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■ 1981年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)

2021/01/10 UP

ネタがいっぱいあるので、年毎に20曲リストしてみます。
1981年版です。

1979年版
1980年版
1981年版
1982年版
1983年版

※1980年代前半は英国のエレクトロ・ポップ系グループ(ユニット)、The Human League、Culture Club、Eurythmics、Duran Duran、Soft Cell、Spandau Ballet、O.M.D、A Flock Of Seagullsなどが米国のチャートを席捲し、「第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン(British Invasion)」と呼ばれた時期でしたが、これらのグループ(ユニット)については別にまとめたいと思いますので ↑ にはリストしていません。(ABCを除く。)

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2021/01/09 UP
コメントを入れました。
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2021/01/06 UP
8曲追加して20曲にしました。
コメントは追って入れます。
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2021/01/04 UP



→ 「■ 1983年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)」がけっこうアクセスをいただいているので、1981年版もつくってみました。
今回は、正真正銘のシングルトップ40入りの曲です。

つねづね洋楽1983年ピーク説を勝手に唱えているので、Billboardデータをもとに少し前の1980年~1981年のチャートイン曲を12曲集めてみました。
今回は思いつくままにリストしたので、筆者の好みのバイアスが思いっきりかかっていますが(笑)、この時期にチャートインしたことは間違いないので、時代の雰囲気は伝えているかと・・・。
日付はチャート最高位の獲得日です。

とりあえず12曲です。(既UPばっかりですが・・・)
コメントは後日入れます。

このところ?、「Just the Two of Us進行」が話題を集めているようですが、他の曲もオリジナルなコード進行を持っていそう。

■ 1981年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)

→ 「■ 1983年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)」がけっこうアクセスをいただいているので、1981年版もつくってみました。
今回は、正真正銘のシングルトップ40入りの曲です。

つねづね洋楽1983年ピーク説を勝手に唱えているので、Billboardデータをもとに少し前の1980年~1981年のチャートイン曲を12曲集めてみました。
今回は思いつくままにリストしたので、筆者の好みのバイアスが思いっきりかかっていますが(笑)、この時期にチャートインしたことは間違いないので、時代の雰囲気は伝えているかと・・・。
日付はチャート最高位の獲得日です。

とりあえず12曲です。(既UPばっかりですが・・・)
コメントは後日入れます。

このところ?、「Just the Two of Us進行」が話題を集めているようですが、他の曲もオリジナルなコード進行を持っていそう。

01.Just the Two of Us (feat. Bill Withers) - Grover Washington Jr.
3/01/1981 / 2位 16Weeks

洒落た曲だらけの当時でも、ひときわ際立っていたお洒落感はやっぱり「Just the Two of Us進行」によるものか・・・。
はじめて聴いたとき、サックスとスティールパンの取り合わせにのけぞった記憶あり。

02.More Than Just The Two Of Us - Sneaker
12/19/1981 / 34位 6Weeks

知名度の低いグループだが、これは人気の高い名曲。
エアーサプライっぽいけど、音楽的にははるかに高度。曲調はもろにウエスト・コースト。
レーベルは非メジャーのHandshake、しかもニューフェイスの1St ALBUM。こういう作品もこの頃の日本のレコード会社はしっかりフォローしていた。

03.Let's Groove - Earth, Wind & Fire
10/31/1981 / 3位 16Weeks

1981年秋リリースの『Raise!』(天空の女神)からの大ヒット曲でディスコ・クラシックス。
1977年の『All 'N All』(太陽神)は名盤。1979年の『I Am』(黙示録)も曲に恵まれたがDavid FosterのAORカラーが強く、1980年の『Faces』は2枚組の大作で大きなヒットは出なかった。
このALBUM『Raise!』は一転してHornセクションを前面で打ち出し、ファンク色を強めている。
1983年の『Powerlight』(創世記)はコンセプト色が強すぎ、同じく1983年の『Electric Universe』はエレクトリック色を強めるも振るわず以降一時活動を休止したため、『Raise!』は後期E, W & Fの代表作に位置づけられている。
この曲を聴くとPhilip Baileyのファルセットが、E, W & Fサウンドでいかに重要な役割を果たしていたかがよくわかる。

