旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

北海道⑯ キャンピングカーとお別れ

2012年08月28日 | 2012年夏休み 北海道キャンピングカー

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阿寒湖のホテル

阿寒湖鶴雅リゾートスパ

鶴賀ウイングス

に到着しました。

キャンピングカーは、ここで返却することになっています。

夕方5時の約束でしたが、3時に着いてしまいました。

今日も、登別からピックアップに来てくださる長谷川さんに、今どこにいらっしゃるかお聞きして、長谷川さんの到着時間に合わせて行動しようと思ってお電話してみたら

「もう、阿寒湖に着いているんです。」

なんと、もう、阿寒湖にいらっしゃる…?

 

 

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長谷川さんは、すぐにホテルまで来てくださいました。

今日は車でご夫婦でここまで来たそうです。

登別から何時間かかるのでしょうか?

疲れた様子など一切見せず、さわやかな笑顔のお2人です。

一応、車内の様子や忘れ物チェックなどして、あっさりと返却完了。

これから登別に帰って、洗車して整備して、また明日は別の人にレンタルされるんですね。

どうぞお気をつけてお帰りください。そして、また次の人が素敵な旅になりますように。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

Dsc02555 夢にまで見たキャンピングカー旅行。

私たち家族の夢を実現してくれたキャンピングカーとお別れです…。

 

たった3泊じゃ足りなかったな…。

今晩もう一晩、ホテルじゃなくてキャンピングカーにしておけばよかった…。

でもまた、いつかお世話になるときが来るかな…?

本当に快適な心躍るキャンピングカーでした。

ありがとう!!

 

 

 



走り去っていくキャンピングカーを名残惜しく見送ったら、ホテルにチェックイン。

でも、ちょうど3時って、チェックインが集中する時間で、巨大ホテルなので、すごい人なんです。

でも、待ち時間もロビーに置いてあるウエルカムドリンクを飲んだり、係の方が声をかけてくださったりして、巨大ホテルにありがちなほっとかれてイライラみたいな感じは全くありません。

Dsc02557_2 でも、 ちょっと時間がかかりそうだったので、荷物だけおいといて、先にお出かけすることにしました。

ホテルの真ん前にある

「アイヌコタン」

北海道最大級のアイヌの集落だそうです。

木彫りのお土産屋さんなどが並びます。

 

 

 

 

 

 

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アイヌの守り神フクロウの木彫りのキーホルダー。

名前を彫ってくれるんですよ。

ティガーは、友達の名前を紙に書いてお願いすると、すぐに彫ってくれました。

 

 

 

 


 

 

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お土産屋などを見ながらブラブラ歩いていたら、ちょうど観光船が出港するところでした。

ぎりぎりでしたが、走って乗せてもらいました。

 

 

 

 

 

 


 

 

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知床観光船の荒々しさとは違って、のんびりゆったりと阿寒湖の景色を楽しみます。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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途中、阿寒湖に浮かぶチウルイ島に上陸。

「マリモ観察センター」に15分立ち寄りです。

マリモのことがよくわかるし、巨大マリモもあったりして、意外と見応えありです。

 

 

 


 

 

 

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湖からみた、ホテル群。

阿寒湖には、趣向を凝らした素敵な温泉旅館がたくさんあります。

一番右が、我が家のお宿、鶴雅ウイングスです。

 

 

 


では、お宿に戻って、今晩はフカフカのお布団で思いっきり手足伸ばしてゴロゴロしましょうか。

今日はもういつお酒飲んでもいいんだもんね。

久しぶりにテレビも見れるしね。

オリンピックはどうなっているかしらね。

 


北海道⑮ 知床→阿寒湖

2012年08月27日 | 2012年夏休み 北海道キャンピングカー

知床の道の駅ウトロシリエトクでの朝。

雨の音で目が覚めました。

一瞬、テントで寝ているような気がして、「うわぁ、雨じゃん…」

雨漏りしてくるかもしれないし、雨の中テントたたむのって、濡れるしドロドロになるし、ものすごく大変なんですよね。

帰ってから乾かすのも大仕事だし…。

でもすぐに、「そういえばキャンピングカーだった…。よかった…。」

と、心から安堵して、また寝ました。

今日の予定は、知床から摩周湖・屈斜路湖を経由して、阿寒湖まで行き、キャンピングカーを返す。

晴天にこしたことはないけど、今までの日程の中では最も雨でも許せる予定の日です。

昨日の、知床五湖ハイキングや、観光船のときに雨だったら、悲しすぎます。

コンビニ、セイコーマートでおにぎりなどを買って、朝ごはん。

阿寒湖で、すんなりとキャンピングカー返却できるように、荷物をまとめて、お掃除をして、ゴミをまとめて、ゆっくり出発です。

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雨が降りしきる中、北海道らしい一本道を走ります。


最初に目指す摩周湖は「霧の摩周湖」として有名ですから、こんな日は霧で見えないかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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と思ったら、意外と見えました。

