旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

スイス旅行 9日目 (オランダ)

2006年01月12日 | 2005年秋 スイス 

世話になったKさんとお別れ。                                                                  

お正月は日本で過ごすらしく、そのときにまたお会いできるかな。                                       

 

本当にありがとう!!

 

朝6時50分のフライト。                                                                  

KLMは10時台もあったんだけど、あえてこの早い時間にしたのは訳がある。                                     

 

アムステルダムで乗り換え時間が3時間だか4時間以上あると市内観光に行けるのだ。                           

せっかくだから、行ってみたいよね。

 

飛行機の中で鮮やかな日の出を見ている間に、あっという間にアムステルダムに到着。

この空港はとにかく大きい。

設備も整っているし、いるだけでもなんだか楽しい雰囲気。

カジノの前あたりにある市内観光ブースで、10時出発の約二時間のツアーに申し込む。

 

 

参加者は我が家が4人と、あとご夫婦と仕事で来ているらしい男性が二人。                                       

ガイドさんは女性。だけどものすっごく大きい!!                                                  

オランダ人は大きいとは聞いてはいたけど、びっくりするくらい背も高いしがっしりしていて、きれいな人だった。

 

小さいバスでまずは木靴工房へ。                                                              

そこでは説明はもちろん、目の前で木靴を作ってくれたりしてくれた。                                       

観光嫌いなティガーはブツブツ言いながら半ベソでついて来ていたから、おじさんが木靴をくれた。

 

それから風車が立ち並ぶ田園地帯へ。本物の風車!!感動!!                                           

川があって、風車があって、豪邸があって、なんだかふしぎな風景。                                          

春なら、これにチューリップが加わってさらに素敵なんだろうな。                                         

 

ところで、オランダ人って、カーテンつけないのね。中が丸見えよ。

 

 

アムステルダムの中心街へ。                                                                

不思議すぎる。変すぎる。                                                                  

私の想像というか常識というかを超えた異空間だった。                                                    

建物がくっついてるし、なんだか歪んでるし、間口が狭くて家の中がどうなってるのか見当もつかないし、                           

 

川には船が止まってて人が住んでるし、でもかなり心地よさそうだし、娼婦街はあるし…????                       

 

最後のアンネフランクの家の前に行った時は、中に入ったわけでもないのに、息が苦しくなった。 

 

 

充実したツアーを終えて、空港へ戻る。                                                              

 おなかがへったのでマックで食べる。(日本よりは高いけどスイスよりは安い)  

 

                               

時間になったので飛行機へ。                                                                

 

機内に入ってあれ???パーソナルモニターは??なんだか違うわ???                                           

 

子供たちは飛行機でゲームするのを楽しみにしていたらしく、モニターがついていない飛行機に激怒。                      

ティガーは「こんな飛行機降りる!!」と訳のわからないことを言い出すし。                                     

アテンダントさんが優しく説得してくれた。                                                     

今日は混んでいるから予定していた777ではなく、古いけど大きい飛行機に変更になったらしい。                        

私も帰りの飛行機では「Mr.&Mrs.Smith」を見ようと楽しみにしていたんだけどね。                         

大きいスクリーンではやっていたみたいだけど、遠いし、画質悪いし、見る気しないよね。                        

 

でもモニターついていないおかげで子供は泣きながら寝ていったし、                                          

子供が寝てくれたおかげで私も結構眠れて逆によかったのかも。                                         

寝ていたら11時間のフライトもあっという間だった。

 

 

これで本当に長く楽しく充実した旅行もおしまい。                                                 

子供たちも熱も出さずよく頑張ったね。                                                            

 

楽しかった。ありがとう、Kさん。

 

 


スイス旅行 8日目

2006年01月11日 | 2005年秋 スイス 

幸せなディナーの翌朝。

朝食は、まあ普通のコンチネンタル・ビュッフェ。                                    

パンとかハムとかチーズとか。ヨーグルトがおいしかったな。                             

でも、まだ今日もランチが待っているからちょっとおなかに入れる程度にしておく。 

 

朝食後は散歩がてら、ショップに行ってみる。                                      

昨日飲んだワインが売っていた。                                             

白ワイン、おいしかったけどショップでの値段は8ユーロ…                                      

赤ワインが15ユーロぐらいだったかな。 安いのね…                                       

Kさんにお土産として赤ワインを一本購入。                                                    

自分の分もほしかったけど、重いし、これから行くポール・ボキューズにも売ってるだろうということでやめておく。

 

 

チェックアウトして、タクシーがくるまでの間に、                                                

昨日のソムリエのサイモン君にワインセラーに連れて行ってもらった。                                    

ひんやりしてて、ワインが熟成するよい薫り。                                                  

100万円くらいするようなワインもあって、そういう「お宝ワイン」は鍵つきの柵の中に眠っている。                 

短い時間だけど、興味深い見学ツアーだった。 

これだけ堪能して、二人で550ユーロは安いと思う!!

