民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

語り手のわたしと聞き手のあなたが
一緒の時間、空間を過ごす。まさに一期一会。

6月からサークル活動が再開

2020年05月31日 22時54分21秒 | 身辺雑記
5月31日(日)
6月からサークル活動を再開するところが多いようです。
オイラの参加しているエッセイ、朗読、「うれかじ」(ギター合奏)、「宙」の市民大学も
6月から活動再開です。
太極拳、マンドリンクラブは6月いっぱいも中止が決まりました。

6月5日(金)は3つの活動が重なってしまいました。
エッセイと「うれかじ」と「宙」の動画作成。
「宙」は予定があると欠席させてもらいました。
今までなら、エッセイは第一金曜日の午前中で、「うれかじ」は午後だから、
なんとか両方参加できていたけれど、
今回のエッセイはいつもの部屋でなく大きい部屋でやりたいということで、
予約の都合で午後になってしまいました。
どっちも3か月ぶりの再会で、
どっちにしようか迷ったけれど、
エッセイは月に一回、「うれかじ」は月に4回。
それでエッセイを優先することにしました。

「オンライン講座」

2020年05月30日 00時27分50秒 | 身辺雑記
5月29日(金)
午前10時から中央生涯学習センターで「宙」のメンバーとミーティング。
一人欠席で4人が参加。
この日は市民大学ではなく、
リーダーがボランティアで講座を企画している河内生涯学習センターでの講座についての打ち合わせ。
「ポピュラー音楽をピアノで!」というタイトルで「オンライン講座」をやることになった。

「オンライン講座」とは、前もって収録した講座の映像を「オンライン動画配信サービス」
(youtube)を介して受講生に自宅で視聴してもらう講座のこと。

主催の河内生涯学習センターから30分の動画を作ってほしいとの依頼があった。
どうやって作っていくかの打ち合わせだった。
ピアノはやはり「宙」のメンバーのTさんが担当。
ほかのメンバーは司会をしたり、歌ったりの応援部隊。

みんな動画制作に関しては素人ばかりで、
どうやるんだろう、疑問が出ても首をひねるばかりで結論が出ない。
とりあえず演奏する曲と時間配分はだいたい決まった。
あとはぶっつけ本番でやっていくしかなさそう。

動画制作をする日(5日)はオレはほかの用事で参加できない。
どんな風に進めていくのか興味津々で、参加できないのは残念。
その前の日(4日)、ピアノのある部屋で集まることになったから、
今日よりは具体的に進めることができるだろう。





五十三年ぶりの「男と女」マイ・エッセイ 59 (先行掲載)

