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■ 塩原温泉(上塩原) 「河童」 〔 Pick Up温泉 〕



塩原温泉(上塩原) 「河童」
住 所 :栃木県那須塩原市大字上塩原238 (旧 那須郡塩原町)
電 話 :0287-32-2364
時 間 :要事前確認 / 不定休
料 金 :250円(原則、料理を注文しないと不可?)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE旅行)
紹介ページ (るるぶ.com)
紹介ページ (じゃらん観光ガイド)
紹介ページ (食べログ)

※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。


上塩原にあるすっぽん料理店の自家源泉のお湯。
ふつう、すっぱん料理を食べないと入浴できないとされていますが、「タイミングによっては食べなくてもOK」という情報を入手し、突入してみたらこの日はあっさり入れました。
ただ、原則は料理を食べないと不可なのかもしれず(たぶんそうだと思う)、TEL確認をおすすめします。


【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 お店の暖簾

かなり有名なお店で、「塩原 河童」で検索すると、グルメ系サイトが多くヒットします。
この日も店内はお客でにぎわっていました。
ちなみにメニューは4,200円のフルコースのみのようです。

R400から元湯に向かう道の右手にあるので、温泉好きはたぶん目にしているはずですが、このあたりまで来たら心はもはや名湯、元湯に飛んでいるので(笑)、その意味では穴場的立地。


【写真 上(左)】 浴場
【写真 下(右)】 入口

店のよこに簡素な湯小屋で浴室は男女別(というか空いているほうに入る、この日は左)。
脱衣所はこぢんまり。高い天井で湯抜きも備えているのでこもりがなく快適な浴室。
カラン2(たぶん温泉)。お店はにぎわっていましたが、浴室は2つとも空いていました。


【写真 上(左)】 銘板
【写真 下(右)】 脱衣所

伊豆石敷っぽい2人ほどの浴槽に、褐色変して緑のコケにふちどられた岩の湯口から投入し、かなりの量を切欠から流し出すかけ流しかと思います。


【写真 上(左)】 右の浴槽
【写真 下(右)】 右の浴槽の湯口

適温~ややぬるのお湯は微濁して白い浮遊物とこまかな気泡をたたえ、指先の青白発光と、かすかにアワつきもあったかも・・・?
重曹味+弱塩味+芒硝味におだやかな湯の香。


【写真 上(左)】 ザンザコです
【写真 下(右)】 カランも温泉?

明瞭なツルすべとつよめのとろみときしきしが入り混じる複雑な湯ざわりで、適度な濃度感もあって入り応えがあります。
ツルすべは重曹成分、とろみはメタけい酸によるものかと思います。


【写真 上(左)】 左の浴槽
【写真 下(右)】 左の浴槽の湯口

イメージ的にはやわらかでやさしいお湯ながら、鮮度感が高いためかつよいあたたまりがあります。

とくに”これ”といった決め手がある訳ではないですが、ほどよくバランスのとれた佳湯で、中・上塩原方面では、「松の井荘」(未レポ)とならんでトップを争うお湯かと思います。


【写真 上(左)】 泉源施設?
【写真 下(右)】 すっぽんの養殖場?

流れ星さんの「湯めぐり日記」のレポ(2005/08/27)に、「(一郷一会・関東周辺100名湯に)選定したのはみしゅらん掲示板のこわもて論客(笑)ウツボさんだから、」とありますが、この時点ではわたしは未湯で、選定はわたしではありません。

流れ星さんのご意見どおり、わたしも塩原で元湯のつぎに位置するお湯だとは思いませんが(個人的には塩の湯畑下のほうが上だと思う。)、レベルが高いお湯であることはまちがいありません。
こういうスグレもののお湯があたりまえのようにある塩原温泉、やはり懐がふかいです。

〔 源泉名:畑カッパ・上塩9 〕
Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 56.8℃、pH=7.3、341.5L/min(掘削自噴)、成分総計=1.782g/kg
Na^+=454.2mg/kg (90.39mval%)、Ca^2+=18.6、Fe^2+=0.3、Cl^-=394.0 (50.45)、チオ硫酸イオン=0.2、SO_4^2-=69.9 (6.61)、HCO_3^-=573.8 (42.79)、陽イオン計=501.9 (21.74mval)、陰イオン計=1038.8 (22.03mval)、メタけい酸=153.7、メタほう酸=40.4、遊離炭酸=46.8 <H2.12.18分析>