 

ありがとう、ジョルジュ・ブラン!!

 

 

 

タクシーの乗って、マコン・ビルの駅へ向かう。                                                   

さすがに今朝は歩いて最寄駅までは行かないよ。

マコンビルからリヨンまでは30分くらいかな。

リヨンでは大御所「ポール・ボキューズ」に行くんだ。

 

 

まだちょっと時間があるから、タクシーでリヨンの街中に出て散策することに。                    い

 

ろんなお店を眺めながらぶらぶらして、カルティエで時計を見せてもらったり…スイスより高いのね…

で、いよいよ今日のメインイベント、ポールボキューズへ。                                           

タクシーで川沿いの美しい景色の道を20分くらい走ると超派手なピンクの建物が見えてくる。                      

イメージは街道沿いのドライブイン風???                                                     

でも中に入るとクラッシックな豪華な雰囲気。大きな暖炉で薪がバチバチと燃えている。素敵!!

 

メニューは110ユーロ、150ユーロ、190ユーロの三種類。                                                  

150ユーロにしようと思っていたんだけどこちらの看板料理のトリュフのスープは190ユーロのにしか入っていないし、やっぱり思い切って190ユーロにしてみた。

 

 

1皿目 フォアグラ。昨日のテリーヌより、フォアグラのほうが好きだからこれはよかった。

 

2皿目 トリュフのスープ。パイを割ってスープを見ると、中には黒いものがいっぱい。                           

これってキクラゲ?と思ったら全部トリュフ!びっくり。                                               

チキンスープで具もいっぱい。「おふくろの味・豪華版」って感じかな。

味はかなり薄めで最初は物足りない感じもするけど、食べ進めていくと味わい深くなってくる。けど、かなりおなかいっぱいになる…

 

 

3皿目 ヒラメのムニエル。まあ、普通かな。

この辺でちょっとうーむ…と思い始める。                                                         

昨日はサービスといい、味といい、雰囲気といい、全てがよすぎたのか                                         

今日はなにかが違うと感じてしまう。                                                             

さっきのスープも素晴らしかったけど、しびれるほどの感動はなかったんだよね…

 

4皿目 お口直しのシャーベット。                                                            こ

れはワインをそのままシャーベットにしたような感じでさっぱりしてて良い感じ。

 

 

5皿目 チキン。 びっくり仰天な状態で登場。                                                    

パンパンに膨らんだ袋(腸詰みたいな感じ?)の中にチキンが丸ごと一羽入っていて、目の前で取り分けてくれる。 

                                                                      

二人で一羽だから、ものすごい量。                                                               

ソースも先ほどのヒラメのソースと似ていて、すでにおなかいっぱいの私たちにはもう無理なの。                        

ちょっといただいただけで残してしまった。もったいない。ごめんなさい。

 

チーズのワゴンもスキップして、デザートにしてもらうけど                                                 

デザートワゴンにも「別腹」が騒ぐような魅力がなく,

イチゴとアイスクリームを少しいただいただけ。

 

 

なにがいけないのか自分でもよくわからないけど、                                                    

昨日の感動が大きすぎたせいか、旅の疲れが出てきてるせいか                                           

心からの感動は得られないままお食事は終了しました。                                                   

 

それでも、もちろん満足感というか達成感はいっぱいで                                                 

ジュネーブまでの帰りのTGVは奮発してファストクラスにして優雅な気分で帰りました。

 

 

これで長かったスイス旅行の全日程は終了だわ…

 

 

充実した二日間を過ごし、Kさん宅に帰り、                                                       

ぜひとも家族でフレンチグルメツアーに行かれるよう強くお勧めしました。

 

 

 

 

                                      


