お正月の期間、普段はなかなかお見かけしない大きな海老がスーパーに並びますよね。
私、えびふらい、
名前のとおり、エビフライが大好きで
子供たちも超エビフライ好きなので
思い切って
「超特大車海老」
8尾入り1980円!!!
何度も何度もそこの前を行ったり来たりして
さすがに超特大は贅沢過ぎるか?
特大12尾入りでも十分すぎるか?
いやいや、大でもいいじゃないか?
いくら超特大でも、エビフライ2個じゃあ、高校生男子には足らないから
他にもなんかいるしなー
と、さんざん悩んで悩んで
でも、一年に一度くらい
大きなエビフライにかぶりつきたい!
と思い、清水の舞台から飛び降りてみたわよ。
でね、
ウキウキしながら、家で解凍して、
ワクワクしながら、下準備始めたの。
そしたらね、
前列4尾と、後列4尾の大きさが明らかに違うのよ…。
まあ、多少の違いなら許すんだけど
これはあんまりじゃない?
手前のは、超特大どころか
特大でもないし、もはや大でもないのでは?
左・前列組 右・後列組
悶々としながら、パン粉などの準備始めたんだけど、どうしても納得いかない。
だって、8尾で1980円だよ?
1尾250円だよ?
大きなエビフライにかぶりつきたい!
と心踊らせて、思い切って買ったんだよ?
この大きさは許せない。
私は大きく頷いて、電話を握りしめました。
あのぉーーー
今日、超特大海老1980円を買ったのですがーーーー
クレーマーにならないよう
穏やかに、丁寧に事情を説明すると
スーパーの鮮魚責任者の方が
平謝りしてくださり
(いや、あなたのせいじゃないのはわかってるんだけどね、申し訳ない…)
返金してくれることになりました。
で、食べてしまってもいいけど
もし可能なら、現物を業者に見せたいから、家に今から取りに来るとおっしゃったの。
え?
今から家に来る?
それは面倒だ。
それに、返金してもらっても、
この海老が持って行かれたら
今日、食べるものないし…。
いえ、私が今からそちらに伺います!
と、海老を持ってスーパーに行きました。
鮮魚責任者さんは、
他のパックもあけてみたら
どれも
「これはないわー」というサイズだということを目の当たりにしたらしく、
「こちらからお伺いしなくてはならないところを、ご来店いただいてしまいたいへん申し訳ない」
「今後はこのようなことがないよう
業者にも厳しく伝えます」
と平身低頭で謝りまくり。
こちらが申し訳なくなるくらい。
私が買った海老は返して
すんなり返金していただいて
「これ、開けちゃったんですけど、小さいのも混ざっていますが(笑)
どうぞ」
と海老1パック分くださったの!
でも、その海老は冷凍だから
すぐには食べられないから
その日の夕食に食べられる他のものを買って帰ってきました。
さすが、大手スーパーは対応がスマートだわ、と感動すら覚えながら
帰宅しました。
子供、特に高校生男子からすると
「お母さん、クレーマーなの?」
と、ちょっとひいていたようですが、
まあ、クレーマーには違いないんだけど、
きっと今までもたくさんのひとが
この超特大海老を買ってガッカリしてでも涙を飲んできたと思うの。
そして、もし、私が言わなかったら、
今後もそういう悲しい思いをする人が増えていたのは確か。
そして、スーパーの評判も落ちるわよ。
そう、私は、それを断ち切った、いわば英雄クレーマー。
そうなのか…???