04.Breaking Away - Balance
8/15/1981 / 22位 9Weeks

知名度は高くないものの質のよい楽曲を残したAOR系グループで、これは1st ALBUM『Balance』からのシングルカット。
ブライトな曲調ながら、どこか引き締まったニュアンスは、ニューヨークベースの活動を物語るところか。

05.While You See A Chance - Steve Winwood
2/28/1981 / 7位 12Weeks

弱冠10歳代でThe Spencer Davis Groupの中心メンバーを張って”天才少年”の名をほしいままにし、以降も、Traffic、Blind Faithと英国名門Rockグループのメインとなった英国のマルチプレイヤー。
R&B、ブルース、ジャズなど多彩なジャンルをベースとする幅広い音楽性をもつ。
'70年代後半からはソロとしても活躍し、これはソロ2作目のALBUM『Arc of a Diver』 (1980) 収録の佳作。
フォーマットはエレクトロポップだが、幅広い音楽性が隠し味となって味わいふかい。

06.In Your Letter - REO SPEEDWAGON

イリノイ州出身のアメリカン・プログレハードの代表グループ。
これは彼らの最大のヒットALBUMとなった名盤『Hi Infidelity』(禁じられた夜)からのシングルカットで邦題は「涙のレター」。
こういう軽快な曲だけでなく、こういうプログレ的なドラマティックなスロー曲→(「I Wish You Were There」)も繰り出せるのがこのグループの強みだった。

07.Bette Davis Eyes - Kim Carnes
4/11/1981 / 1位 20Weeks

1981年5月16日から6月13日にかけてBillboard・Hot 100の1位を5週連続で記録した大ヒット曲。
「ベティ・デイビスの瞳」の邦題で、日本でもヘビロテされていた。
ハスキーな声質でAC/AORの流れからは若干距離のある人だが、AOR系の名手として知られるBill Cuomoのキーボード(シンセ)・リフが絶妙に効いてアダルトで洗練感のある仕上がりとなっている。

08.Steal The Night - Stevie Woods
11/14/1981 / 25位 10Weeks

米国のR&B系アーティストのなかで、もっともAORに接近した一人。
これは1981年リリースの1st ALBUM『Take Me To Your Heaven』からのシングルカット。
DrumsにEd Greene/James Gadson/Ndugu Chancler/Michael Baird、PercussionにPaulinho Da Costa、BassにNathan East、KeyboardにClarence McDonald/Greg Mathieson、GuitarにPaul Jackson, Jr/Steve Lukather/Tim Mayなどの強者を揃え、曲調はモロにAOR。

09.Hearts - Marty Balin
8/15/1981 / 35位 3Weeks

Jefferson Airplane を結成しリードVo.をつとめたMarty Balinの1981年の1stソロALBUM『Balin』からのヒット曲。
どちらかというとMOR寄りでベタな曲が多い人だが、この曲は時代を反映してかAOR的な曲調に仕上がっている。
Jesse Barishの作曲で、名手Bill ChamplinがBack.voに入っていることも大きいかも・・・。
フェンダー・ローズ(by Mark Cummings?)も大活躍。

10.No Reply At All - Genesis
11/07/1981 / 29位 6Weeks

英国プログレッシブ・ロックの代表格、Genesisは1976年に名盤『Wind & Wuthering』(静寂の嵐)を残した後、次第にポップ寄りに舵を切り、これはそんな中で1981年にリリースされたALBUM『Abacab』からのヒット曲。
ポップななかにもところどころにみせるプログレ風味、Phil Collinsのシャープで手数の多いドラムス、Earth, Wind & Fireのホーンセクションなど聴きどころが多い。

