旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

英検2次試験

2012年11月23日 | 徒然なる日々

1次の自己採点で、多分うかっただろうと思ってから、2次試験まで約3週間。

なにをどうしたいいのかわかなかったので、とにかくこちらを購入。

Img021

2次試験のバイブルと呼ばれている問題集です。

14回分の問題と、それに対する答え方が詳しく解説してあります。

試験は

① 最初のあいさつや自己紹介などを見る「アティチュード」

② 4コマ漫画を見て、状況を説明する「ナレーション」

③ その漫画に関する質問に答える 「Q&A」

の3部構成。

漫画は社会的問題を提起する内容です。

もちろん何度も練習しましたけど、全く言葉が出てこないんですよね~。

私は英語を読むときや聞くとき、話すときももちろん、英語で考えるので、まず日本語で考えてそれを英語に訳すということはしません。

だから、語彙が少なすぎて、全く文章が成り立たないというか思い浮かばないんですよ。

解答例を見て、「ふーん、なるほど~~~」とは思うけど、それを自分で表現することはできない。

かなり訓練しないと、こりゃ無理だわって感じでした。



まあ、一通り問題集には目を通して、なんとなく雰囲気はわかりました~って感じで試験会場に。

早目についたので、早く順番が回ってきました。


私の担当試験官は、感じのいい同じ年くらいの女性。

まず自己紹介をどうぞと言われたので

「My name is abfry」 から始めて、なんでこの年で英検を受けようと思ったかと言うと、子供たちが英語の勉強を始めて、息子が今回初めて5級を受けました。そこで、ふふん、お母さんだってやりゃあできんのよってとこを見せたくて、というような話をしました。

そのときの試験官の反応が

「Oh, you are motivated mother!」

へえ、そういうふうに言うんだ~。

その答えにものすごく感動してしまってね。

ものすごく英語らしい表現ですよね。

そっかあ、私って 「motivated mother」なのね~~~。

自己紹介はかなりいい感じだったので、まずはつかみはOKかな。

で、肝心のナレーションですが

Img019 Img020

たまたま、「教本」の中の練習問題とよく似た内容だったので、ちょっとラッキーでした。

この練習問題は

①ごみのポイ捨てが問題になっている

②みんなでどうしたらいいか考えてみた。

③野外コンサートでゴミ問題のビラを配った。

④結果、そのビラがゴミとなり、この作戦は失敗だった。

私が受け取った問題は

①ごみの収集の費用がどんどん増えている。

②そこで役所の人たちが話し合いをしてゴミ袋を有料にすることにした。

③ゴミ袋1枚100円。 市民は戸惑った。

④結果、不法投棄が増えてしまった。


ナレーションはグダグダながら、なんとかかんとか2分間つなげました。

しかし、その後の質問は、一体何をどう答えたのかわからないくらいつっかえつっかえ、禁句の「えっと~~~」も連発しながら、冷や汗かきかきのどうしようもない感じになってしまいました。

でも、とにかくあきらめずになにか答えたんだと思います。

2問目 「ローカルコミュニティは弱体してると思いますか?」

そりゃ、してるでしょうけど、それをどう具体的に説明したらいいのかわからなくて、とっさに出た答えは 「NO」

私の住んでる町では、町内運動会やお祭りも盛んだし、お互いのことをよく知っているし、弱体化してるとは言えないと思います。

というようなことを話しました。

実際にそこまで地域が活性化してるわけじゃないんですけど、これはあくまで「英語のテスト」ですから、とにかく自分の言葉で伝えることができればいいんです。

4問目 「政府は国民の生活により深くかかわるべきでしょうか」

もう、そりゃ、あまりに大きすぎて、何をどう答えたらいいのかわからなくて

とりあえず

「Depend on the situation」 と逃げの一言を言ってから、必死で考えましたよ。

何言ったか覚えてません。けど、とにかく黙り込んじゃダメだ、なんでもいいからとにかく話せ!と自分を励ましながら訳の分からないことをつぶやき続けていたんだと思います。



はあ、こりゃ、絶対ダメだ~~~。

でもいいや、これで2次試験がなんたるかわかったし、次回で合格すればいいんだし~。


と思っていたら、なんとびっくりの合格でした。

点数はギリギリでしたけどね。

ナレーションで意外と点数をいただけました。

自信があった「アティチュード」が3点満点の3点と思っていたら、2点だったのが 「あらら?」って感じでしたけど。


2次試験は、受験者の7割くらいが合格するらしいです。

私みたいな、あんなグダグダ、ヨレヨレな答えでも合格できたので、かなりハードルは低いと思われます。

とにかく、久しぶりに感じた「達成感」

嬉しいです。


せっかくだから1級も挑戦しちゃう?

