旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

バリ島とジャワ島で思ったこと ⑰  

2008年10月01日 | 2008年夏休み バリ島&ジャワ島

バリ島のヴィラで4泊、ジャワ島のアマンジオで3泊。

合計で7泊9日の行程となったわけだけど、実質8日間の旅行はあまりにも中身が濃く充実していたので、もっともっと長く感じました。

 

前半は友達とプライベートヴィラで。 

『バリ島で遊び倒す』 をテーマに、いろんなアクティビティに参加して、朝から晩までいっぱいいっぱい遊びました。

子供たちも、お友達と一緒と言うことで、楽しさも倍増どころか10倍くらいだったんじゃないでしょうか。

 

ヴィラは2度目の滞在だったわけですが、最初の滞在が1年半前。

そのときにヴィラの豪華さ、その卓越したサービスに感激して、

それほど間を開けずに今回滞在ヴィラは違えど、同じ内容のヴィラに行ったので、

「あのときほどの感動はないかもしれないな。」

「もしかしたら、期待しすぎて肩透かしでがっかりしちゃうかもしれないな。」

なんてちょっと心配していました。

 

が、そんな心配は全くの杞憂に終わり、前回よりももっともっと深い感動を覚えて、きっとまたまた来るだろうな、

「我が家のバリ島の別荘に…」 と思っています。

 

 

前回は私の両親と我が家の6人で。 

今回は 友達ファミリーと我が家の8人で滞在したのですが、

やはり大勢で泊まると、1人あたりの宿泊料も安くなり、広いヴィラを借りることができ、

開放感たっぷりのリビングや大きなプールや広いお庭も自分だけのものとなります。

ゆったりとした空間を独占することができるわけです。 

 

一家族で行くのももちろんいいと思いますが、やはりグループで行くとよりヴィラの魅力を満喫できるのではないでしょうか。

 

 

 

かたやアマンジオは、バリ島からたった1時間のフライトで同じインドネシアの中なのに、全くの別世界でした。

ここは家族水入らずで (本当ならばカップルだけで?) しっとりと過ごすのには最適です。

山の中の高級ホテルでのリゾートライフって初めてだったのですが、海と違ってそんなにすることがないのですよ。

ホテルでじっくりと過ごす時間が多いんです。だからこそ、ホテルの実力が問われると思います。

 

アマンジオは全てにおいて完璧でした。 

美しいシンメトリーのお部屋に、いつも新鮮なお花とフルーツがさりげなく置いてあり、

ツボを心得たサービスが日々の生活から開放された心をさらに柔らかくしてくれます。

一度アマンを体験すると絶対に他のアマンに行ってみたくなる。 全くそのとおりです。

他のアマンにはどんな仕掛けがあって、どんな魅惑の世界が待っているのか知りたくなっちゃうんですね。

 

たった、一週間強の旅行で、こんなに違った雰囲気のところ二箇所に行けて、

それぞれの持つ魅力を心から楽しむことができたので、すごく長い旅行のような感じもしたし、

全く違う所に2回旅行に行ったような感じで本当に満足でした。

 

アジアの奥深さを再発見した充実した旅でした。


ジャワ島 ⑭ プランバナン寺院 そして旅は終わった。

2008年09月30日 | 2008年夏休み バリ島&ジャワ島

長かった旅行もいよいよ最終日となりました。

アマンジオのチェックアウトタイムは11時。 

我が家のフライトは夕方の6時半だったので、ホテルのご好意で夕方の4時までお部屋使っていいということでした。

でも、せっかくなので、ジャワのもう1つの世界遺産。

空港近くにあるイスラム寺院遺跡のプランバナン寺院に行くことにしました。

ホテルにお願いすれば、空港までの無料送迎にプラスしてプランバナン寺院観光をアレンジしてくれます。 

 

プランバナン寺院に行くなら2時半にはホテルを出発するとのことでした。

というわけで、2時半まではいつものようにテニスをしたりプールで遊んだりと最後の最後ギリギリまでアマンジオを満喫して、

夢のようなアマンジオ生活とお別れをしました。

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プランバナン寺院は8世紀頃のイスラム寺院の遺跡で、仏教寺院のボロブドゥールと同じく世界遺産に指定されていて、「最も美しいイスラム寺院遺跡」 と言われています。