第2展望台からの眺めです。




摩周湖は、日本で最も透明度の高い湖です。 ていうか、世界でも2番目らしいよ。(一番はバイカル湖だって。)

こんなに離れていても、こんなに天気が悪くても、すごくきれいな湖であることはなんとなくわかります。


ちなみに、深さは日本で5本の指に入るくらい深い。(一番は田沢湖ね。)

おっと、また豆知識を披露してしまったわ。

 

 

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でも、次の瞬間、あっという間に摩周湖は霧の中に…。

一瞬でも湖面を見ることができたのは奇跡だったのかな…?

 

 

 

 

 

 

 

 

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お隣の屈斜路湖は、湖岸まで行くことができます。

向こう岸の雲に隠れた山は美幌峠。

あそこからの屈斜路湖の眺めは素晴らしいということで、行きたかったんですけど、今日は行っても何も見えないわね…。

摩周湖、阿寒湖という有名な2湖に挟まれて、その中では大きさでは一番なのに、いまいちマイナーな屈斜路湖。

クッシーが見つかったら、一躍人気者になれるのにね…。

 

 

 

 

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湖岸にはあいにくの天候にもかかわらず、テントが並んでいます。

ここ、キャンプしていいんだ…?



後日、ケンミンショーかなんかで知ったんですけど、北海道の人って、海に行っても海には入らず、ビーチにテント張って、ジンギスカンをするのが当たり前なんだって。

だから、今思えば、屈斜路湖のテントも、そういうことなんでしょうね。

ついでに、北海道で疑問に思ったことは

コンビニでおにぎりを買うと、必ず聞かれるの。

「温めますか?」

おにぎりって温めるものなの…?

そして、もう一つ。

北海道から帰ってきて、山のような洗濯を干していたら、アブラゼミ、ミンミンゼミ、最近関東にも進出してきたクマゼミ、そしてもう夏の終わりを感じちゃうじゃないか、ツクツクホーシまで四重奏を奏でていました。

「ったくもう、朝からうるさいんだよ。」

と思って、はたと気づきました。

「北海道でセミの声を聞かなかった…!!」

北海道にはセミはいないの?

どなたか教えてください。

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お昼ご飯は、アイヌの丼かラーメンか意見が割れたので、両方食べることにしました。

まずは、アイヌ料理の店「丸木船」

 

 

 

 

 


 

 

 

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ギョウジャニンニクとエゾジカ肉の卵とじ「野生丼」

これを、私と夫とマリリンの三人でわけっこ。

かなり濃い味です。

夜はライブや語り部なんかがあるのかな、楽器が並んでいて、ちょっとしたステージがありました。

 

 

 

 


 

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そして、屈斜路湖・摩周湖のある小さな町、弟子屈町を一躍全国区に知らしめた、超有名ラーメン「弟子屈」

「でしかが」って読みます。

(絶対読めないよね…)

デパートの北海道物産展ではお馴染みですよね。

こんな田舎の不便な場所なのに、行列ができてます。

ポケベル持たされて、車の中で待機ですよ。

 

 

 

 

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普通の醤油ラーメンと、鰹だしの醤油ラーメン。

やっぱり北海道のラーメンはレベルが高いね。

おいしいっ!



おなかもいっぱいになったし、そろそろ、今日の最終目的地、阿寒湖へ向かいましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 


北海道⑭ キャンピングカー最後の夜

2012年08月25日 | 2012年夏休み 北海道キャンピングカー

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知床観光船で、真夏だというのに、めちゃくちゃ寒くて体は冷えまくり、潮風にさらされて、顔はべとべと。

一刻も早くお風呂に入りたい!