でもね~、1級は問題見る限りでは手も足も出ない感じなんですよね…。

それに、いまさらオバサンが1級取ったって、何になるわけでもないしね…。

と逃げ腰な私。


嬉しい!

2012年11月22日 | 徒然なる日々

ティガーが英検5級合格しました~!

 

学校で強制的に受けさせられて、受けた人は全員合格したらしいですけど、それにしたって、半年前までアルファベッドも読めず、英語を聞いても呪文のようにしか聞こえなかった子が英検合格できたんだから、すごいことです。

全くできなかったことが、できるようになる。

ティガーも日々成長しております。

そして、私も!!

 

英検準1級、合格しました~!!


私が学生のころは、今みたいに、「英検持ってると受験や就職で有利」みたいな感じではなく、どちらかというと、マニアックな、といったら語弊があるでしょうが、英文科とか英語系の学校の学生が受ける、みたいな感じだったと思います。

でも、今は「高校卒業までに2級は当たり前」って、みんな取りますよね。

私も2級は大学受験終了と同時に取得して、準1級も目指したのですが

「そのうち受けよう」と思いながら、そのままになってしまいました。




それから時は流れて、自分の子供が中学受験の勉強に励む日々がやってきました。

「そうだ、私も一緒に勉強したらいいじゃん?」

と思ったんです。

でも、今から勉強って何する?

やっぱり何かしら目的がないとやる気にならないよね?

「じゃあ、英検受けよう。」

20年以上前にあきらめてしまった準一級を受けてみようと思ったのでした。

それから、ティガーの塾のお迎えの車の中での待ち時間では単語帳を見て、昼間の空き時間には長文問題をやったりしました。

本当は去年の今頃受けようと思っていたのですが

「お母さんも勉強して、合格したよ!ティガーもがんばれ!!」

って言えればいいですけど

「ティガーがこれから受験だというのに、私がまず不合格じゃあ縁起悪いよね…」

自信もなかったので、受けませんでした。



で、ティガーも中学生になり、英語の勉強を始めました。

ティガーの学校は強制的に全員英検を受けさせられます。

ティガーはまずは5級を受験することになりました。

子どもが受けるんだから、私も受けてみようかな。

そう思って、私も申し込みました。


それからまた英単語を覚えたり、問題集をやってみたり。

でもね、昔覚えた単語を思い出すことはできても、新しい単語を頭に入れるってできないんですよ…。

準1級の場合

語彙・熟語 25点

読解 26点

リスニング 34点

作文 14点

合計 99点 

70点くらいが合格点となります。

なので、私の作戦としては、リスニングは意外と今でもOKなのでリスニングで30点、読解で20点、作文で8点、いまさらいくら頑張っても覚えられない語彙は捨てて、今までの知識でなんとか12点くらいをとれれば、と言う感じで臨みました。

1次は、作文で12点/14点 という高得点をいただけたのと、読解がよくできたおかげで、無事合格することができました。

私が使った教材はこちら

Img016_3 Img017 

 

 

 

 

 

 

 

 

Img018















「予想問題ドリル」は7回分の予想問題が収録されているので、それを2回ずつくらいやりました。

あと、英検のHPで過去問(もちろんヒアリングも)が見られるので、それもやりました。

「教本」は主に、作文の書き方を学びました。

「単熟語」は、結局覚えられなかったけど、パラパラと見てました。

スマホのアプリでこの本と全く同じ内容のものがあって、それをダウンロードして活用。でもやっぱり覚えられませんでした…。


2次試験のことは1次受かるまで全く何も考えていませんでした。

1次受かるかどうかも分からないし、もし1次受かったら一年間は1次免除で2次試験を受けられるので、それで後から2次受かればいいわ~と思っていたのです。

自己採点して、これは1次受かったなって思ってから、ちょっとはやっておこうかな~と思って、2次試験の対策を始めました。


薬が来た~!

