ホテルの部屋に早く入れていただけて、お部屋でホッと一息。
服をクローゼットに掛けたり、セイフティボックスに貴重品などを入れたりして一通りのセッティングをしてから
身支度を整えます。
その日は台湾もそれほど暖かい日ではなかったのですが、
さすがに日本から着てきたヒートテックは暑いので、脱いだり
薄手のセーターに替えたりして、台湾仕様の服装に着替えます。
この時期の台湾は、日本の11月くらいな感じ。
でも、朝は10℃前後ですが、暖かい日は昼間は20℃超えますので服装が難しい。
私は、綿のブラウスに薄手のセーター、レギパン。
脱いだり着たりで温度調節するのですが、
重要なのは、「脱いだ時にかさ張らない」 ってことだと思います。
昼間はセーターは脱いで腰に巻く、あるいは、小さくたたんでジップロックに入れてコンパクトにまとめておく。
夕方寒くなってくると、セーターを着て、
さらにバッグに入れてあるウルトラライトダウンを着る、という感じでした。
寒がりの方は、ヒートテックやタイツも着用しても、昼間は多少暑く感じるかもしれませんが
暑過ぎることはないかもしれません。
とにかく、この時期の台湾では、ウルトラライトダウンが大活躍でした。
では、いよいよ、台湾の街へと繰り出します。
ホテルからタクシーで永康街へ向かいます。
(ホテルの前には、常時タクシーが待機しているので、タクシー待ちのストレスはゼロです。)
15分くらいで永康街に到着。 ホテルから150元(600円)。
台湾最初の食事は、絶対ここ!! って決めていました。
永康街の鼎泰豊本店です。
お店の前は、人がごった返しています。
人ごみをかき分けて、お店の人から番号札をもらいます。
電光掲示板には、「20分待ち」
あら、意外と空いてるのね。
午後1時のお昼時で、1時間くらい待つの覚悟だったんだけど。
そしたら、お姉さんが、「相席でもいいですか?」 と聞くので 「いいですよ」
と言うと、すぐに3階席に通されました。
意外にも待ち時間0分でした。
相席といっても、4人席を知らない人と2人ずつ、ってわけではなくて
8人席の大きなテーブルなので、相席って感じでもないです。
お盆に乗った冷菜の豆もやしをいただきます。
豆のコリっとした食感がいいです。 薄味でいくらでも食べられるわ。
大好物の空芯菜の炒め物。
私、実は、今回の旅で、空芯菜食べるのを、小龍包と同じくらい楽しみにしていたの。
家でもたまに作るのですが、しんなりしてしまって、あんまり美味しくできなくて、
台湾で食べるぞ~~~~!!! と意気込んでやって参りました。
でも、実は、キャンディは空芯菜は初体験!
日本ではそれほどメジャーな野菜じゃないし、
中華レストランで見かけても、苦そうで食べたことなかったんだって。
キャンディ、初めて空芯菜炒めの感想は?
「おいしい! ホウレンソウよりあっさりしてていい!! めちゃくちゃ気に入った!!!!」
そうでしょ、そうでしょ。
このシャキッとした食感と、ほのかな苦みとニンニクの風味がたまらないのよ。
でも、台湾の空芯菜は、細めなので、ちょっとしんなり系ね。
小龍包が出てくる前に、お店のお姉さんが、タレを作ってくれました。
「醤油1、お酢3 」だそうです。
そして、感動的なのは、生姜の千切りの細さ!
本当に針のように細いの。
でも、しんなりしてなくて、パリッとしてるの。
いよいよやってきました~~~ 小龍包!!