プランバナンとは「たくさんの寺院」 という意味だそうです

今はこの4棟の寺院があるだけですが、そのまわりにもたくさんの大小の寺院があったらしく、石がゴロゴロ転がっています。現在も復元作業が続いていますが、寺院で使われていたオリジナルの石は、もうほとんど残っていないそうです。それに、ジャワ島は地震が多いので、なかなか作業が進まないようです。

 

Img_17292006年にはジャワ島中部地震があり、せっかく復元したものがほとんど壊れてしまったとか。

上を見上げると、ただ積み上げてあるだけのような石たち…

実際、寺院の脇には大きな石が落ちていて、「これは3ヶ月前の地震で落ちてきました。」

って、怖いでしょ?こんなの当たったら死ぬでしょ?

 

 

 

 

Img_1725 今後は地震対策も含めての復元を行っていくとのことですが、これが完全に8世紀頃の元の姿に戻されることはあるのでしょうか…?

1000年以上前の石の群が寺院の一員として組み立てられることを願って、じっと待っています。

プランバナン寺院って、ジャワに行くまでは存在すらも知らなかったのですが、ここもまた行ってみてすごく感動しました。

「アジアの神秘の遺跡巡り」 ますます行ってみたくなっちゃいました。アマンに泊まりながらね(笑)

約1時間の寺院観光を終えると、アマンジオのドライバーさんが車でいつものように冷たいお水とレモングラスの香の冷たいおしぼりを出してくれました。

これが最後のアマンマジック。 ああ、このレモングラスの香ともお別れだわ…

空港ではアマンジオのスタッフがチェックインのお手伝いをしてくれて、楽しかったインドネシア旅行が終わろうとしています。

あ~、なんて素敵な旅だったんだろう…

と、感傷に浸ってる場合じゃないんです。

実は、この帰りのジョグジャカルタ→ジャカルタのガルーダの国内線の時間が変更になり、ジャカルタでの国際線への乗り継ぎ時間がギリギリになっちゃったんです。

JALはマイレージで取ったし、ガルーダ国内線は自分で手配してるので、たとえ乗り継ぎに遅れたとしてもなんら保障はなさそうです。 

それでもジョグジャカルタのチェックインでは「ジャカルタで乗り継ぎがあるのよ。よろしくねっ!!」 とドスのきいた声で念を送りました。

私の中では 「ガルーダ= いつも遅れる」 という図式ができあがっていて、

遅れるだけならまだしも、フライト自体がキャンセルになることも珍しくないし、考えたくもないけど事故も多いし、

独断と偏見であえて言わせてもらうと「できれば乗りたくない航空会社」 という気持ちが強い。

 

でも今回はインドネシア国内線なので、ガルーダに乗らざるを得ない。 も

ちろんガルーダ以外でもライオンエアーとかなんとか航空とか日本では聞いたこともないような国内線がたくさん飛んでるけど、

それはなんだかもっと怖そうだ…

とにかく、時間通りに飛んでくれないと、日本に帰れなくなっちゃうのよぉ~。

ガルーダ、頼んだよぉ~~~!!

と、祈るような気持ちで空港ロビーにいたんだけど、待てど暮らせどガルーダは姿を見せない… やっぱりか…

 

何度見ても意味のない「ON TIME」 とかかれたフライトインフォメーションを睨みながらドキドキしていたら、20分遅れで飛行機登場。 

乗ったと思ったら、すぐに離陸して、結局10分遅れくらいで意外にもすんなりとジャカルタの着きました。

たった1時間のフライトでも軽食がでたりして、それが意外とおいしかったりして、

10分くらいの誤差はインドネシアンなのんびりタイムで許すとして、ガルーダちょっと見直したよ!!