2020年05月27日 13時15分45秒 | マイ・エッセイ&碧鈴
   五十三年ぶりの「男と女」
                                                 
 「アヌーク・エーメ」を知っていますか。
 フランス映画「男と女」の主演女優の名前です。 一九六六年(昭和四一年)に制作された映画で、そのときわたしはまだ高校生でした。この映画を観たのは翌年、東京の大学に行くようになってからです。それ以来、この変わった名前は決して覚えようとしたわけでもないのに、よっぽど印象が強かったのか、その名前を忘れたことはありません。
 あのころ、映画は娯楽の花形だったからよく観に行きました。下宿していた五反田にはろくな映画館がなくて、観に行ったのはたいてい渋谷駅の東にあった東急文化会館でした。屋上にプラネタリウムがある八階建てのビルで、その六階に「東急名画座」がありました。ロードショーを終えてしばらくたった映画がかかっていて、みんなの話題からは遅れることになったたけれど、一本立て、百円で観られました。いまの映画館は入れ替え制になっていて途中から入場することはできないけれど、当時はいつでも入場できて、気に入った映画は何回も観ることができました。
 「男と女」はそこで観ました。そのころはフランス映画が活気がありました。わたしの好きな映画、ベストスリーに入っている、リノ・バンチェラ、アラン・ドロン、ジョアンナ・シムカスが共演した「冒険者たち」、セリフがすべて歌になっているカトリーヌ・ドヌーブ主演の「シェルブールの雨傘」はどちらもフランス映画です。
 去年、同じ監督、音楽、俳優が再結集して、その後の二人を描いた映画が製作されました。実に五十三年ぶりのことで、みんな八十歳を過ぎている人たちばかりです。
 タイトルはそのまま「男と女」副題は人生最良の日々となっています。キャッチコピーは、
「記憶を失いかけている元レーシング・ドライバーの男ジャン・ルイは、過去と現在が混濁するなかでも、かつて愛した女性アンヌのことだけを追い求め続けていた。そんな父親の姿を見た息子は、アンヌを探し出し、二人を再会させることを決意する。長い年月が過ぎたいま、アンヌとジャン・ルイの物語が思い出の場所からまた始まろうとしていた・・・・。」
 そんな映画が「宇都宮ヒカリ座」で上映されることを知りました。期間は五月十六日から二十二日の七日間、一日、九時四十分と三時十五分の二回。これはなにがなんでも観に行かなくてはなりません。満を持して、二十一日の午後、観に行きました。
 館内はトイレが和式から洋式に変わってキレイになり、座席も新しくリニューアルされていました。映画の人気が落ち込んでいって、この映画館もいつかなくなってしまうのかと心配していたけれど、これなら当分大丈夫だろうと胸をなでおろしました。
 観客は七、八人。わたしは真ん中あたりに座りました。前には誰もいません。ひさしぶりに観るフランス映画は、期待を裏切ることなく一時間三十分、心地よい気分に浸ることができました。
 エスプリに富んだ会話は、世界で最も美しい言葉と言われているフランス語と相まって、男女の機微を表出させます。
 監督のクロード・ルルーシュは八十二歳。スクリーンの映像は、さすがに芸術の国、フランスの伝統を受け継いでいるだけあって、まるで絵画を切り取ったような美しさです。
 音楽のフランシス・レイは八十六歳。「ダバダバダ、ダバダバダ」の一世を風靡したスキャットが回想シーンで使われていて、自然と前の映画とオーバーラップしてしまいます。残念ながらこの作品が遺作になってしまいました。
 主演男優のジャン=ルイ・トランティニャンは八十九歳。年齢を重ねないと出せない重厚な存在感に魅了されました。役では車椅子でしたが、実際でも歩くのが困難で視力もほとんど失われているとのことでした。
 主演女優のアヌーク・エーメは八十七歳。漂う気品は変っていないものの、正直言って往年の美貌は面影もありません。
 二人の顔はシミが混じり、深いシワが刻まれています。監督はそんな二人の顔をこれでもかというくらい、クローズアップで映し出します。
 パンフレットのなかに、監督の言葉「私は人生が送り出すサインに敏感です」を見つけて、
(そうか、監督は一本一本のシワを克明に描き出して、シワは醜いものじゃない、美しいものなのだ)と言いたかったのではないかと推察しました。
 あるエピソードを思い出したからです。それは晩年のオードリー・ヘップバーンを撮った写真家がシワを修正しましょうかと提案したのを、
「確かに私の顔にはシワが増えたかもしれません。でも私はこのシワの数だけ優しさを知りました。だから若い頃の自分より今の自分の顔のほうがずっと好きです。一本のシワにも手を加えないで。どのシワも私が手に入れたものだから」と拒否した逸話です。
 事実、わたしが映画を観ているあいだ、ずっと思っていたことは、
「年を取るってなんてステキなことなんだろう。こんな風にわたしも年を取りたい」でした。

エッセイの締め切り、今月も滑り込みセーフ。

2020年05月25日 21時31分11秒 | 身辺雑記
5月25日(月)
毎月25日はエッセイの締め切り日。
今月も提出することができた。
毎月、今月はいいかと思いながら、
一回パスしたら歯止めが利かなくなる。
その一念でスタートから6年、一度も提出しなかったことはなかった。
特に決まりはないが、自分の基準では原稿用紙4、5枚にしている。
テーマさえ浮かべば2日で書き上げる自信がついてきた。
「力技」とでもいうのだろうか。

毎月、第一金曜日の午前中が定例会(合評会)
会員は現在20名(男4人、女16人)
最初は「エッセイを書く講座」の修了生でスタートしたけれど、
いまは、その後に入会した人の方が多くなってしまった。

3.4.5月と定例会が中止になっていたけれど、
来月の6日はやることに決まった。
ただし、今までの部屋では狭いので、大きい会議室でやることになり、
部屋の空きの関係で、時間も午前から午後に変更になった。
金曜日の午後はギター合奏の練習日で、
こちらも三か月ぶりに再開することになっている。
どちらも参加したくて迷ったが、
ギター合奏は月に4回、エッセイは月に1回。
ということで、エッセイに参加することに決めた。


「男と女」人生最良の日々

2020年05月22日 00時38分56秒 | 身辺雑記
5月22日(金)
昨日、映画を観に行った。
「男と女」副題 人生最良の日々
監督 クロード・ルルーシュ 81歳
音楽 フランシス・レイ(去年亡くなった、享年86歳)
アヌーク・エーメ 86歳
ジャン=ルイ・トランティニャン 88歳
(年齢は2019年 撮影時)

「男と女」1966年 公開
53年後の二人を描いた映画。
当時のスタッフ・キャストが再集結。

(以下 パンフレットより)
記憶を失いかけている元レーシング・ドライバーの男ジャン・ルイは、
過去と現在が混濁するなかでも、かつて愛した女性アンヌのことだけを追い求め続けていた。
そんな父親の姿を見た息子は、アンヌを探し出し、二人を再会させることを決意する。
長い年月が過ぎたいま、アンヌとジャン・ルイの物語が思い出の場所からまた始まろうとしていた。

こんな映画、観に行かないではいられないじゃないか。
しかも自転車で行けるところにある映画館だ。

あのころ、フランス映画は活気があった。
オレの好きな映画にはフランス映画が多い。
「冒険者たち」リノ・バンチェラ、アラン・ドロン、ジョアンナ・シムカス
「シェルブールの雨傘」カトリーヌ・ドヌーブ

映画を観ていてずっと思っていたことは、
「年を取るってなんてステキなことなんだろう」