あら、主役の小龍包が奥で、手前にあるのは海老焼売。
小龍包は芸術的に薄い皮の中に、スープたっぷり。
科学的に計算し尽くされたかのように、箸で持ち上げても破れないツヤツヤの薄皮。
蓮華の上にそーっと乗せて、箸で穴開けてみると、中から褐色に輝くスープがとろ~~り。
結構しっかりした味がついているので、酢醤油はつけなくてもいいくらい。
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私、小龍包は大好きなので、たまに1人で高島屋の鼎泰豊行ったりしてたの。
でも、高島屋で食べると、もちろんおいしんだけど、それほどの感動がなかったのよ。
やっぱり台湾の鼎泰豊とは違うのね。
で、台湾から帰ってきて、味忘れないうちに高島屋とどう違うのか比べてみようと思い、
高島屋で食べてみました。
皮の食感が全然違う。
スープの色が薄くて、味も薄い。 酢醤油つけないと味しない。
「日本風に上品に仕立て直した感じ」なのね。
台湾とは全然違うものだということがわかりました。
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海老焼売は、焼売といえども、スープもしっかり入っています。
皮がもっちりしていて、私はこれも好き。
となりの地元のオバチャンが、酸辣湯を食べていたんだけど、それがおいしそうでね。
キャンディは、酸辣湯も今までトライしたことなかったので、頼もうかと思ったんだけど、
次にマンゴーかき氷を食べるので、やめておきました。
キャンディは、この時、絶対今回の旅で酸辣湯を食べる!! と心に誓ったのでした。
鼎泰豊では
豆もやし・ 空芯菜炒め・ 小龍包(5個)・ 海老焼売(5個) で 600元(2400円)でした。
台湾の食事代としたら、かなり高額ですが、やっぱり美味しいし、満足感でいっぱいです。
肝心の小龍包が写ってない…。
食後は永康街をぶらぶら
所狭しとお店が並んでいます。
ほとんどが食べ物屋さん。
美味しそうな匂いに誘われちゃいますが、お腹一杯だし、今からマンゴーかき氷食べるし…。
面白い雑貨の店なんかもあるってガイドブックには書いてあったけど、
私たちには見つけられず、ぶらぶら歩いて、また鼎泰豊近くまで戻ってきました。
マンゴーかき氷の有名店、『思慕昔』 にやって来ました。
交差点の角にあるのが、1号店。
こちらはカウンターのみで、ごらんのように外にちょっと席はあるものの、みなさん立って食べてます。
その隣に 2号店がありまして、そちらはゆっくりと座って食べられます。
そして、2号店のほうが空いています。
どど~~~ん!!
こちらが看板メニューのマンゴーかき氷。
携帯と比べて、その大きさがわかるかな?
かき氷が 「どんぶり」 に山盛りに入っております。
かき氷を挟んで、マンゴーがあっち側とこっち側に盛り付けられているので、
キャンディがあっちから、私がこっちから食べます。
かき氷は柔らかくて、フワフワで、甘くて、今まで食べたことない食感。
かき氷って、ガリガリしてるイメージでしょ? そんな感じは全くないの。
で、かき氷ってめちゃくちゃ冷たくて 「キーン」 ってするじゃない?
このかき氷は冷たくない。 もちろん冷たいんだけど、「キーン」と来る冷たさじゃない。
そして、溶けない。
かき氷って、食べてるうちに結局は「色つき水」 になっちゃうけど、このかき氷はずっとこの形状のままでした。
肝心のマンゴーですが、冬なので冷凍なのはわかっていましたが、
まだ半解凍なので、これはめちゃくちゃ冷たくて、味がわからない…。
上に乗ってるマンゴーアイスは濃厚でおいしかったです。
あまりにも量が多くて、キャンディと私で両側から攻めていって、
真ん中に氷の壁が残るところでギブアップ…。
これって、一体何人で食べる設定なんだろう…?
夏ならもっと行けるのかな…?
マンゴーがフレッシュの夏にもう一度行きたいです。
台湾といえば、小龍包とマンゴーかき氷!
最初に両方の名店に行けて、大大満足。
しかも、どちらも拍子抜けするほど空いていました。
では、タクシーに乗って、中山駅エリアに戻ります。