スイス旅行 7日目つづき

2005年12月29日 | 2005年秋 スイス 

というわけで、期待を膨らませながら、テーブルへ。

先ほどのサロンと同様に、高級レストランというよりはカントリーハウスっぽいくつろげる空間。

さっきアペリティフと一緒に、最初の一皿。アミューズブッシュはいただいた。                    

スプーンに乗っている、一口でいただけるもので、そのときはちょっと緊張していたのもあって          

なんだったかは覚えていないけど、おいしかったことは覚えている。

 

2皿目。

フォアグラのパテ。トーストと一緒にいただくんだけど、濃厚でおなかをぐっと刺激してくれる感じ。

付け合せのイチジクもグッド。

 

3皿目。

これぞ、ジョルジュ・ブランのシグニチャーディッシュ。サーモンとキャビアのクレープ。

これがねえ、もう、絶品なの。クレープっていっても薄っぺらいのじゃなくて、パンケーキな感じかな。

でも食べてみると玉子焼きっぽい感じもあるんだけど、しっとりしててふんわりしてて、そこにサーモン    

(軽くスモークしてあるかな)とキャビアのしょっぱさが加わるでしょ。

さらにソースはレモン風味なのよ。     

それぞれ単品でもおいしいのに、お口の中で合わさると、幸せなお味となるわけよ。

 

 

4皿目

私はチキン、夫はベニソンをチョイス。

トレードマークが鶏なんだから、チキンがおいしいのは決まっている。                                 

夫のベニソンは赤ワインで煮込んだシチュー風なもので、もちろんおいしいけど、まあ、なんとなく想像がつく味だったけど、

チキンは、もう、今まで食べたどんなチキンよりもおいしかった。まったく臭みがなく甘みがあって、やわらかくてまったく筋張ってなくて、

口の中にいれるとフワ~とした感じがするのよね。

お料理とともに、白ワインと赤ワインが一本ずつついてくる。

私はワインを飲んでしまうと酔っ払ってしまい、せっかくのお料理が味わえなくなっちゃうからグラスでいっぱいずつ頂いただけだったけど、おいしかった。

地元のワインぽかったな。

 

ソムリエは新人さんと思われるサイモンさん。というかサイモン君って感じの若い子だった。

ソムリエやってるんだからもちろん大人なんだけど、まだ高校生くらいにも見えるくらい。

お食事が終わるとチーズのワゴンがやってきた。おなかいっぱいだから、ライトなものをちょっといただく。

そろそろデザート。と思っていると、ジョルジュ・ブランさんがテーブルを回ってくる。

 

手には記念品のメニューの束を持って、サインやら写真やらスターを前に、みんな大喜び。

私たちのテーブルにも来てくれて、メニューにサインしてもらって、握手してもらった。

 

 

デザートは私はフォンダンショコラ、夫はお勧めと言われたフルーツのムースみたいなのにしたけど       ど

ちらもとろけるようにおいしくて、おなかいっぱいなのにぺロリと食べてしまった。さすがに小菓子は入らなかったけど、今思えば食べておけばよかったな…

 

今までで最高のディナーだったと思う。                                           

 

お味はもちろんなんだけど、レストランの雰囲気とか、ギャルソンのフレンドリーな対応とか、           

何もかもがエクセレントなの。

 

パリの高級レストランだと、もっとすましてて、窮屈な感じなんだけど、そんなことは全くなくて、こんなに気持ちよく食事できるなんて幸せでした。  

泊まってるから時間も気にしなくていいし、それもこれもKさんが子供を預かってくれたおかげです。

 

余談だけど、子供づれでもOKなんだよ。子供用メニューもあるしね。

 

でもやっぱり子連れだと早く食べて早く出なきゃって感じになっちゃうから心からはくつろげないかもしれないけど…

 

 


スイス旅行 7日目

2005年12月25日 | 2005年秋 スイス 

今日は、夫がかなり楽しみにしているフレンチグルメツアーに行く日。

ホテルに泊まってお食事となるので、ホテルのチェックイン時間の3時まではフリータイム

午前中は、ジュネーブ観光。

 

観光の前に、大好きなスーパーマーケットに連れて行ってくれた。

地元のスーパーって楽しいよね。

すごい巨大スーパーで見てるだけでワクワクしてくる。

ここでお土産のチーズとかチョコレートなどを購入。

クリスマス前だったから、かわいいクリスマスグッズもいっぱいあったけど

今回は見るだけで我慢。買い出したら止まらなくなっちゃいそうだから…

お昼はKさんがジュネーブの有名なレストランでって思ってくれていたみたいだけど

ここでおいしそうなデリを見ちゃうと、食べずにはいられないでしょう。

ここでいろんなもの買いこんでKさんちに持って帰っていただくことにする。

これが超おいしくて、楽しかった!!