11.9 to 5 (Morning Train) - Sheena Easton
2/28/1981 / 1位 15Weeks

じつは当時はかなりAOR/BCM系に振れていたので、こういうMORは積極的には聴いていなかったが、今回聴き返してみて思いのほかよかった。
オールディーズを巧みにモチーフ化して、英国のアーティストらしからぬブライトな曲をものしている。
こういう曲が1位をとるアメリカって、いまからするととても想像できないが・・・。

12.Cool Love - Pablo Cruise
7/25/1981 / 13位 11Weeks

たぶん、1970年代後半にもっともよく聴いていた洋楽グループのひとつだと思う。
(なぜかkalapanaやPablo Cruiseは、1970年代中盤の初期の頃からリアルタイムで聴いていた。)
サラサラと乾いた曲調はThe Beach Boys、kalapanaなどとともに「Surf Rock」と称されて、日本でも人気が高かった。
なんといってもクラシカルなCory Leriosのキーボードが聴きどころで、その醍醐味はこのヒット曲でも堪能できる。

13.Harden My Heart - Quarterflash
11/07/1981 / 3位 19Weeks

オレゴン州ポートランドから彗星のごとくあらわれたバンドで、これは彼らの最初にして最大のヒット曲。
当時はPOPS曲にサックスが入ることはめずらしくなかったが、女性リードボーカルのRindy Rossがみずからサックスを吹いてしまうところに妙なインパクトがあった。

14.Is It You? - Lee Ritenour featuring Eric Tagg
5/23/1981 / 15位 9Weeks

アメリカのフュージョン・ギタリストLee Ritenourが、AOR系シンガー Eric Taggをフューチャーして放ったヒット曲。
1981年リリースのALBUM『Rit』収録。
Jerry Hey(Arranged)、David Foster(key)、Richard Tee(key)、Abraham Laboriel(b)、Harvey Mason(ds)、Alex Acuña(per)、 Bill Champlin(Back vo.)と、ほとんどAORオールスター状態。
あまりに当時の売れ線どまんなかだったため評価は毀誉褒貶相半ばだったが、Lee Ritenourのヒット作のひとつに数えられる作品。

15.Jessie's Girl - Rick Springfield
5/09/1981 / 1位 22Weeks

オーストラリア出身のミュージシャンで俳優もこなしていた。
軽めのウエストコースト系ロックと相性のよい爽快感ある声質で、数曲のヒットを飛ばした。
これは1980年リリースの『Working Class Dog』からの大ヒット曲。
1982年リリースの『Success Hasn't Spoiled Me Yet』も名盤で、この大ヒット曲を凌ぐテイクがある。(たとえば→「Just One Kiss」

16.How 'bout Us - Champaign
3/28/1981 / 12位 13Weeks

グルーヴの効いたリズム、デュエットにサックスを散りばめた洒落っ気のあるMid~Slowチューン。
POPSとブラコンがもっとも接近したこの時代ならではのユニット&曲調だと思う。

17.Don't Stop Believin' - Journey
11/07/1981 / 9位 13Weeks

全世界で1,000万枚以上を売り上げた大ヒットアルバム『Escape』からのシングルヒットで邦題は「愛に狂って」。
Jonathan Cain / Steve Perry / Neal Schon共作の文句なしの名曲。
↑ はJourney全盛期の伝説的なLIVE動画。こういうパフォーマンスはSteve Perry抜きには絶対に成立しない。

18.Never Too Much - Luther Vandross
11/14/1981 / 33位 4Weeks

Changeの「A Lover's Holiday」「The Glow of Love」「Searching」などでの名唱で名を馳せたLuther Vandrossのデビュー・アルバム『Never Too Much』からのシングルヒット。
↑ このLIVE、Lutherのボーカルもいいけど、ドラムスとベースのグルーヴ出しがハンパじゃない。そして観客のノリ。