2012年11月21日 | クレンちゃん

Dsc00853 クレンの薬が届きました。

副腎皮質ホルモン異常のお薬

「フロリネフ」

なんと、はるばるシンガポールからやってきました~。

外国からやってきたというのに、「送料無料」ってすごくない?

全く同じものではないのかもしれないけど、国内で買うと、医者の仕入れ値で3万円くらいするっていうこのお薬。

ええ、4000円で購入いたしました。


早速、病院に持って行って、先生に見ていただいて、クレンの適量を判断してもらいます。

先生、まじまじとお薬見つめて

「安いよね~~~~。ほんとに大丈夫なのかな? でも、もともと使おうと思っていた薬と同じメーカーだしね~~~。」

と、あまりの安さに衝撃を受けていらっしゃるご様子。


まあ、確かにね。

このお薬は「10度以下で保存」と書いてあるけど、特に冷蔵便で来たわけでもないし、謎のアイスパックが瓶の箱の中に入っていたけど、それが一体いつから入っていたのかもわからないし、そのアイスパックが役に立ったとは到底思えません。

はるばる暑いシンガポールからやってきて、もう成分スカスカになってるやもしれません。

でも、まあ、そんなこと気にしだしたらキリがありません。



先生、医学書を見ながら、クレンの体重や薬の容量を鑑みて、

「クレンちゃんは、1回に1錠の6分の1ずつ。 1日2回にしましょう。」


写真みてもわかるように、1錠すごく小さいの。

爪楊枝と比べたらわかると思うけど。

それの6分の1ずつ…。


今回は、ビンの中から6錠を取り出して、機械に入れて粉砕して、個別包装してくれて、18日分作ってくれました。

ちなみに、気になる薬のお値段ですが、

薬代自体は、1日12円。 

それに、病院での分包料金と処方料が1日50円。

というわけで、1日62円。

1ヶ月で1860円。

これなら、それほど大きな負担ではなく、クレンの一生を支えていけそうです。

Dsc00855_2

めちゃくちゃ長いお薬の袋。

でも、一包ずつの中身は、本当に微量で、よく見ないとなんにも入っていないかのようです。

お薬はごはんに混ぜて飲ませるのが常套手段なのですが、クレンの場合、ごはんを完食することはほとんどないので、もともと数粒(は大げさだけど、数十粒?)しかない薬の何粒かを残されてしまうと、効果が期待できないので、練乳と混ぜてペロペロしてもらうことにしました。

その「ペロペロ」の楽しいお仕事は、ティガーの担当です。

白い容器に薬をあけると粒が見えないので、黒い味噌汁用のお椀にあけて、練乳とペロペロ。

クレン、黒いお椀を見るだけで嬉しそうです。


この薬を1ヶ月くらい飲んだら、血液検査をして、効果のほどを確認します。

まずは微量から始めましたが、今まで分泌されてなかったホルモンがいきなり出回ると、突然ハイパーになっちゃうかも~と思っていたけど、今のところそういう変化はありません。

でも、薬がしっかり効いてくるまでは、ごはんは1日3回。

ストレスは最小限に。

車やペットホテルは当分禁止です。


この薬で、ホルモンが正常に分泌されて、血糖値が落ち着いてくれれば

いいのですが。

1ヶ月後が楽しみです。


一大事 その後

2012年11月16日 | クレンちゃん

我が家のチビッ子ヨーキーのクレン。

一時は生命の危機にさらされながら、お医者さんの的確な処置のおかげでみるみる元気になりました。

でも、またいつこんな発作が起きるとも限らないので、やはり原因を調べて、今後の対策を考えなくてはなりません。



日曜日の深夜に低血糖の発作を起こし、翌日、私はどうしてもマリリンの検診に付き添わなくてはいけなかったので、夫が午前中半休を取って、クレンを病院に連れて行きました。

まず、血糖値を測ると、昨日は「20」ととんでもなく低い数値だったのが、

今日はなぜか「240」!