 

お昼からはジュネーブの街に繰り出した。

でも今日も噴水は出ていなかった。残念。結局ジュネーブご自慢の噴水は見られなかった。

レマン湖には白鳥がいっぱいいて、観光客からもらうパンを目当てに逃げるどころか集まってくる。

水からあがって、せめてこられるとちょっと怖い…。

子供も大喜び。私も大喜び。

旧市街のほうにくると、今までの近代的なジュネーブのイメージとは違い、

石畳で中世のヨーロッパの薫りいっぱいで、ちょっといい感じ。

Kさんに、旧市街の歩き方を教えてもらい、ここで子供とKさんと別れて私たち夫婦二人だけとなる。

今から二日間、Kさんに子供たちをお願いして、私たちはお食事に出かけるのだ!

旧市街を散策し、教会の塔に登ってジュネーブの町を一望したあと、ブランドショップなどをぶらぶらする。

スイスといえば時計。せっかくだから、もしいいものあったらいいかも!なんて思って

見てみるが、ピアジェなんて高くて場違いもはなはだしく、失礼しました~って感じ。

カルティエはデザインも好きだし、値段的にも買えない値段じゃない。

これからフランスに行くから、そちらの値段とも比べてみようか。

ジュネーブが本店のフランクミューラーにも一応行ってみる。

品はいいものの、やっぱり高いよね。

でも、日本人スタッフの権限での限定値引きと、空港でタックスが返ってくるのとを

あわせるとなんと15%くらい安くなる。もともとが高いだけにかなりの値引き。

でもやっぱり、まだ私には無理な感じ。

どちらかというと着物と合う感じでママさんに似合うのかも…

50歳になったら買ってね!

 

時間となったので、駅に向かい、TGVでフランスの「ボカ・アン・ブレス」(発音不明)に出発。

もう夕方で暗くなってしまい、景色は見えないけど、多分、ぶどう畑が広がっているんだろうなあ。

レストランの人は、TGVの駅からはタクシーで20分くらいだから、タクシーで来てねって

言っていたけど、ここで節約してさらにヴォナの街に行く超ローカル線に乗り換えた。

この乗り換えのとき、切符売り場がわからなくてうろうろしていると、とっても親切な駅員さんが

教えてくれて、列車まで連れて行ってくれて、さらに車掌さんに「あの日本人ヴォナで降りるからよろしくね」

みたいなこと言ってくれた。ありがとう。

しかし、この電車、大丈夫だろうか?途中駅、真っ暗だし無人なんだけど…

不安が募る…

ようやくヴォナにつく。ここはちょっと明るくて、駅員さんもいた。よかった。

ジョルジュ・ブランに行きたいんだけど~と言うと、この道まっすぐ行ったら右側にあるよ。

300mくらいかなって教えてくれた。

真っ暗な道を不安いっぱいであるいていくと、ありましたよ~

今までの寂しい雰囲気とはまったく違う、食のテーマパークのようなジョルジュ・ブラン村が!!

ホテルにチェックインして、駅から歩いてきたと言うと、かなり驚かれる。

確かに、こんな高級レストランあの駅から歩いてくる人なんていないでしょう。

ようやくお部屋で一息。これがまたかわいいお部屋なのよ。嬉しい!!

食事は宿泊とセットになっていて、ワインも含まれている。かなりお得なお値段だと思う。

ちょっとドキドキしながら、お食事へ。

まずはサロンで食前酒はいかがですか?

サロンは暖炉が燃えてて、とっても素敵な雰囲気。せっかくだからこちらでちょっとくつろぐことに。

本日のカクテルをいただいて、優雅な気分に浸る。あ~幸せ。こんなに素敵な空間でこんなに気持ちよく

お酒をいただけるなんて、初めてだわ~

と、気分を高めたところで、食事へ向かう。

 


スイス旅行 6日目

2005年12月21日 | 2005年秋 スイス 

さて、今日はどうしようか?

