赤倉でスキーをするはずが、今回もまた大雪に見舞われ、スキーどころじゃなかった…
ペンション前の車は、雪の中にうもれ、発掘作業はそれはそれは大変だった。
そんな大雪が降っていても、同じペンションに泊まっていた、体育会系のスキー合宿風のみなさまは、勇ましくスキー場へ向かう準備をなさっていた。
そのときに小耳にはさんだお話。
「圧雪した上に新雪が積もると、表層雪崩が起きやすいんだよね」
「もし、雪崩に巻き込まれたら、どうしたらいいか知ってる?」
「そういうときは、ヨダレをたらすのよ」
「雪崩の中に埋もれちゃったら、どっちが上か下かわからなくなるから、ヨダレを口からたらすわけ。すると、ヨダレがたれたほうが下だから、その反対方向に掘っていけば、助かる可能性が高いって訳」
「なるほど~」
というわけで、「ナダレにはヨダレ」 我が家の家訓としたいと思います。
もう一つ、なるほど~と思ったこと。
今回、新潟という日本海側は大雪に見舞われました。
あまりにもすごかったので、もしかしたら東京も降ってるんじゃないの??と思うほどでした。
が、信越道を走っていると、軽井沢を過ぎた辺りから、嘘のように雪はなく、快晴なんです。
そこで、マリリン(小4女子)の解説が始まりました。
「湿り気を多く含んだ空気は、山にぶつかり、日本海側には大雪を降らせます。そのため、新潟を初めとする日本海側の地域は豪雪地帯となります。そして、雪を降らせて湿り気がなくなった空気は、山を越えて ‘からっ風‘ となって、太平洋側の地域に吹き付けます。特に群馬では、その‘からっ風‘が強いので、家を守るために ‘屋敷森‘という 防風林を山側に作ります。」
フムフム…
確かに、田んぼか畑の真ん中に立っているような農家のお宅には、山側に木があるなあ…
確かに、山の向こうには真っ白な雲がもくもくあるのに、山のこちら側は快晴で風が強い。
なるほどね~
社会の勉強を身をもって体験したのでした。