それでは、私でもできたバリ家具個人輸入の手順をお教えしましょう。
まずはもちろん、家具を買います。
家具屋さんはクロボカンに集中してあるので、その辺りを巡るときっとお好みの家具に出会えます。
ただ、やはり木製の家具が多いので、家のようにラタンを探すとなるとちょっと苦労するかもしれません。
ラタンも最近はシンセティック・ラタンと言って、プラスチックみたいなのを編んだもののほうがモダンで長持ちもするってことで主流になりつつあるようです。
バリ島で家具屋さんを選ぶポイントは
① 店員さんがキビキビしてて、相談に乗ってくれる。
② 日本に送ることに慣れている。
③ ちゃんとした領収書を作ってくれる。
④ ホームページ、メールアドレスなどを必ず教えてもらう。
我が家なりに探して、信用できるとにらんだ店で、今回購入した家具はこちら。
Wijaya Rattan にて。
2人掛けソファと一人チェア、それそれにクッションがつきます。
それとテーブルがセットで、現地価格は2,600,000ルピア。’約30,000円。
ここからはGENEVAという木製家具屋さんです。
←こちらの勉強机は細工もなかなか凝っていて豪華ですが、
お値段は意外とお手ごろで 1,200,000ルピア。
14,000円くらい。
すごいでしょ?
デスク用の椅子。
300,000ルピア。約3500円。
お庭用のテーブル。折りたたみ式です。
700,000ルピア。8,000円くらい。
お庭用のテーブルに合わせて椅子4脚。
ぴっちり重なるところがいいですね。
こちらにはクッションがつきます。
4脚で1,400,000ルピア。16,000円くらい。
←妹のお家用のベンチ。
これかわいくて私もお気に入りです。
425,000ルピア。 約5,000円。
これだけ買って、総額約75000円ほど。
私の場合は、ラタンのソファセット以外は全てGENEVAで買ったので、
ラタンのソファも全てまとめて、GENEVAのカーゴ会社から送ってもらうことにしました。
家具自体は期待したほどの値引きはしてもらえませんでした。
でも、送料は粘るとかなり引いてくれます。
もともと1キュービック=1?あたり150ドルくらいが相場みたいで、多くなればなるほど1キュービック辺の単価が安くなります。
(料金は重さは全く関係なく、大きさのみで決まります。重さも料金にからめてくる悪質な業者もいるらしいので気をつけましょう。)
家の場合、その場でざっくり計って5キュービックとなり、結局送料は600ドルで決着しました。
支払いはほとんどの店では現金のみ。
もしカードが使えたとしても3パーセントの手数料がかかるので気をつけましょう。
(しかも、送料のようにドル建てで値段表示してる場合は、ドルからルピアに換算され、
そこからさらに日本円に換算されて請求が来るので、かなり損をする感じがします。)
お店では、お金を払って、港の指定をして(家の場合は東京を指定) 住所とか電話番号とかを書いてくるだけ。
このときに、領収書は「日本の港に実際に引き取りに行く人の名前」で作ってもらいましょう。
平日の昼間(というか丸一日)に港まで行ける人。
家の場合は夫ではなく私。
私が買ったってことで私の名前の領収書(二軒の店で購入したので、必ず全部私の名前で)を作ってもらいます。
領収書の名前と違う人が取りにいく場合は「委任状」とかが必要で面倒そうです。
あとはカーゴ会社がそれぞれの店で商品をピックアップして、梱包して船に乗せてくれるので、バリですることは何もありません。
で、ここからが重要!!!!!
帰りの飛行機で必ず絶対なにがなんでも「別送品申告書」という黄色い紙を2枚もらってください。
内容は、住所・氏名(もちろん領収書と同じ名前)・電話番号などと、どこで何をいくらで買って、大きさはどれくらいか、みたいなことを簡単に書くだけです。
そのうち1枚は成田で税関の係員に渡し、もう1枚は大切に保管しておきます。
これがあるとないとでは、荷物が届いてからの税関審査の待遇が全く違うらしいので「別送品申告書」は必ず2枚もらいましょう。
そして船が到着するのをワクワクしながら待ちましょう♪
でも、やはり何度も「私の家具どうなってる?」とか「いつ船に乗るの?」とか
マメに家具屋さんだったりカーゴ会社だったりにメールするほうがいいと思います。