藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

ユズれない事・その2

2009年12月23日 | 議会状況
 昨日は途中で失礼致しました。
なにしろ主婦でもありますので、家事もろもろが迫ってきて、時間でアウトになってしまいまして・・。

 そうそう、陳情です。

 今回、三件の陳情がありまして、と、これはお話しましたね。
その中の、<保育所>に関わる陳情を、私の属す福祉文教委員会で審議いたしました。
 実は、この保育所の「最低基準の維持を」という内容は、昨年の12月にも「保育所の直接契約撤廃を」と共に陳情が提出されていました。
この時は、民主党の議員さんより動議が出て、「動向を見守りたい」との理由で<趣旨採択>(気持ちはわかるわ、程度の意です)になった経緯があります。
 その時、私は採択主張、そして他にも共産党さんと生活者ネットさんが同じく採択を主張されました。ま、数の関係で結果、趣旨採択と。

 そして、丁度一年後の今議会では、結果、「不採択」でした。
採択主張は、共産党さんと、うちの市民自治を前進させる会、のみ。
生活者ネットさんは、今回は<不採択>主張。

 そう、生活者ネットさんが<不採択>の討論。共産党さんと私が<採択>の主張討論をしました。

 勿論、それぞれの理由で判断するわけですので、意見が分かれても仕方がありません。
 でも、去年<採択>主張、あるいは「見守りたい」ので<趣旨採択>主張したのが、何故今回<不採択>にしたのか、その理由を、もっと解りやすく討論の中で話して欲しかったです。「見守った結果」を話して欲しかった民主党さんは、討論ナシ。ネットさんは、私の二つの耳で聴いた限りでは、一瞬「え?採択主張のほうか・・・?」と思えるような<不採択主張討論>でした。
 あと、数日すると、<稲城市議会録画中継>で見られますので、12月22日の本会議を御覧になっていただければと思います。

 
 じゃ、いったい何が<ゆるい>のよ?・・・ってとこですよね。

 私自身の技量不足もあると思いますが、質疑に対する行政の答弁が、ハッキリしない時が多くなったように思える。それは、議案や報告等を精査する側が、そのムニャムニャをしつこく明確にさせる事が、少なくなったからだと思える。
 そして、私自身もまだまだですが、議員の意見表明もハッキリしない時が多くなった感があるんです。
 行政と議会は、勿論対立構造では無くて、でも、もたれ合いでは無くて、いわゆる「車の両輪」関係で市民のために汗を流す存在なんで、何故これこれはこうなったのか、何の理由でこれこれはそうなったのかを、行政も議会もちゃんと市民にわかるようにしないといけないのよ。

 今は議会の中継録画や会議録がネット検索できて、情報公開がすすんだけれど、その中身がムニャムニャじゃ仕方ないです。

 私、よく言われます。
「議員さん(私よ)、質問キツイですよねえ」
「藤原議員は、顔は笑ってるけど、コワイ」

 悪かったわねえ。でも、お友達クラブじゃないんだから、

 このスタンスだけは、「ユズれない」のよ。
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