通常が「100」ですから、どう考えてもおかしい。

異常なまでの血糖値のふり幅です。


先生は、まず「インスリノーマ」という病気の血液検査をしました。

これは、すい臓に腫瘍ができて、インスリンが大量に放出されて、血糖値が下がるとかいう病気らしいです。

その結果は、インスリンの値は高くなく、むしろ低いくらいで、インスリノーマではなさそうだということでした。

先生、昨夜の血糖値「20」のときも、「あ~、低いね」と淡々とお話しするので、その時は「20」が死も覚悟という数値と言うことはピンと来なかったんですよね。

私があまりにパニックになってるから、先生は努めて穏やかにされていたんだと思います。

それと同じで、その時は「インスリノーマ」がどんなに怖い病気なのかは知りませんでした。

そして、実は、「インスリノーマ」だったとしたら…

犬のインスリノーマは、ほぼ余命半年から一年らしい…。


知らなくてよかった…。



そして、インスリノーマじゃなくて、本当に良かった。




発作から一週間経って、体力も回復してから、再び血液検査をしました。

今度は副腎皮質ホルモンの分泌を調べる検査です。


空腹で行き、まず採血。

それから、副腎皮質ホルモンを刺激する注射をする。

一時間後、再び採血。

副腎皮質ホルモンの分泌量の変化を見る。


こんな感じの検査です。



結果は…

クレン、最初の採血の副腎皮質ホルモンの数値は「0.7」

副腎皮質ホルモンを刺激した後の数値は「0.7」

刺激したはずなのに、数値は全く変化なし。

つまり、全く副腎皮質が機能していないってことです。

ちなみに、正常値が「1・5~7」ということなので、もともとほとんど分泌されていないってこと。

それにより、クレンの病気が判明しました。

アジソン病


クレンは多分先天的なアジソン病なので、体が副腎皮質ホルモン無い状態になれているから、今までどうってことなかったんだけど、なんらかのきっかけで突然発作が起きたようです。

どうやらストレスに起因することが多いらしいんだけど、クレン、なんかストレス抱えてるの…?

発作を起こした日だって、いつものように日がな一日のんびり寝たり起きたりしてただけだよね…?


アジソン病と診断されたら、今後は薬を飲んで、ホルモンバランスを整えて、低血糖にならないようにしていかなくてはなりません。

薬は、多分一生飲み続けなくてはいけません。

「薬、高いんですよ…」

と聞いていたので、一体いくらかかるんだろう?

一日100円としたら、一ヶ月で3000円。

いやいや、もっとかかるか?

一日300円としたら、一ヶ月で1万円。

もしかしたら、もっと…?


でも、薬を飲めば元気でいられて、寿命を全うできるっていうんだから、クレンのためならちょっとお金かかるくらいなんてことない。

ティガーに意地悪な質問をしてみました。

「クレンの薬代がありません。ティガーのお小遣いなしでもいいですか?」

→いいよ、クレンが薬飲んで元気になるならお小遣いなんかなくてもいいよ。

「一ヶ月に1万円として、一年で12万円。これから10年として120万円。

それだけあれば、他のヨークシャテリアを何頭も飼うことができます。

どうしますか?」

→ダメ、クレンじゃなきゃダメ! オレはそんなにたくさんお金ないけど、お願いだからクレンのお薬買ってあげてよ!


「病気の犬は世話が大変です。クレンはあきらめますか?」

→ (もう涙目で) なんでそんなこと言うんだよぉぉぉぉぉ~~~~


お母さんも、クレンが大好きでこれからもずっと一緒に暮らすから、クレンには長生きしてもらいたいから、大丈夫だよ。

お父さんも、クレンの薬代のためなら、飲み会我慢するって言ってるしね。



で、ドキドキしていた薬代ですが…

先生、全く欲がないというか、金儲け主義じゃないというか

「一粒500円です」って言われたって、買っちゃうと思うのに

「個人輸入で買うと安いですよ。 今度グアム行くときに買ってきましょうか? それかネットで見てみたら。」

ですと。

で、言われた通りネットで見てみたら、

なんと、なんと

アジソン病のお薬 「フロリネフ」  100錠 4000円っていうの見つけちゃいました!!

先生もビックリの破格のお値段です。

しかも、クレン小さいので、多分3分の1錠、いや、5分の1錠でいいかもしれないみたい。

となると、一日10円…!!