 

 

ジャカルタの乗り継ぎではターミナルの移動で迷ってしまい、空港係員に誘導してもらったけど、

1時間半前にはチェックインできて、バリ島のデューティーフリーで買ったレスポのバッグもちゃんとピックアップもして、

余ったルピアでお買い物もできて、結果的にはちょうど良い時間となりました。

 

こうして、バタバタと最後の時間を過ごし、夜10時ジャカルタの高層ビルのネオンを見ながら飛行機は飛び立ち、

8日間のバリ&ジャワ島旅行は終わったのでした。

飛行機で爆睡して、気づくと成田に着いていました。

 

8日間の間ずっと、専用運転手付きの生活を送ってきたのです。 

空港に着いて 「宅の運転手はどこかしら?  荷物を運んでくださらないかしら?」 

っているわけないよね。 突然現実に引き戻されます。

行きは羽田経由だったので、自分で運転する車すらもなく、リムジンバスで家路に着いたのでした。 

 

 

 

 


ジャワ島 ⑬ アマンジオな空気

2008年09月28日 | 2008年夏休み バリ島&ジャワ島

Img_1707 どっぷりとアマンの魅力を堪能した3泊4日でした。

バリでは友達と一緒に遊んで騒いで浮かれた日々を過ごしましたが、ジャワに来てからは家族4人でゆったりとアマンジオというホテルを楽しみました。

バリとジャワの違いを考えてみると…

色が違うんですよね。

バリはヒンドゥー教なので、飾りとかお供えとかカラフルでお花もいっぱいなんだけど、ジャワはイスラム教なのでなんとなくモノトーンな印象。 

音も違うかな。

バリの民族舞踊って音も華やかだけど、ジャワでは聞こえてくるのは遠くから響いてくるコーラン。

(コーランは、近くの村から聞こえてくるんでしょうか。街中放送見たな感じで拡声器?を通して響いてくるんです。背筋が伸びる神聖なお経のような素晴らしい声もあれば、下手なカラオケのような人もいて笑えることも…)

それに空気が違う感じがしました。

なんかこう、空気が濃厚というか、マイナスイオンたっぷりのミストがぬっとりとまとわりついてくるような…

そういえば、いつも喧嘩ばっかりしてる子供達もアマンジオにいる間は喧嘩しなかったんですよね。 私も声を荒げて怒るようなことがなかったし。 アマンジオでの時間は、あまりにも非日常すぎて、まるで悟りの境地に達したような穏やかな気分になるんですよ。

 

 

 

 

Img_1708 最初は1,000円のビールや2000円のピザに閉口しましたが、それも許せるくらい気持ちが大きくなっちゃうんですね。

スタッフの洗練されたサービスと温かい笑顔も素敵です。

サービスといえば、いつも驚かされたのは、ルームクリーニングの素早さ。 ちょっと部屋を出て戻ってくるともう部屋が綺麗になってるんですよ。

レストランでの食事なら、「今16号室来てますよ。今のうちに掃除!」 とか連絡もつくかもしれないけど、プールとかちょっと散歩じゃあ出かけてるかどうかなんてわからないじゃない?

部屋の外で、普通のホテルなら必ず見かける「お掃除ワゴン」なんて見たこともなかったし、スタッフがこれ見よがしに掃除してる姿も、部屋を出るのを待ってる姿も見たこともなかったんだけど。 実はどこかで見張ってるのか?と思うほどの絶妙なタイミングでいつもお部屋は美しく保たれていました。

お掃除する姿を見せないのもアマンの演出のひとつなんでしょうね。

白鳥が優雅に水の上を滑るように動いていても、実は水面下では必死に足を動かしているのを見せないようにしているかのような…?