一郷一会100名湯(元100湯)

■ブランドグルメ
〔 塩原「河童」のすっぽん料理 〕
上塩原の温泉を利用して養殖されるすっぽんを賞味できるお店。
自家養殖のすっぽんを注文を受けてから選別して調理に入るというこだわり。
わたしは食べたことありませんが、当然、味はよいのでは。

〔 2011/06/06UP (2008/11入湯)) 〕


E139.47.22.910N36.58.39.750

【 BGM 】
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■ うぬめ温泉 「うねめ温泉」 〔 Pick Up温泉 〕



うぬめ温泉 「うねめ温泉」
住 所 :郡山市富田町字大徳南31-3
電 話 :0120-54-6262 /024-951-8801
時 間 :5:00~24:00 / 原則無休
料 金 :400円
紹介ページ (郡山市観光協会)
紹介ページ (うつくしま観光プロモーション推進機構)

郡山市の北西の住宅街にある日帰り温泉。
場所はわかりにくいので↓の地図を参照ください。郡山高校の北側あたりです。
エントランスの看板のうえにラブホらしき「HOTEL Uneme」のサインが乗っているのがお茶目(笑)。
思いのほか大がかりな施設で食事処や休憩所もあります。


【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 脱衣所

脱衣所も広くてゆったり。脱衣棚の上に扇風機がたくさん仕込まれているのも実用的で優。
窓の広いあかるい浴室に黒みかげ石枠タイル貼10人以上の大ぶりな浴槽がひとつ。
窓からは庭園が望めますが、天井低めでややこもり気味なのは残念。
カラン10、シャワー・ドライヤーあり。シャンプーなし。
カランも温泉だと思いますが、金気は感じないので除鉄しているかも。
日曜9時で独占かと思いきや、3~5人ほどもいてなかなかの盛況。

赤茶に色づいた石の湯口は二段になっていて、上段は金気味重曹味に金気臭が香りたぶん源泉、下段は循環湯だと思います。
強力底面吸湯でオーバーフローなしの循環仕様。


【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯口

かなり熱めのお湯はかすかに懸濁して浮遊物なし。
湯面はほぼ無臭、重曹泉系のツルすべが明瞭でとろみも感じられます。
よく温まるお湯ですが、循環のためかいささか鮮度感に欠けるのは残念。

上段湯口のお湯はかなりよさげだったので、これをかけ流しすればかなりハイレベルのお湯になる筈ですが、近隣住民の固定客をしっかりとつかんでいそうなので、これはこれでいいのかも・・・。

なお、ここは郡山の人気施設「なりた温泉」(小池商事グループ)の系列のようです。
また、「うねめ」のネーミングは、郡山に伝わる「采女伝説」にちなむものと思われます。(ちかくに”うねめ町”というのもある。)

〔 源泉名:うぬめ温泉 〕
Na・Ca-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉 43.0℃、pH=8.0、30L/min動力、成分総計=1.896g/kg
Na^+=531.4mg/kg (96.29mval%)、Fe^2+=1.4、F^-=2.3、Cl^-=208.3 (24.49)、SO_4^2-=172.5 (14.95)、HCO_3^-=879.9 (60.06)、陽イオン計=551.2 (24.00mval)、陰イオン計=1263.0 (24.01mval)、メタけい酸=48.6、メタほう酸=27.6、遊離炭酸=5.6 <S62.3.26分析>

■ブランドグルメ
〔 うねめ牛 〕
6軒の肥育農家が24か月以上市内で育てた黒毛和牛の雌牛のうち、日本食肉格付協会の定める肉質等級上位の4・5級に認定されたものからさらに厳選された、郡山の誇るブランド牛です。

〔 2011/06/06UP (2006/12入湯) 〕


E140.20.12.189N37.24.18.185&ZM=8
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■ 南房総岩井温泉 「グランビュー岩井」 〔 Pick Up温泉 〕



南房総岩井温泉 「グランビュー岩井」
住 所 :千葉県南房総市久枝527-16  (旧 安房郡富山町)
電 話 :0470-57-3311
時 間 :15:00~20:00
料 金 :500円(夏期1,000円)
オフィシャルHP
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (ぐるなびトラベル)
紹介ページ (るるぶトラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)

