ロンドンでの初めての夜は、熟睡でした。
クレバリーホテルは安いながらも、ベッドのマットレスもなかなかいい感じで、ますますポイント高し。
さらに、このホテルのすごいところは、朝食の充実度です。
朝食は地下のブレックファストルームでいただきます。
ビュッフェのコーナーには、フレッシュジュース、焼きたてのパン、チーズやフルーツなどが並び、小さいホテルながらもなかなかの品揃えです。
さらに、アラカルトメニューから卵をすきなように調理してもらったり、ワッフルやパンケーキをやいてもらったりもできるのです。
このオムレツは、きのこがこれでもかってほど入っていて、めちゃくちゃ美味しかった～♪
朝からいっぱい食べて、今日一日のパワーをつけます。
今日は何をするかと言うと…
ロンドン郊外に住んでいる、駐在ファミリーのお宅に伺うのです。
マリリンの幼稚園のお友達で、マリリンが年中のときに、最初のロンドン駐在から帰ってきたヨーコさんファミリー。 たまたま家が近かったと言うこともあって、お近づきになったの。 その後、マリリンが3年生のときに、ヨーコさんファミリーはまたロンドンに駐在で行ったのでした。
ママのヨーコさんは、可憐でかわいくて品があって、それでいてお茶目で、はっきり言って私の「一目惚れ」。 それほど親しくしていたわけじゃないのに、私がどうしてもお会いしたくて図々しく押しかけちゃいました。
地下鉄に乗って、北のほうに向かうと、いつの間にか地上を走っていました。
この辺まで来ると、ロンドンの街中とは全く違う雰囲気で、雨に濡れる緑の薫りに癒されます。
ヨーコさんのお宅は、レンガ造りの素敵なお家が並ぶ閑静な住宅街の中にありました。
なんとっ、お家の裏庭はゴルフ場です！！
近くには乗馬クラブがあったり、うっとりするような環境。
さらにうっとりするのは、小学生のお子さん2人が、英語で喧嘩してるのよぉ～～
ロンドンっ子なのね。かっこいいわ。
ここで、日本から持ってきたお土産披露。なぜかご主人が目をキラキラさせながら、袋から「たらこスパゲッティの素」とか「イカ燻」 とかを出して、「コレ、俺のキープね。」なんて言ってくれるのが、すっごく嬉しかったわ。こんなに喜んでもらえると、行商のオバサンのように、ここまでかついで持ってきた甲斐があるってもんです。
しばらくヨーコさんのお宅で談笑したら、近くのスーパーに連れて行ってくれました。
こういうところは、地元の人と一緒じゃないとなかなか来られないので、すごく嬉しい。
ウエイトローズという、かなりハイクラスなスーパーのようです。
紅茶だけでもこの品揃え。さすがイギリス。
パッケージがどれもかわいくって、見てるだけで心ときめきます。
ヨーコさんのお勧めの紅茶やビスケットやジャムなど購入。
その後は、ヨーコさんと一緒にロンドンの街中に繰り出しました。
女2人でウインドーショッピング。ヨーコさんの駐在マダムならではの目線でのロンドン歩きは、なんだか素敵です。
美味しい紅茶屋さんや、ヨーコさんの娘さんも好きだというティーンエイジャーの女の子に人気の雑貨屋さんや、最近日本でも大ブレークのＨ＆Ｍなんかを次々と見て回りました。
そして、メインイベントは、高級ホテル、フォーシーズンズでのアフタヌーンティ。
ヨーコさんが予約しておいてくれたの。
本場のアフタヌーンティ！！
大感激！！！
スコーンとジャム＆クロテットクリーム。サンドイッチ。紅茶はいろんな種類があって、好みを伝えると、一番好みに合いそうな紅茶を選んでくれます。
ティーカップの紅茶はちょっと飲むとすぐに気の利くウエイターさんがティーポットから注ぎ足してくれるの。
そして、ティーポットの横にある白いポットの中のお湯をどんどんティーポットに注ぎ足すから、飲んでも飲んでも紅茶は減らない。むしろ増えていく感じ。まさに紅茶のわんこそば状態。
さらに、スコーンもサンドイッチももともと大きいのに、食べ終わるとおかわりが出てきちゃうのよね。もちろん断ればいいんだけど、美味しいし、せっかくだからいただこうかしらって思っちゃうから、もうお腹いっぱいよ～～～ 紅茶でタップンタップンなんですけどぉ～～～
そして、最後にデザートが…
このトレイから2種類選べと…
もう、無理なんだけど…
でも、やっぱり美味しそう…
もちろん、2種類いただきましたわ。
優雅な雰囲気の中で、ヨーコさんと2人でいろいろ語り合いました。
やっぱり一番の関心事は子供の教育のこと。
お家でネイティブな英語を話すお子さんの姿に感動したし、「帰国子女」ってかっこいいって思うけれども、現実はかっこいいだけですむものではないようで、英語でのお勉強と漢字習得の両立の難しさ、日本での受験のことなど考えるといろいろと大変なことがいっぱいなんだね。
美味しいお茶とスコーンとサンドイッチとプチケーキをほおばりながら、とにかく休むことなくおしゃべりして、本当に楽しい時間でした。
ピアノの生演奏が静かに響くクラッシックなティールームでの至福のひと時。 ロンドンでのアフタヌーンティ。 夢が1つかないました★ ヨーコさん、ありがとう！！！
ヨーコさんとお別れしたのが夕方の6時。 この日は日曜日で、ロンドンのお店は日曜日は6時には閉まってしまうので、ハロッズも6時閉店。
アフタヌーンティの優雅な雰囲気に心満たされ、お腹も満たされ。 相変わらず可愛らしいヨーコさんに会えて胸もいっぱい。 そのまま夢見心地でオヤスミナサイ…