お金の問題じゃないんですけど、やっぱり安心しました。


今、薬が届くのを待っているのですが、原因もわかって、対策も立てられて、ものすごくホッとしています。

クレンが普通にごはん食べて、お散歩行って、毛布の上で気持ちよさそうに寝てるって、なんて素晴らしいことなんだろうって改めて思い知らされました。

クレンが元気でいてくれることが、我が家の幸せなんです。


一大事

2012年11月13日 | クレンちゃん

すいません、また犬ネタです。

別に「イヌブログ」じゃないんですけどね…。




4日の夜のことです。

私はその日は眠くて、夜10時には寝てしまいました。

夫はいつものように、クレンとソファで「クレ寝」。


10時半くらいに、夫が一階で何やら叫んでいます。

なんなんだ? こんな夜中に。 (いや、まだ10時半…)

あたしゃ寝てるんだよ。


「クレンが…   クレンがなんかヘン!!」

「クレン」と聞いて、飛び起きて、一階に走ると、クレンがひきつけをおこしています。

よだれなのか、とにかく口から透明の液体を吐いて、顔がびちゃびちゃで絞れるほど濡れています。

目は開いているものの、まばたきはせず、輝きもありません。

クッションの上に手足を前に伸ばして硬直して横たわり、激しいひきつけのたびに、クッションから体が飛び上がるほどです。

もう、怖くて怖くて、とにかく病院に電話。

えっと、携帯見つからない、病院の名前なんだっけ?

通話ってどうするんだっけ?

バカなパニックの典型状態で、とにかく電話。


日曜日の深夜だというのに、病院にかけた電話は先生の携帯に転送されて先生が電話に出てくれました。

状況を説明すると、

「てんかん発作かな。 てんかん発作自体は、犬にはそれほど珍しいことじゃないんですよ。5分程度で収まるはずです。」

と電話口で様子を見ながら話していましたが、5分どころかもう20分は続いていて、収まる様子もなく、ひどくなる一方。

先生が

「今から私も病院に行くので、連れてきてください。」

先生は多分、病院から車で10分ほどのところにお住まいなんですけど

日曜日の深夜に病院に来てくれて、クレンを診察してくれました。



まだ、ピクピクけいれんしているクレンを見て

「うーん、これはてんかんじゃないね。 血液検査をしましょう。」

ところが、血を抜こうにも、ただでさえ小さくて血管細いのに、血圧が低すぎて採血も難航しました。

やっと採れた血液で血糖値を見たところ

「20」

「うーん、低いね~~。 低血糖によるショック状態だね。」

ブドウ糖?かなんかの点滴を試みましたが、これもうまくいかず、口から無理やり甘い液体を飲ませました。

すると、しばらくすると、少し体が柔らかくなってきて、もう一口飲ませると落ち着いてきて、最終的には起き上れるまでに回復しました。

それで、ショック状態からは脱したので、一安心。

入院もせず、家に帰ることができました。


ところで、血糖値「20」なんですけど…

あとから調べたら…

通常は「100」

「70」で低血糖。

「60」で病的な低血糖

「40」で生命維持の最低値

ってことは、クレン、ほとんど臨死状態だったんじゃ…?


あの時、夫がクレンの異変に早く気付いてよかった。

お医者さんがすぐに対応してくれてよかった。

砂糖水(じゃないかもしれなけど)飲ませてくれてよかった。

もし、夫が気づかなかったら、

お医者さんが「てんかん発作だろうから、大丈夫」とほっとかれたら

日曜日の深夜、先生が病院に来てくれなかったら、

月曜日まで待ってください

死んでいたかもしれない…。


そう思うだけで、恐ろしい。

と同時に、クレンは、みんなに守られて大事にされて生きていく運命なんだろうと思いました。



とにかく、命の危機からは生還したものの、今度いつまたこんな状態になるかわかりませんから、原因を調べて、対策を考えなくてはいけません。

それで、いろいろな検査をすることにしました。

検査の結果がわかり、これからのことが決まるまで、私がクレンにしてあげられることは

一日2回じゃなくて、何回かにわけて少しずつごはんをあげる。

つまり、空腹状態にしないってことですね。

あと、もし、あそこまでじゃなくても、弱って動けない状態になったら

練乳をなめさせる。

夜中心配なので、しばらくの間、一緒に寝る♪

これはちょっと嬉しい。

クレンのケージの前に布団敷いて、一週間一緒に寝ました。

翌日から、クレンの検査の日々が始まりました。