南房、岩井海岸そばにあるコンドミニアムホテル。
じゃらんでやたら安い朝食付プランがあったので泊まってみました。
泊まるまで知りませんでしたが、ここは夕方に日帰り対応もしています。
このエリアは日帰り温泉がすくないのでこれは貴重です。
ホテルといっても、リゾマンを改造したようなこぢんまりしたもので、その分格安で泊まれます。


【写真 上(左)】 ロビー
【写真 下(右)】 客室

場所は、かなりわかりにくいので↓の地図をご覧ください。。
フロントで受付。浴場はなんと12階でELVでのアプローチ。


【写真 上(左)】 お風呂セット
【写真 下(右)】 ここが浴場

廊下はふつうのマンションタイプでその1室が浴場になっているイメージ。
こういうのははじめてです。


【写真 上(左)】 男湯入口
【写真 下(右)】 女湯入口

おくが女湯、手前が女湯。脱衣所はま~ま~の広さ。
扉をあけると天井ひくめのかなりこもり気味の浴室。換気はしていますが窓があかないので湯気の排気が追いつかないようです。


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 浴場

黒みかげ石枠タイル貼10人以上の予想外に大きな浴槽と、おくにサウナもあります。
広い窓の外は町並み越しに海が広がるなかなかの眺望。さすがに12階です。


【写真 上(左)】 浴槽からの眺め
【写真 下(右)】 額縁のような窓

カラン12、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
おそらくカランも温泉使用だと思います。
土曜夕方で3~7人。お風呂セット持参の地元客が目立ち、銭湯としてつかわれているようです。


【写真 上(左)】 カランも温泉
【写真 下(右)】 ザンザコオーバーフローの夜の浴槽

湯口はなく、底面からの大量注入でよわい底面吸湯に大量オーバーフロー。(朝はオーバーフローは減っていた。)
お湯の鮮度感からして新湯メインの半循環かと・・・。


【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯色

たっぷくふかめの浴槽に湛えられたお湯には、少量の白い浮遊物。
鉱泉的な口の中を上すべりするような味。やわらかな湯の香でカルキはほとんど感じられません。
きもちきしきしの湯ざわりであたたまりもつよく、予想以上にいいお湯です。
ただ、こもり気味のうえにあたたまり湯なので、水風呂が欲しいところ。
また、宿泊客の入浴は23時までですが、せめて24時くらいまでは開放して欲しいところです。


【写真 上(左)】 注意書き
【写真 下(右)】 部屋の風呂も当然のように温泉

部屋の風呂もおそらく温泉ですが、こちらはカルキがつよくて感心しません。あと、部屋の流しも温泉かと思います。
この惜しげもないつかい方からしてみると、自家用の井戸を掘ったら、その井水が温泉規定を満たしてしまったのではないかと・・・。
(岩井(久枝)には源泉がいくつかありますが、ここは比較的あたらしい新源泉のようです。)


【写真 上(左)】 なんと部屋の流しも温泉です
【写真 下(右)】 ↑の掲示

〔 源泉名:南房総岩井温泉 〕
規定泉(メタけい酸)(Na・Ca・Mg-HCO3・SO4・Cl型) 20.5℃、pH・湧出量不明、成分総計=0.526g/kg
Na^+=62.5mg/kg (41.00mval%)、Mg^2+=16.3 (20.20)、Ca^2+=44.1 (33.16)、Cl^-=49.4 (20.52)、SO_4^2-=66.7 (20.52)、HCO_3^-=181.9 (43.99)、NO_3^-=2.1、陽イオン計=137.4 (6.63mval)、陰イオン計=330.3 (6.77mval)、メタけい酸=55.7 <H21.5.26分析>

※ 規定泉(メタけい酸)ながらNa・Ca・Mg-HCO3・SO4・Cl型のストレートフラッシュ温泉です。
総計(濃度)も0.526g/kgとそれなりにあり、井水転用とあなどれないものがあります。

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり

〔 脱衣所掲示 〕
温泉成分により、お湯ににごりや温泉特有の臭いが出る場合がございます。

■ブランドグルメ
〔 岩井の黒アワビ 〕
南房総はアワビの名産地ですが、岩井海岸でも黒アワビが獲れ、岩井民宿組合では9月~11月にかけて”黒アワビ祭り”が開催され、「夕食に岩井の海で育てた黒あわびが1枚付く海鮮プラン」などが提供されます。

〔 2011/06/06UP (2010/12入湯)) 〕


E139.50.51.141N35.5.12.940
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