 

 

夫が突然 「アマンって他にはどこにあるの?」 

夫も、俗に言う 『アマンマジック』にはまってしまったのでしょうか。

夫はボロブドゥール寺院があまりにもすばらしかったので、他にもアジアの神秘の世界遺産に行って見たいと思ったらしいのです。

例えば、ボロブドゥールとお仲間の仏教遺跡アンコールワットとか、タージマハルとかに、アマンに泊まって行けたらいいよね~って思ったらしいのです。

私は 「アンコールワットになら、アマンあるよ~!!」 即答。

「インドはね~、あるんだけど、タージマハルからはすごく遠いわ…」

インドはその昔貧乏旅行をしたことがあるので、もう一度行きたいとは思わないけど、タージマハルはもう一度見てみたいし、夫と子供にも見せてあげたい。アマンにとまるセレブ旅行ならもう一度インドに行って差し上げてもよくってよ。

「日本から一番近いアマンはフィリピンのビーチリゾートにあるよ。 どうやらもうすぐ京都にもできるらしいよ。その名もアマンニワらしい。」

北京にもできたみたいですね。 でも、北京じゃあリゾートって感じでもないしな…

 

 

P8140380_2 アマンジオの通路は迷路のようでした。

我が家はこれから世界に点在するアマンの迷路に迷い込むことができるでしょうか?

これからアマンの迷宮に入り込めるかどうかは、多少の出費にドキドキしない度胸をつけることができるかどうか…ですね…

 

 


ジャワ島 ⑫ アマンジオなティータイム

2008年09月27日 | 2008年夏休み バリ島&ジャワ島

夕方の4時半から5時半までレストランの前のテラスでアフタヌーンティがいただけます。

P8140392 冷たい特製ドリンク(クランベリージュースを薄くしたような…?)

お菓子。

それに、おばちゃんがその場でブレンドしてくれる秘伝のジンジャーティです。

 

 

 

 

 

 


 

 

P8140393 その日によってスパイスが違うのですが、数種類の木の実やらなんかの根っこ(?)やらを生姜と一緒につぶして、ポットに入れて、お湯をそそいでくれます。

マリリンもスパイスブレンドに挑戦してみました。

 

 

 

 

 

 


 

 

P8140394 スペシャルジンジャーティは、最後に蜂蜜も入れるので、ほんのり甘くて、ちょっとスパイスで喉がピリッとする刺激があって、飲んだ後にフワ~っとスパイスの香が残ります。

飲んだ後に体と心がポカポカしてくるような感じ。

今までに飲んだことがない味です。

お菓子もおいしかったし、赤い冷たいドリンクもさっぱりしていて、マリリンのお気に入りでした。

アマンジオは山の中にあるので、夕方になると昼間の生温い空気がひんやりとした空気と入れ替わってきます。そんな1日のうつろいを感じながら、マリリンと2人でのんびりとお茶を飲むのはとっても心地良い時間でした。

 

 

 

P8130375その頃、夫とティガーはお部屋のお庭でキャッチボールをしていました。

このジンジャーティがあまりにもおいしかったので、夫にも飲ませてあげようと、ポットの載ったお盆をお部屋まで運ぼうとしたら、どこにいたのかウエイターさんがササーッと来て、お部屋まで運んでくれました。

 


ジャワ島 ①① アマンジオな乗馬

2008年09月26日 | 2008年夏休み バリ島&ジャワ島

午後3時から5時には、プールサイドの草原に馬が2頭やってきます。

これは、子供用のサービスアクティビティで、子供限定ですがポニーに乗れるのです。

P8130373 ポニーといっても、ツヤツヤな毛並みの結構大きい馬で本格的な乗馬気分を味わえます。

食事代は高いけど、乗馬は無料って、太っ腹なアマンジオです。

午前中はサイクリングやテニスをして、午後からプール。3時になると乗馬と言う感じで毎日通っていました。

 

 

 

 


 

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他に誰も来なかったので、馬は2人の貸切です。

(多分、このとき子供は我が家の2人だけしかいなかったと思います。)

最初は係の方が綱をひっぱってくれていたけど、毎日通ううちに手綱をひっぱって馬の誘導の仕方なんかを教えてもらって、自分達だけで馬を操れるようになってきました。

 

 

 


 

 

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私もちょっとだけ乗らせてもらいました。

乗ってみると意外と高さがあり気持ちよかったです。

夕方、日が傾き始める頃にヤシの木に囲まれた草原で馬に乗る。

それも自分で手綱を操って馬を動かすなんて子供にとっては感動的な体験だったようです。