (Covered)

往年のカラオケバトルの王者。
音程もリズムも際立った安定感。メゾピアノ~ピアノのパートでも声の粒立ちを保っているのが凄い。
しかもこれに情感(裏加点要素)が乗ってくるので、100点連打もうなづけるところか・・・。
現在大学在学中で、音楽活動も精力的に展開している。
■ 堀優衣さんコンサート 2022 "illuminate!"
■ 黄金の世代?(カラバトU-18が強い件)

36.夏川りみ - 月のかほり

夏川りみの声をはじめて聴いたのはたしか、水戸黄門の合間に流れていた松下グループのCM Song「この星を感じて」だったと思う。
ハイトーンが綺麗に伸びるそのボーカルは強烈なインパクトがあり、画面の下に出ていた”夏川りみ”というクレジットを頼りにCDをさがしたが、その当時はまったくのマイナーで、ごく一部の大手CDショップでシングルが見つけられただけだった。
メジャーデビューからの「南風」(2002/3)、「てぃだ~太陽・風ぬ想い~」(2002/9)、「空の風景」(2003/3)初期3枚のALBUMのできは抜群だった。
沖縄独特の音階や歌いまわしはそれほど強く出ておらず、さらりと明るい曲調に彼女の伸びやかなハイトーンが乗る内容は、まさに「ヒーリング・ミュージック」そのものだった。
この頃まではLIVEにも何度か行った。
だが、「風の道」(2004/9)あたりから次第に作風が変わり、初期のさらっと明るい曲風は姿を消して重厚なバラード主体の楽曲が増えた。
振り返ってみると、2007年9月に↑の変化についてのブログ記事を書いているので、やはり相当気に入っていたのだと思う。
これは2002年9月リリースの『てぃだ~太陽・風ぬ想い~』収録で、夏川りみの透明感あふれるハイトーンが堪能できる名曲。

37.愛美(Poppin'Party) - キズナミュージック♪

Poppin'Partyはメディアミックス作品「BanG_Dream!」に関連する声優音楽ユニット。
楽器の演奏力がさりげに高く、個人的には大橋彩香の手数の多いドラムスが好み。
ヴォーカル担当の愛美は、最近ソロ活動を再開している。
安定感のある美声で、アップテンポ曲や変拍子のこなしが巧い。

38.平野綾 - For You

名古屋市出身。アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒの声役として知られる。
2003年、吉田有希などとともにユニット「ユニット名未定」(のちにSprings)に参画。
歌うまでルックスばっちりな声優アイドルの好例。
近年はミュージカルメインで活動中。

39.鹿乃(かの) - ハロ/ハワユ (歌ってみた)

“ロリ声”とも評されるかわいい系の歌い手(バーチャルシンガー)で、2015年5月メジャーデビュー。
公式WebのBioに「アジア圏特に中国では絶大な人気を誇る。」とあるが、たしかにこういうヴォーカル&キャラは日本ならではでは?
ハロ/ハワユは定番のボカロ曲で投稿多数だが、ここまでニュアンスの出たテイクは聴いたことがない。

40.milet - One Reason 【鹿の王 ユナと約束の旅】

思春期をカナダで過ごしたというグローバルなシンガーソングライター。
2018年頃から音楽活動を活発化。すでに複数のヒット曲をもち、東京2020オリンピック閉会式に歌唱出演している。
広がりのあるメロと弾むエスニックなリズムが絡む曲調は、これまでのJ-POPにはなかったフォーマットでは。
個人的には好物の曲調。逸材だと思う。

41.春奈るな - Overfly

東京都出身のシンガーで2012年メジャーデビュー。
やや不安定な感じもあるが、高音がよく伸びビブラートのかかりも綺麗。
これは2012年11月On Saleの2nd_Single。

42.栗林みな実 - Kimi no Naka no eiyuu

静岡県出身の声優系Artistでアニソン参画多数。2002年に1stALBUMリリース。
甘さのあるハイトーンヴォイスは安定感充分で、繊細なビブラートとヒーカップのコントラストは絶品。
アップテンポ曲のキレに定評があり、この曲でもビブラート&ヒーカップがばりばりに効いている。

43.May'n(シェリル・ノーム starring May'n) - ダイアモンドクレバス

名古屋市出身。2007年中林芽依名義でデビューし、2008年May'n(メイン)に変更。
ホリプロ系だが才人、菅野よう子の作品を多数歌うなどArtist志向を強める。
透明感あふれる綺麗なハイトーンで含蓄ある優れた歌唱力も。
これは、シェリル・ノーム starring May'n名義(マクロスF)で出された人気の高い名曲。

44.@ゆいこんぬ - bouquet (歌ってみた)

2011年1月ニコ動初投稿の歌い手。
声優系の甘くやわらかなハイトーンヴォイス。微妙にゆらぐ歌声がエモーショナルで表現力高い。
doriko氏作の名ボカロ曲「bouquet」は投稿多数だが、声質を活かして華麗に仕上がったこれはベストテイクでは?