今日は夕方6時半くらいにジュネーブのKさん宅に帰る予定。
それまで、一日どうしようかいろいろ考えてみる。

夫は朝一番のゴルナーグラード鉄道に乗って、朝陽に輝くマッターホルンを見たいと言う。
でも、私も子供たちも、もう山は満喫しておなかいっぱい。
ティガーは、もう疲れていて、観光はいやだって、早くKさんちにいって、お友達と遊びたいって
だだをこねるが、6時半までは帰れないし…

せっかくだから、帰り道で観光していこうと言うことにする。
とおり道にあるのはモントルーかローザンヌ。どっちがいいかなあ…
ん?ローザンヌの対岸、フランスのエビアンに船が出ているらしい。しかもスイスパス有効!
これは行くしかないでしょう。

ということで、ローザンヌ、エビアンに行くことに決定。
夏はエビアンから船でジュネーブまで帰れるようだけど、冬はないらしい。

快晴のツエルマットを後に、ローザンヌを目指す。
乗り換えのヴィスプまでくると、超曇り。
ローザンヌにつくと、どーんより真っ暗。疲れているのもあって、ちょっと寂しい気分になる。

ローザンヌの駅で荷物を預けて、いやがるティガーを説き伏せて観光へ。
駅からタクシーでノートルダム大聖堂へいく。
荘厳な感じで神様がいるのね~と感動していた。
が、思ったより小さい感じ? 向こうに見えるお城みたいなのは何?
実はあっちが正解の大聖堂。
タクシーの運ちゃん、間違えないでよ~

というわけで仕切りなおしで大聖堂へ。
こちらはさすがに規模も違う。ステンドグラスも美しいし、彫刻も素晴らしい。
近くのお城を眺めて、旧市街を歩く。石畳の素敵な坂道がヨーロッパ!
アンティークショップなんかもあって、入ってみたかったけど、時間もないし
雰囲気だけ味わって、エビアンに行く港へ向かう。

地下鉄といっても駅は5駅くらいしかないんだけど、その終点の駅が港。
ここの切符買い方がわからなくて、どうやらお釣りが出ないみたいでえらいたくさんお金が
かかってしまった。
誰も買っている気配ないんだけど…

港までくると、雨降ってくるし、寒いし、閑散としてるし、おなかもへるし…
お店もないので、売店でバゲットサンドを買って、待合室で食べる。
ここの待合室、一応国境の税関だから、パスポートも見せる。
船は結構豪華で快適。約30分の船旅です。

エビアンにつくと、こちらもなんだか閑散としている。
お金持ちの避暑地らしいけど、今はオフシーズンで誰もいない感じ。
ここまで来た目的はただ一つ。エビアンの源泉で水をくむこと。
フランス語できないから、ペットボトルを持って、ジェスチャーで訴えると、わかってくれた。
坂道を登って、右のほうにあるらしい。
ペットボトルを片手にエビアンの町をぶらぶら。

おお、あった!!
ライオンの口からちょろちょろと流れる水。
これこそ世界のエビアンの原点!!
ちょっと飲んでみて、ペットボトル汲んで、満足。

それからお店屋さんが並ぶ道を歩いて、カジノに行ってみる。
夫はやる気満々だ。
私たちはロビーのソファで休憩してることに。
でも数分で彼は戻ってきた。
この時間はスロットしかなくて、彼が好きなブラックジャックなどのテーブルは
夜の8時からなんだって。
じゃあ、もうすることなくなっちゃったね。

湖沿いの道を歩きながら、どんよりした雲を眺め、スイスの旅も半分以上
終わったんだなあと、ちょっと感慨深くなる。

ローザンヌからジュネーブまでは30分くらい。
焼き栗を食べていたらあっという間についてしまった。
バスに乗り、Kさんのお宅に無事到着。

Kさんは、スイス料理のラクレットを用意して待っていてくれた。
じゃがいもにとかしたチーズをかけていただくというもの。
昼にバゲットをちょっと食べただけだから、おなかはペコペコ。

でも子供たちは、ようやく観光から解放され、大好きなお友達と遊べて大喜びで
食事どころじゃない。
私たちも、Kさんと別れてからの充実した三日間をおおいに語った。
エビアンまで行ったことはちょっと自慢だったので、感心されてちょっと嬉しかった。

これで、楽しかったアルプス旅行は終わり。
明日からはフレンチグルメ旅行に行くんだ。