というわけで、本日のお風呂は

「夕陽台の湯」

道の駅ウトロシリエトクから車で5分くらい。坂を上った小高い丘の上にあります。

夕陽台という名の通り、晴れていたら、丘の上からの夕陽がきれいなところのようです。

この日はあいにく曇っていたので、夕陽を拝むことはできませんでしたが…。

「夕陽台の湯」 は、町営の施設ですが、小さいけれども露天風呂もあります。Dsc02527

 

 

 

 

夕飯は、夕陽台の居酒屋「番屋」

 

 

車はここの駐車場に停めさせていただいて、お風呂に行きました。

ここの駐車場で、キタキツネに会いました!

お店の人に聞いてみたら

「キタキツネは猫のようにいるし、鹿は犬のようにいる」

とことです…。

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今日ももちろん、北海道の海の幸盛り合わせ!



おいしかったけど、ちょっとお高い感じがしました。

場所柄、あんまりお店もないので、仕方ないのかな。

場末感ただよう、だだっ広いお店の片すみで、従業員のおばちゃんのお子さんたちでしょうか、宿題をやってたりするのがなんとも微笑ましい光景でした。

 

 

 

 

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本日の停泊地は、

道の駅 ウトロシリエトクです。

(呪文のような名前…  エコエコアザラク…?)

ここもトイレがすごくきれいで、車中泊の人も多かったです。

キャンピングカーも何台も停まっていましたね。

 

 

 

 

 

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キャンピングカー3泊目。

これが最後の夜になります。

みんなそれぞれのベッドで、

「今日で最後かぁ~。」

と、寝る時間をいとおしむように最後の夜を噛み締めます。

 

当初、予定を立てるときに、

「テントだと1泊が限界で、2泊は無理。キャンピングカーも3泊が限界だろう。 きっと眠れないだろうし、最後の1泊はホテルでゆったりしたいよね。」

と思ったんです。

内心「3泊もつらいか…?2泊にすればよかったか…?」

なーんて思っていたんですけど、とんでもない誤算でした。

3泊どころか、4泊でも5泊でも、いや、1ヶ月くらい暮らせるんじゃないか、というのが実感です。

 

でも、明日キャンピングカー返却することになっているので、とにかく最後のキャンピングカーでの夜を楽しむことにします。

やっぱり、今回の旅で一番楽しかったのは

「夜、キャンピングカーで寝る時間」

だったんですよね。

子供たちがおしゃべりしながらケンカしながら宿題やって、夫は床に転がり、

私はタオルを干し、明日の服の準備をしたりして、 狭い車内で4人肩を寄せ合う感じがすごく楽しかったし、さあ、寝ましょうと運転席の上のベッドを引っ張り出してハシゴをかける瞬間はなんだかすごくワクワクしました。

子どもたちは、最後尾の2段ベッドにそれぞれもぐりこみ、カーテンを閉めて、自分の空間でゲームしたり本読んだりするのがなんともいえない幸せな時間だったようです。

キャンピンカーでの夜は本当に特別な時間でした。

ただ、連日曇っていて、満天の星空を見ることはできなかったのは残念でしたが…。

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4日目

網走→ 網走感動朝市 → 知床五湖 → 知床観光船 

今日は歩いたり、船に乗ったりする時間が長かったので、移動距離は短くて 107km

 

 

 

 

 

 


北海道⑬ 知床観光船ドルフィン

2012年08月23日 | 2012年夏休み 北海道キャンピングカー

午前中は知床五湖ハイキング。

午後からは観光船。

陸から、海から、知床満喫する一日です。





観光船は、揺れが少なくゆったりと楽しむ大型船と、揺れるけど岸まで近づくことができる小型船の2タイプあります。

せっかくなら、知床の大自然を間近でみて、その迫力を存分に味わいたいと思ったので、

小型船の方しました。

午後2時の 「知床クルーザー観光船 ドルフィン」 を予約してあります。

ネットから予約を入れたのが、6月20日でした。乗船日の1ヶ月半くらい前ですね。

そしたら、お返事がきて、「あなたは1番目のお客様です」

この、「1番目」ってなんか意味あるのか? とその時は思ったのですが、実はすっごく大事だったんです。

(ネット予約だと、クーポンが使えてお得♪)



知床五湖からウトロまで戻ってきました。

観光船の駐車場もあるのですが、キャンピングカーを停められるほど大きくないので、近くの道の駅「ウトロシリエトク」に停めて歩いてきてください。 1時半までに集合してください。暖かい服装で来てください。と言われました。

 

キャンピングカーを停めて1時半までにドルフィンのオフィスに向かいます。


知床グランドホテルの前の道には、観光船のオフィスがずら~~~っと並んでいます。

その中の1つ、ドルフィンには、大勢の人が集まっていました。

お金を払って、酔い止め飲んで、真夏だというのに、モッコモコのベンチコートを借りて(無料)出発です。

まずは、全員駐車場に番号順に整列します。

えびふらいファミリーは一番さんですから、一番先頭に並びます。

Img012 船首の「特別席」 オレンジの矢印の場所

通称、「タイタニック席」に10人限定で乗れます。

一番さんから選んでください。

 

もちろん、スペシャルタイタニックで。

我が家から3番目までのグループが船首席をゲットしました。

早く申し込んどいてよかった!!

