さあ、いよいよ最後の一日です。
今日は張り切ってローマ観光に繰り出します。
といっても、ローマ⇒成田のフライトは15:00なので、13:00に空港に着くとして、私たちに与えられた時間は12:00まで。
時間を有効に使わなくてはいけません。
早起きして、まずは朝食をいただきます。
パンとかハムやチーズ、フルーツなんかが用意されています。
このエスプレッソメーカーでいれたカプチーノがものすっごくおいしいの。
カプセルをポンと入れるだけで簡単にできちゃう。
カイロからローマに来るときに恐ろしい目にあったので、今回は時間の変更などないかしっかり確認して、ホテルに空港までのタクシーをお願いしておきました。
チェックアウトタイムは12時なので、それまではお部屋が使えます。
今から観光に行って、ホテルには11時過ぎにはもどってくるので、荷物はそのままお部屋に置いて、いざ、観光に出発です。
行きたいところと時間の兼ね合いを考えて、
ヴァチカン
↓
コロッセオ
↓
フォロ・ロマーノ
↓
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会(真実の口)
という経路にしました。
まずは地下鉄でヴァチカンに向かいます。
いまやNYでもなかなかお目にかかれない、なかなか迫力のある地下鉄です。
なぜ一番最初にヴァチカンに来たかというと、ここには朝7時から入れるからです。
「ジカンニカギリガアリマース」
な私たちにはぴったりな場所です。
朝早く来たので、人もあまりいなくて、広場を独り占めって感じです。
「ほら、上見てごらん、聖人の彫刻がずらーっと並んでるよ。」
「ああ、この広場でローマ法王が演説してる姿、テレビで見るよね~。」
などと話しながら歩きます。
多分このときにティガーが撮った写真がこちら ↓
まだ朝早いのでひんやりした空気の青い空に彫刻がはえます。
衛兵の衣装がピエロみたいでかわいらしい。
衛兵さんは身動きひとつせず、きりりと立っています。
そして交代の衛兵さんが来ると、ちょっとした挨拶の儀式みたいなことをして去っていきます。
そのときにマリリンは見てしまった。
交代で控室に戻る衛兵さんが、ある程度のところまでは行進しながらきりりとしていたのに、
「もうこのへんでいいか~」と気を抜いた瞬間、
「あ~、かったり~」って感じでだらだらと歩いていたらしいです。
やはり、完全に楽屋に戻るまでは「俳優」として演じ切ってもらいたいものです。
せっかくヴァチカンまで来ましたが、サン・ピエトロ大聖堂やヴァチカン博物館に行く時間はなかったのですが、ヴァチカンの雰囲気を感じるだけで満足でした。