19.Kiss On My List - Hall & Oates
2/14/1981 / 1位 17Weeks

やっぱり彼らのベストって個人的には「Maneater」じゃなくて、この曲や「Wait for Me」「Everytime You Go Away」あたりだと思う。

20.Just Once - Quincy Jones (feat. James Ingram)
9/19/1981 / 17位 10Weeks

「愛のコリーダ」の大ヒットを出し日本でも人気の高かった大御所Quincy Jones。
これは1981の名盤『The Dude』からのシングルヒットで、秘蔵っ子といわれたJames Ingramがリードをとり、同じく秘蔵っ子といわれた Patti AustinがBacki voに入っている。
Barry Mann & Cynthia Weilならではのメロディアスなバラードでフックあり。
David Foster、Robbie Buchanan、Ian Underwoodの名手3人が繰り出すキーボードが強力すぎる(笑)
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■ 1980年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)

2021/01/10 UP

ネタがいっぱいあるので、年毎に20曲リストしてみます。
まずは1980年版です。

1979年版
1980年版
1981年版
1982年版
1983年版

※1980年代前半は英国のエレクトロ・ポップ系グループ(ユニット)、The Human League、Culture Club、Eurythmics、Duran Duran、Soft Cell、Spandau Ballet、O.M.D、A Flock Of Seagullsなどが米国のチャートを席捲し、「第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン(British Invasion)」と呼ばれた時期でしたが、これらのグループ(ユニット)については別にまとめたいと思いますので ↑ にはリストしていません。(ABCを除く。)

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2021/01/09 UP
コメントを入れました。
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2021/01/06 UP
8曲追加して20曲にしました。
コメントは追って入れます。
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2021/01/04 UP



→ 「■ 1983年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)」がけっこうアクセスをいただいているので、1981年版もつくってみました。
今回は、正真正銘のシングルトップ40入りの曲です。

つねづね洋楽1983年ピーク説を勝手に唱えているので、Billboardデータをもとに少し前の1980年~1981年のチャートイン曲を12曲集めてみました。
今回は思いつくままにリストしたので、筆者の好みのバイアスが思いっきりかかっていますが(笑)、この時期にチャートインしたことは間違いないので、時代の雰囲気は伝えているかと・・・。
日付はチャート最高位の獲得日です。

とりあえず12曲です。(既UPばっかりですが・・・)
コメントは後日入れます。

このところ?、「Just the Two of Us進行」が話題を集めているようですが、他の曲もオリジナルなコード進行を持っていそう。

■ 1981年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)

→ 「■ 1983年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)」がけっこうアクセスをいただいているので、1981年版もつくってみました。
今回は、正真正銘のシングルトップ40入りの曲です。

つねづね洋楽1983年ピーク説を勝手に唱えているので、Billboardデータをもとに少し前の1980年~1981年のチャートイン曲を12曲集めてみました。
今回は思いつくままにリストしたので、筆者の好みのバイアスが思いっきりかかっていますが(笑)、この時期にチャートインしたことは間違いないので、時代の雰囲気は伝えているかと・・・。
日付はチャート最高位の獲得日です。

とりあえず12曲です。(既UPばっかりですが・・・)
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このところ?、「Just the Two of Us進行」が話題を集めているようですが、他の曲もオリジナルなコード進行を持っていそう。

01.Celebration - Kool & The Gang
11/22/1980 / 1位 21Weeks

ニュージャージー州出身で、もともとファンクバンドだったこともあって、この頃のBCMユニットとしては洗練度は弱いが、それだけにMOR寄りのメジャー感が受けて大きなヒットをいくつか飛ばしている。これはその中でも代表曲。
リズムセクションはどちらかというと荒削りだが、カッティング・ギターがほどよく効いてグルーヴ感を醸し出している。

02.Biggest Part Of Me - Ambrosia
4/19/1980 / 3位 14Weeks

もともとはアメリカン・プログレ(ハード)バンドだったが次第に洗練度を増し、満を持して放った名盤『One Eighty』(真夜中の晩餐会)からのシングルカット曲。
AORな曲調にDavid Packのハイトーンボーカルがひときわ光っている。
1995年にコーラスユニット「Take 6」がカバーし、これもヒットした。