駐車場から港まで数分ですが歩きます。

この日は、23度くらいの快適な温度で、手に持っているベンチコートが暑苦しいのなんのって。

でも、絶対に船に乗る前に着なきゃダメよ!!

動き出したら、もんのすごい風で大変なことになっちゃうからね。


船は、右側に知床の崖を見ながら進むので、一番乗船の私たち、船首右側のプレミアムスペースゲット!

 

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プレミアム席といっても、椅子があるわけでもないし、揺れるし、波しぶきで濡れるし、乗り心地がいいってわけではありません。

 

でもやっぱり、小型クルーザーならではの迫力を一番感じられる席です。

 

 

 

 

 


 

 

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私たちは、午前中ハイキングだったので、長袖長ズボンでしたが、ご一緒したご家族は半そで短パン、サンダル履きだったので、いくらベンチコート着ても、ものすごく寒そうでした。

風がとんでもなく強く吹き付けるので、体感気温は陸地のマイナス10度以上。

その日は23度くらいだったと思うのですが、体感気温は10度以下でしょう。

とにかく、めっちゃくちゃ寒いです。

 

 

 

 


 

 

 

 

 




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数え切れなくらいたくさんの滝。

真水だったり温泉だったり。

こちらの2つの滝は、周りの岩がオレンジ色になっていますね。

硫黄成分です。

つまり、これらは温泉。

アイヌの人々は、苦くて飲めないのは「カムイ(神)のための水であり、冬でも凍らないのは、カムイが宿っているからだと信仰したといいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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こちらは真水なので、冬にはこのままの形で凍るんだって。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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奥の方に、細い水の筋が何本も何本も集まってできた滝が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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洞窟や、変わった形の岩や、切り立った崖や。

 

 

人を寄せ付けない知床の厳しい大自然を目の当りにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オジロワシ












国の天然記念物。 国内希少野生動植物種。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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知床といえば、ヒグマ!

私たちが参加した「岬コース」という、知床岬まで行くコースだと、ほぼ毎回ヒグマは見られるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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おぉっ?

今度は親子連れ?

 

 

 

 

 

 

 

 

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小型船の機動性を生かして、ヒグマの近くまで寄ってくれます。

お母さんと子どもですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヒグマは、ルシャ川という川近辺で目撃されることが多いそうです。

シーズンになると、大量のサケが遡上してくるので、ヒグマはそのサケを狙ってくるんです。

木彫りでよくある、「ヒグマがサケをグオォォォと捕る姿」 見てみたい…。

 

 

 

 

 

 

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知床の先端、知床岬にやってきました。

右端のほうに灯台が見えますね。

ウトロ港からここまで約2時間。

ここからは1時間くらいで帰るのですが、さすがに強風にさらされ続けて寒いし疲れたので、室内のソファに座ってウトウトしてしまいました。

寒くて疲れたけれど、ヒグマやオジロワシに会えたし、不思議な景観を心行くまで鑑賞できたし、大満足です。

海から見る知床は想像以上に大きく荒々しく、美しいところでした。

 


北海道⑫ 網走→知床 知床五湖散策

2012年08月22日 | 2012年夏休み 北海道キャンピングカー

 

今日の予定は、午前中→知床五湖散策。 午後→知床観光船。

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網走から知床に向かう途中、湿地が広がり、素晴らしい景色を見ることができます。

 

私、「ラムサール条約」って言葉に弱い。

ラムサール条約って、湿地を守るための条約で、有名な釧路湿原はもちろんラムサール条約登録。

去年、ティガーが受験で、なぜか私まで(というか、私の方が)必死に地理を勉強していたので、実はちょっと詳しい。

だから、その時に覚えた単語が出てくると心がときめくの。

例えば、

*サロマ湖 → ホタテの養殖日本一 大きさ第3位

*知床 → 世界自然遺産 他には 白神山地(青森県) 屋久島(鹿児島県) 小笠原(東京都)