45.持田香織(Every Little Thing) - Over and Over

元子役としてテレビCMや雑誌モデルなどで活動していた持田かおりが1995年、五十嵐充、伊藤一朗と組んでEvery Little Thingを結成。
かならずしも美声とはいえないかもしれないが、声に切なさがこもって聴き手を惹きつける。
これは1999年1月27日、大ヒット曲「Time goes by」から間を置かずのシングルリリースだったが、オリコン最高位4位と大きなヒットにはいたらず「隠れた名曲」ともいわれる。
David Fosterを思わせる綺麗なメロ展開で、おそらくD~Eメロまである。
この当時の五十嵐氏のメロディメイカーぶりがよくわかる好作品。

46.KOTOKO - Imaginary Affair 【こなたよりかなたまでOP】

札幌市出身で、札幌の音楽制作集団「I've」のヴォーカリストとして活躍。
アニメやゲーム曲を多数手掛け、この分野での代表的なArtistの一人に数えられる。
ビブラートやヒーカップに頼らず、独特のブレスどりでインパクトをつくっていく独特の唱法は、アニソンのひとつのフォーマットとしてフォロワーを生んだ。
2003年12月ゲーム『こなたよりかなたまで』のOPとしてリリースされたI'veの高瀬一矢氏作曲のこの曲は、抜群のメロディラインをもつ名曲としていまだに一部で人気が高い。
KOTOKOのヴォーカル(ブレス)なくしてこの仕上がりにはならなかったと思う。

47.bakiko - ただ泣きたくなるの (歌ってみた)

声質がやたらによく、ビブラートと声の伸びが心地よい歌い手さん。
聴いていて抜けられなくなるヤミツキ感はそうとうなもの。
中山美穂のこのヒット曲は微妙なロングトーンが多くカバーが難しい難曲として知られているが、持ち味のたおやかでフェミニンな声質を活かして見事な仕上がりとなっている。

48.森恵 - 茜色の約束 (Covered)

広島県出身のシンガーソングライターで、2005年頃からストリート(路上)ライブ活動を本格化。
路上ライブで鍛え上げられた実力派で、きわめて高い歌唱力&表現力をもつ逸材。
とくにビブラートと高音の伸びが秀逸。
これは、いきものがかりのカバーでほんとうにきもちよさそに歌っている。

49.杏里/Anri - 千年の恋

1980年代初頭、飽きるほど聴き込んだ名シンガー。
杏里の歌声ってシンプルに聴こえるけど、じつは異様なフックがある。
そしてバラードでも感じるグルーヴ感。
こういう時代を超えるワン&オンリーの才能が、昨今の再評価をうみだしているのでは?
個人的には1980年代前半の楽曲に思い入れが深いが、2000年リリースのこのアルバム曲もシングルカットしてもいいくらいの素晴らしいメロディラインの名曲だった。
ピアノ&ストリングスで幕を開け、一拍置いてからのボーカルパートの入りが秀逸。
■ 杏里の名バラード20曲!

50.アンジェラ・アキ(Angela Aki) - This Love

徳島県出身のシンガーソングライター。
個人的にはこれまで日本が生んだシンガーソングライターのなかで、トップの実力ではないかと思っている。
15歳で渡米し米国の音楽シーンに触れたことが、このスケール感やエモーションにつながっているのかも。
いまの米国のPOPSが失ってしまった音楽本来の魅力を、彼女はリアタイで吸収しJ-POPというかたちで昇華したのだと思う。
2005年名曲「HOME」でメジャーデビュー。以降も数々の名曲・名演を残す。
2014年8月無期限活動停止に入り渡米。
2022年1月リリースの鈴木瑛美子の配信曲に「カナリアの歌」を提供しているが、彼女自身の歌声は依然としてリリースされていない。
■ アンジェラ・アキ  なう!

2022年の貴重な生アンジー。
お元気そうなので、新たなセルフテイクでふたたび伝説を築いてほしい。



以下、まだまだつづきます。
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