03.Sexy Eyes - Dr. Hook
3/15/1980 / 5位 15Weeks

1968年ニュージャージーで結成された古株バンドで当初はカントリー系の曲風だったが、1970年代中盤からAOR風味を強め、その手のALBUMを何枚か残している。
フロントマンRay Sawyerの個性的な風貌から「キワモノバンド」と思われがちだが、なかなかどうしてこ洒落たパフォーマンスを展開している

04.No Right So Long - Dionne Warwick
9/06/1980 / 23位 6Weeks

Whitney Houstonの従姉妹としても知られる米国のメジャー・シンガー。
Burt Bacharach作品の歌い手としてキャリアーを積んできただけに、こういうメロディアスなバラードはお手のもの。
Richard Kerr作のこの曲はやや単調な構成だが、ALBUM曲に名曲多数なのでリストしてみました。
(1982年にはこんな名曲↓「Never Gonna Let You Go」も。)


05.Last Train To London - Electric Light Orchestra
1/26/1980 / 39位 2Weeks

ストリングスを導入し、華麗なメロディ&アレンジに定評があった英国のロックバンドで、プログレハードのジャンルで語られることが多い。
これは1979年リリースの名盤『Discovery』からのシングルカットで「ロンドン行き最終列車」の邦題がつけられ日本でもよくかかっていた。
同ALBUM収録の「Confusion」もキャッチーなメロディラインの名曲。

06.A Lover's Holiday - Change
7/19/1980 / 40位 1Weeks

イタリア系のJacques Fred PetrusとMauro Malavasiがプロデュースした1980年代前半を代表するディスコ・ユニットの初期のヒット曲。
1980年リリースの1st ALBUM『The Glow Of Love』のA-1曲で、なんといってもLuther Vandrossのボーカルが秀逸。
Luther Vandrossの濃厚なボーカルがChangeならではのこ洒落たサウンドと絶妙にマッチした好テイク。

07.Shining Star - Manhattans
5/31/1980 / 5位 14Weeks

名盤『After Midnight』(マンハッタン・ミッドナイト)からのシングルカット。
この頃のブラコンは、ディスコ曲だけじゃなく、こういうバラード曲も粒ぞろいだった。
洗練された曲調で、やっぱり”ソウル”じゃなくて”ブラコン”だと思う。
1980年代前半には、Temptaions、Whispers、Chi-Lites、Tavaresなど並み居るソウル・コーラス・グループも数々の名盤をリリースしていた。

08.And The Beat Goes On - The Whispers
3/15/1980 / 19位 8Weeks

日本ではわりと地味な存在ながら1970年代後半~1980年代前半にかけて多くの好盤をリリースしたカリフォリニアのコーラス・グループ。
これは1979年リリースの『The Whispers』からのヒット曲。
ディスコ曲もバラードもそつなくこなす彼らの技量が感じられる佳曲。
カッティングギター、チョッパーベース、シンセリフ、ショートなストリングスなど、この時代ならではの音。

09.99 - TOTO
2/09/1980 / 26位 8Weeks

1979年リリースの2nd ALBUM『Hydra』からのシングルカット曲。
TOTOの楽曲のなかでは、ハードすぎずベタすぎず、もっともアダルトなイメージがある曲だと思う。

10.Do You Love What You Feel - Rufus & Chaka Khan
1/19/1980 / 30位 4Weeks

その気性の激しさから「Chaka」(アフリカの言語で「炎」「赤い」をあらわす)の芸名がついたという、R&B屈指のディーバChaka Khan。
実力者揃いのRufusを向こうに回し、一歩も引かない存在感はさすがにディーバの貫禄。
それにしても、リズムよく跳ねてます。(Drums-John Robinson、Bass -Bobby Watson)
1979年の名盤『Masterjam』収録。