(小笠原は、ティガーが受験の年に世界遺産指定されたので、受験重要単語でした…)

*根釧台地 → 根室から釧路にかけての台地。

寒流の千島海流と季節風の影響で、夏でも気温が低く濃霧が発生。土地は泥炭地で作物は育たない。そのため、政府主導で客土を入れて土壌改良。パイロットファームという巨大農場を造り、酪農を始めた。

 

などなど、何でも聞いてちょうだい。

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ちょっとした知識自慢をしたところで、ここはラムサール条約湿地ね。

こんな木道が整備されていて気持ちいい。

けど、あんまり人は来ないみたいね。蜘蛛の巣だらけ…。

こんな地平線が見えるのに。

 

 

 

 

 

 

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カメムシだって、キレイよ。

(黒とオレンジのシマシマ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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こんな一本道をひたすら走っていくと、斜里に到着。

いよいよ知床に入っていきます。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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斜里からウトロに向かう海沿いの道に、突然現れる 「オシンコシンの滝」

道路沿いにちょっとしたパーキングエリアがあるんですけど、道路からも見えます。

 

 

 

 

 

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カメみたいな岩山。

オホーツク海を左に見ながら知床半島を走ります。

ウトロの町を過ぎて、知床五湖に向かうワインディングロードは緑が深くて、爽快なドライブを楽しめます。

 


 

 

 

 

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知床五湖の駐車場に着くと、

「今日はヒグマが目撃されているので、行けるのは木道が整備されている一湖のみです。」

と言われました。

こちらは最近の日経の記事ですが、今年は特にヒグマが知床五湖付近に現れるようです。

 

そっかぁ、五湖回るハイキングコース楽しみにしてたけど、仕方ないね。

などと話していたら、突然、

「今から五湖コースオープンします」 

ラッキー♪

 

 

 

 


 

 

 

 

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一湖だけなら、ヒグマが近づけない木道が整備されているので、いつでも気軽に行けるのですが、五湖周回コースを歩くためには、「登録料」を払って、ちょっとしたレクチャーを受けなくてはいけません。

ヒグマに遭遇したらどうするか。

それより、ヒグマと遭遇しないためにはどうするか。

知床の自然を守るための心構え。

など15分程度のビデオを見て、レンジャーからの説明を受けます。

散策路の入り口では、外来種などが入り込まないように、服と靴の底をブラシでゴシゴシ。

 

 

 

 

 

 

 


 

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遊歩道には、お菓子や甘い飲み物は持ち込み禁止。

飲み物はお茶か水のみです。

甘い匂いに敏感なヒグマが寄ってきたら大変ですからね。

 

 

 

 


 

 

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ヒグマに人間の存在を知らせるために、大きな声を出したり、手をたたいたりしながら歩いていきます。

 

 

 

 

 

 

 










 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最初に現れる五湖。

 

 

 

 

 












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オリエンテーリング感覚で、四湖、三湖に到着。

 

 

 

 

 

 

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緑色が深くて濃い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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大木の中をのぞいたら…




空が見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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二湖から見る知床連山

 

 

 

 






 

 

 

 

 

 

今まで鬱蒼とした山道を歩いてきたのですが、一湖まで来ると、急に視界が開けます。

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高架の木道は、とっても気持ちいい。

五湖周回の遊歩道は一周90分(我が家は急ぎ目で60分くらいでしたが)かかるし、歩くのはちょっとなぁと思う方は、この一湖の木道だけで十分知床の雄大さを感じることができると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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エゾジカのファミリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんな景色なかなか見られないよね。

のんびりゆったりこの贅沢な景色を眺めていたというのに、

遊歩道に入る前にちゃんとトイレに行かなかったティガーは、木道を全速力で走り去っていきました。計画性のない男です。

 

 

 

 

 

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午後からは観光船に乗るので、時間配分など考えて、ここでお昼ご飯を食べることにしました。

もはや、このブログ定番の

「ティガー、ハンバーガーに食らいつく図」

こちらは知床名物「エゾジカ メガバーガー」

エゾジカだけでもびっくりですが、このサイズは衝撃的です。

普通の4倍サイズ。明らかにティガーの顔より大きい。

あとは、「エゾジカカレー」 とか 「コケモモソフトクリーム」 とか、 どれもこれおいしかったですよ。

知床五湖散策、お時間がない方は一湖だけでもいいので、知床に行ったら、MUST GO!! です!!!