飛行機の中でぐっすりと寝たので、すっきり爽快な気分でロンドン到着♪
まずは地下鉄に乗って、ロンドンの街中へ移動です。
ロンドンの地下鉄の料金はゾーン1とか2とか別れていて、初心者の私にはよくわからない。
そんなときべんりなのがコレ!
オイスターカードです。
東京で言う、スイカとかパスモみたいなもので、改札でピッとかざすだけ。
これがあれば、複雑な料金表の前で、マゴマゴすることもありません。
しかも、このオイスターカードだと、料金が割引になったりとか、1日にたくさん乗っても1日乗車券の料金以上は引かれないという優れものです。
地下鉄の駅で買えます。デポジットの3ポンド払って、好きなだけ入金します。まずは20ポンド入金してみました。
何気ないけど、23ポンドって6000円近いのよね。
どうやら、ちょっと乗るだけでも5ポンド、つまり1,000円以上するわけで、恐るべしロンドンの物価。
地下鉄に乗って目指すのは、 私が今日から2泊する、ハロッズの裏にある小さなホテル。 クレバリーホテル。
空港から地下鉄で一本で行ける ナイツブリッジという駅にあります。
ナイツブリッジの駅は、ハロッズの前に出る「ハロッズ出口」 があるんだけど、ここは出口専用でここからは駅には入れないようです。
このハロッズの前に出る出口は細くて長い階段が続いています。 その階段を前に大きなスーツケースを抱えて呆然とし、気合を入れ直して果敢に階段にアタック開始。 途中で息が切れて休もうとすると、さすがは紳士の国。か弱き乙女を助けてくれるんですね~。
こういう優しさは日本人も見習わなければいけませんね。
ホテルはちょうど写真の信号の矢印の方向に向かって一本目がハロッズの駐車場の入り口への道。(超高級車が次々と入っていった。) 二本目が私が泊まるホテルがある道。
その二本目を曲がると、世界中の観光客でごった返していたハロッズの裏とは思えないほど静かな住宅街の様相。
The Claverley Hotel
http://www.uk-hotel-booking.com/ja/the-claverley-hotel
よく見ていないと見落としてしまいそうです。
レセプションは木の温もりあるいかにもロンドンらしい落ち着いた雰囲気。
私、こういうクラシックな雰囲気大好きなのよね。
隣には大きな暖炉がある書斎があって、お茶やビスケット(クッキーはアメリカ語なんだって) が用意されています。
ドアを開けると
ベッド。 以上。
一番安いベーシックシングルと言う部屋で、シングルベッドがあるだけ。
スーツケースを広げる場所はありません。
ちょうど6畳くらいかしら?
壁紙とかカーテンとか結構かわいい。(よく見ると古いのは否めないけど。)
ベッドから見ると、(というか、ベッドの上しか居場所はないんだけど) 小さなタンスとテレビ。 白いドアの向こうはトイレ。
え? お風呂はどこかって?
左上のドアが私の部屋。
で、階段を下りた右側のところがシャワールーム。
不便そうですが、この階段、ほぼ私しか使わないし、シャワールームはもちろん私専用なので、全然OKです。
空港から地下鉄で一本。 駅からも近い。 ハロッズの裏。 観光に便利。
こんな好条件の中、お部屋1泊67ポンド(約15,000円)でございます。
物価の高いロンドンにあってこの価格は素晴らしい!
安いんだもん、お風呂なんて外付けでもいいじゃない!!
見栄を張るわけじゃあないけどね、別にこのホテルの風呂付の部屋にだって、もっとお高めのホテルにだって泊まろうと思えば泊まれるのよ。
でもね、今回は25歳の一人旅だから、これくらいの安いプチホテルが一番ぴったりな気分なの。それに、一日中観光に出かけちゃうから寝るだけの部屋としては十分すぎるくらいです。
実は行く前はどんなホテルかちょっと不安だったんだけど、思った以上に綺麗だったし、なぜか高級そうな石鹸が置いてあったり、タオルはフカフカだったり、スタッフもとても親切でとても良かったわ。
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私がロンドンに着いたのは、8月23日土曜日。25日月曜日がバンクホリデーという祭日でイギリスは土日月の3連休。
その連休中は、私の友達は友人の結婚式で郊外に出かけていたので、友達がロンドンに戻ってくるまで私は1人でホテルに泊まることになったんだけど、この「1人でホテルに泊まる」ということが私にとってはものすご~く新鮮でした。 こんな狭いお部屋だけど、2泊3日私のお城となったのでした。