丸一日使えるのは今日だけです。
夫は朝から仕事に行ったので、1人でブラブラ。
ロックフェラーセンターまで歩いてみました。
冬はスケートリンクになる広場は、この時期はカフェになっています。
所狭しとパラソルが並び、朝から多くの人でにぎわっております。
NYは、街を歩いている人も多種多様で、
建物も古いビルと新しいビルが入り混じっていて、
歩いているだけで楽しい。
一時、ストライプのポーチが日本で大人気だったHenri Bendel などの
五番街のデパートを冷かしてみたり、
敷居の高そうなブランドショップをウインドウ越しにのぞいてみたり。
そうそう、五番街の一等地にユニクロの巨大ショップがあるの。
3フロアーくらいあるのかな、ちょっとしたデパート並み。
品ぞろえも、銀座店でも、こんなに商品おいてある?
って思うくらいの充実度。
ユニクロ、すごいわ~。
セントラルパークの馬車を眺めながら、ランチのレストランへと向かいます。
そうそう、この馬車、いなくなっちゃうかもしれないみたいです。
動物保護団体が、馬の虐待だって叫んで、
馬車のせいで渋滞したり、事故も起きたりしてるみたいで、
NY市長も馬車撤廃の方向でいるようです。
セントラルパークの風物詩なんだから、残してほしいけどな…。
レストランは、
ウエストサイドのコロンバスサークルのタイムワーナービルの中にあります。
今、NYで一番人気、もっとも予約が難しいと言われる
『Per Se』
ネットで必死に予約を取りました。
今回の弾丸旅行のメインイベントです。
最後の小菓子まで入れたら、全10品でしょうか。
超豪華なコースです。
これをいただくためにNYに来たようなものですから、
途中、もう無理、と思いながら、なんとか最後まで完走いたしました。
もちろん、このランチのために朝食は抜きです。
どのディッシュも、素晴らしく、久しぶりのNYフレンチを堪能させていただきました。
ただ、あまりにも端正過ぎて、日本で食べてるみたいな上品さ。
NYのパワーみたいなのが感じられなくて、ちょっと物足りなかったような…
(すいません、何様のつもりでしょうか…)
レストランからの眺め。
円形の交差点の中心にちょっとした広場があって、真ん中に
コロンブスの像がそびえたっています。
左の緑はセントラルパーク。
その奥にはアッパーイーストサイドのスカイライン。
うーん、NYだねぇ。
豪勢なランチの後は、夫は再び仕事へ。
私はバスでニュージャージーの友人のお宅へと向かいます。
地下鉄で42丁目のポートオーソリティまで来ました。
住んでいた時は、車が基本でしたから、バスなんて乗ったことがありません。
事前に調べておいたバスを目指して、おびただしい数のバス停の中から
自分のバス停を探します。
やっと目的のバス停に着いたけど、どうやら私が乗るのは
エクスプレスなので、ここじゃないらしい。
このバスを逃したら、会いに行けなくなってしまうので、プチパニックになりながら
やっとの思いでバスに乗りました。
エクスプレスとはいえ、約1時間のバス旅。
ニュージャージーの郊外の芝生が広がる素敵な一軒家などを眺めて
ウエストウッドという街までやって来ました。
ニュージャージーに住んでいた時、トールペイントを習っていた先生。
トールペイントはもちろんのこと、アメリカのこと、英語、いろんなことを教えて
いただいた恩人、ヘレンに会いに来たのです。
ヘレンは75歳。
とても元気でエネルギーに満ち溢れていました。
My Japanese daghter !!
と笑顔で迎えてくれて、ものすごく嬉しい!!!!
実は、私はもう一人、NYに恩人がいました。
私はアッパーウエストサイドの自然史博物館でカウンターで受け付けボランティアをしていました。
その時いつもご一緒だった、ルースさん。
アッパーイーストサイドに住む、高貴でおしゃれで、それでいてお茶目で
本当に素敵なニューヨーカー婦人でした。
毎週、ルースとお話しするのが楽しみで、いろいろなことを教えてくださいました。
マリリンが生まれたときは、かわいい絵本とぬいぐるみをくださって
私が日本に帰ってきてからも、クリスマスカードやメールのやりとりしたりしていました。
ルースは昨年末に亡くなりました。
ルースが私のことをとても気にかけてくださっていたのを
ご家族もご存知で、わざわざメールをくださいました。
100歳だったそうです。
知り合った時、すでに80歳だったのね。
もう一度お会いしたいって思いながら、願いかなわず。
それがものすごく残念で悔しかったので、ヘレンがものすごくお元気なことは知ってはいても、今回、どんな無理してでもヘレンに会いたかったのです。
ちょっと話がそれました。
1時間かけてヘレンの家までやってきましたが、
帰りのバスの時間もあるので、お話しできたのは2時間弱。
それでも元気なヘレンに会えてよかった。
帰りはエクスプレスがなかったので、めちゃくちゃ遠回りなローカルバスで
渋滞に巻き込まれながら2時間かけてマンハッタンまで帰りました。
バスからは、こんな景色が見えました。
ニュージャージ側から見るマンハッタン。
傾いた太陽に照らされて、ほんのりオレンジに輝くビル群。
私の大好きな景色です。
真ん中のビルの向こう側に先っちょだけ見えるのが
エンパイヤ―ステイトビルディング。
ダウンタウンでひときわ目を引く高層ビルは、
悲劇のワールドトレードセンターの跡地にできた新しいビル。
あれから13年経ったんですね…。
帰りの予想以上の渋滞で、マンハッタンに帰ってくるのが夜8時を過ぎてしまいました。
私には、次の予定があるんです。
ブロードウェイでミュージカル鑑賞!!
評判がいい
『アラジン』 のチケットを予約してありました。
ブロードウェイのチケットは、チケットマスター で簡単に予約できます。
私は、一番後方の一番安い席を予約。
シアターは、ポートオーソリティから近くて良かったのですが、
開演時間8時には間に合わず、最初の一曲は逃してしまいましたが
知ってる話だし、知ってる曲ばかりだし、舞台は華やかで楽しいし
十分楽しませていただきました。
『アラジン』 が終わったのが夜の10時半。
余韻を楽しみながら、、NYの夜の散歩。
タイムズスクエアは、まるで初詣のように、人で溢れかえって、なかなか前に勧めません。
ものすごい活気。
お祭りみたいです。
365日、毎日、こんな感じですよね。
ものすごいパワーとエネルギーが渦巻いていて、
「 We are the number one!
We are the center of the world!! 」
っていうアメリカ人の気持ち、わからなくもないです。
タイムズスクエアにいると、ここが世界の中心、みたいな気持ちになるもん。
疲れてるんだけど、それを吹っ飛ばしてくれるものすごい風圧。
気分をめちゃくちゃハイにしてくれる空気がここにはありました。
42丁目から57丁目まで、
エキサイティングな夜のお散歩。
今はかなり安全と言われるNY.
いたるところにNYPD、警察官が立っており、さらに安心。
こうして、真ん中の24時間が終了いたしました。
5番街、ロックフェラーセンター散策
Per Se でランチ
バスでニュージャージーに行って、ヘレンと再開
ブロードウェイでアラジン鑑賞
タイムズスクエアでエネルギーチャージ