11.Hey Nineteen - Steely Dan
12/13/1980 / 10位 13Weeks

Steely Danの1980年リリースの『Gaucho』からのシングルヒット。
個人的には1977年リリースの『Aja』の方が出来は上だと思うが、この曲でもSteely Danならではの洒落っ気は十分に感じられる。
Drums はRick Marottaで、Steve GaddがPercussionにまわっているめずらしい展開。

12.If You Should Sail - Nielsen/Pearson
11/15/1980 / 38位 2Weeks

AORフリークには人気の高いユニットで1980年リリースの『Nielsen/Pearson』からのシングルカット。
この曲のMark PearsonのボーカルはほとんどBill Champlinじゃないかと思うほど張りがある。
中盤やや荒削りな感じはあるが、安定のAORテイストはこのつぎに出されたAOR屈指の名盤『Blind Luck』(1983年)につながるものだと思う。

13.Give Me The Night - George Benson
8/09/1980 / 3位 20Weeks

フュージョンとAORの接点としてGeorge Bensonの存在は欠かすことができない。
これは1980年リリースのフュージョンのマスターピース『Give Me The Night』からの大ヒット曲。
軽めにグルーヴするギター&リズム、嫌みなくスキャットをかますセンスは抜群。
でも、個人的には彼のベストALBUMは1983年の『In Your Eyes』 だと思う。

14.He's So Shy - Pointer Sisters
8/30/1980 / 3位 17Weeks

カリフォルニア州オークランド出身のR&B系姉妹バンドが放ったヒット曲。
全盛期は1984年だが、1980年時点でも人気は高くR&B系ながらMORとしても通用するポピュラリティ-をもっていた。

15.How Do I Survive - Amy Holland
9/13/1980 / 22位 6Weeks

Michael McDonaldの奥様Amy Hollandが1980年の夏に放ったヒット曲。
英国のAORバンド「The Bliss Band 」のオリジナル曲をカバー。
同じくAOR系のDan Sealsも1980年のALBUM『Stones』でカバーしている。
AOR的に捌きやすい曲調だったのだと思う。

16.Special Lady - Ray, Goodman & Brown
2/16/1980 / 5位 14Weeks

ワシントンD.C.で結成されたソウル・コーラス・グループの1st ALBUM『Ray, Goodman & Brown』からのヒット曲。
もともとはThe Moments名義で活動し、Polydor移籍時にグループ名を改称。
Harry Ray、Al Goodman,、Billy Brownのハーモニーが抜群で、このALBUMののち'80年代中盤にかけてリリースされた『Ray, Goodman & Brown II』『Stay』『Open Up』はどれも粒ぞろいの名盤。

17.Real Love - The Doobie Brothers
9/06/1980 / 5位 11Weeks

The Doobie BrothersがもっともAOR色を強めたALBUM『One Step Closer』からのシングル曲。
後期のThe Doobie Brothersで、Michael McDonaldの存在がいかに大きかったかは、↑のソロLIVEを聴くいてみるとよくわかる。

18.Someone That I Used To Love - Natalie Cole
8/09/1980 / 21位 9Weeks

1980年リリースのALBUM『Don't Look Back』からのシングルヒット曲。
Gerry Goffin&Michael Masserの作曲らしい華麗なバラード。
KeyはMichael Masserがみずから参画し、Rick Schlosser(ds)、Leland Sklar(b)という渋い取りあわせのリズムセクションもいい味を出している。
この曲のヒットで勢いを得たNatalieは、'80年代中盤にかけて『I'm Ready』『Everlasting』『Good To Be Back』などの名作を世に送り出すことになる。

19.JoJo - Boz Scaggs
7/12/1980 / 17位 9Weeks
典型的なBoz節。ゆらぐことのないグルーヴ感。

20.Sailing - Christopher Cross
7/05/1980 / 1位 13Weeks

AOR屈指の名曲。なにもいうことはありません(笑)
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