アスワンからルクソールへは飛行機で行く予定だったのですが、その日のフライトが満席だったのかなくなったのかは定かではありませんが、車での移動となりました。
約3時間ほどです。
ルートは2つあって、「砂漠道」 と 「農業道路」
「砂漠道」 はエジプトらしい風情があっていい感じがしますが、危険です。
なので観光客は決して通ってはいけません。
「農業道路」 は一般道で、こちらは安全のようです。
このごちゃごちゃ感もある意味風情があっていいです。
こーんなワラを積み込んだ車が走ってるかと思えば、
(目的地に着くまでにワラがほとんどなくなってしまいそうな気がしないでもないんだけど…。)
時速100kmの車につかまり乗りしてる人たちがいたり、
(握力が尽きたらどうするの…?
でも、あなた方ならヤッターワンも乗りこなせそうね☆)
エジプトですもの、ラクダだっていますよーん。
んもう、「なんでもあり」な道路です。
途中、こまめにこのような検問があり、警察も大勢いて治安を維持しているようです。
この旅が始まってからずっとご一緒してくださっているガイドのアハメドさん。
マリリンが行きたい所や見たい物を伝えると、それに合わせてスケジュールを考えてくれます。
お土産屋さんにもいろいろ連れて行ってくれます。
アハメドさんのお勧めのお店はどこも本物で良心的なお店ばかりです。
まがい物やぼったくりのお店ではないので安心です。
ただ、料金交渉にはガイドさんは関わってくれないので、自力で頑張らなくてはいけません。
アラバスターという石を磨いて「ミイラの臓器壺」を作っています。
夫は男にしては買い物好き。
といっても大の買い物好きってわけでもない。
マリリンは女にしてはかなり買い物嫌い。
そんな2人ですが、今回の旅は感動が大きくて、感動に比例して購買意欲も高まり、結構いろいろなものを購入していました。
石灰石でできた壁画のレリーフとか、アラバスターの小さい臓器壺とか、象嵌細工の箱とか。
パピルスももちろん購入。
本物のパピルスを売っているお店は実は少なくて、ほとんどが混ぜ物だったりバナナの葉っぱだったりするらしいので、お気を付けください。
本物のパピルスは折れ曲がっても、水に濡らしても破れないらしい。
で、お土産を買う時に活躍するのがここでもボールペン!
のはずだったのですが…。
以前ケニアに行ったときに大活躍だったので、今回も持たせなきゃって思っていたのにすっかり忘れてしまい…。
お土産屋さんに行くと
「おまえ日本人か? ボールペンくれ!!!」
って言われます。
カイロだとそうでもないのですが、特にアスワンやルクソールでは「ジャパニーズボールペン」は大人気です。
100均で束で売っているようなボールペンでも、日本の技術の粋を集めた書き味はエジプト人垂涎モノ。
特に「3色ボールペン」なんて言ったら、もう「天下の宝刀」
これがあれば、価格交渉で強気に攻めることができるでしょう。