今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

aalto coffee&14g通信 7月号

2016-06-30 07:29:38 | Weblog
明日から7月ですね。北海道に行って参ります~
どこかでお会いしましょう!

aalto coffee

①12:00-18:00 open 日月定休

②cimaiのパンの日 22日(金)16:00-

③北海道でコーヒー教室
 
 7月1日19時ー 7月2日 10:30 13:00 15:00
 piccolina(札幌)

 7月3日 10:00 15:30
 toita(洞爺)
 13:00-15:00の間はコーヒーを淹れます。
 
 コーヒー豆や書籍、缶にバッヂにHemisphereにCD、たくさん持って行きます。
 初北海道楽しみです。

④京都2days
 
 7月9日 11:30-13:00 かもがわカフェの大ちゃんと一緒にアンジェボン・ルパス烏丸店でコーヒーセミナー
   http://angersblg.exblog.jp/22830381/  
 
 7月10日 11:30 13:30 アンジェ河原町店にてコーヒーセミナー
   http://angersblg.exblog.jp/22833199/

⑤町に生きる音 Hemisphere04キャラバン
 
 7月16日 名古屋 
 7月17日 奈良 
 7月18日 倉吉
 
 東京、京都に続いて、キャラバンは続いていきます。
 その町ごとにゲストを迎えてぼくらの町について考えます。
 是非お見えください。
 詳細・ご予約はこちらまで。
 http://ignitiongallery.tumblr.com/post/142340135022/町に生きる音hemisphere-vol4-キャラバン


14g

①10:00-18:00 火水定休

②「額と絵」 工房イサド 西淑 二人展
 
 7月8日ー18日 作家在廊日 8,9日
 
オープニングイベントとして7月8日オカズデザインが料理を作りにやってきてくれます。
 「七月のスープ会」
 小さなレモネード、スープ、メインプレート 1,481円+税
 11:00- 12:30- 14:00- 各回10名様
 限定30食なので、ご予約優先です。
 14g@aaltocoffee.comまたは店頭までお願いします。

③平澤まりこ「しろ」銅板原画展

 7月22日―31日 しろブレンドや春日部張子「しろいりんご」、しろコーヒー缶の販売もあります。
 
④コーヒー教室

 7月15日 10:00-11:30 2,000円 


いやー大丈夫しょうか7月。
倒れないようにがんばります!

あっ 7月7日でおっさん47歳になります~
 


 

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大切なものは譲れない

2016-06-29 07:35:25 | Weblog
おかげさまでアアルト君動いてます。
今日か明日に交換するべき部品(けっこう大きい)の到着を待って付け替えると完全復活です。
今は応急処置をしてもらい仮復活中です。
いやー、プロの仕事は素晴らしい。
1年に一度メンテナンスをしてもらうことを心に硬く誓いました。

全然思い通りに仕上がりません。
火力と排気のバランスが変わってしまったためです。
一度すべてリセットして始めなきゃいけない、ひさしぶりに焙煎機に付きっ切りで、暑いったら、汗だくです。
でもね、なんだか楽しいです、焙煎がじゃなくて、一から考えることがです。
真剣に向き合える時間は何ものにも代えがたいです。

昨日大金持ちの人の話を聞いていて自分は全然興味がないなあと思いました。
お金と時間がたくさんあるよりも、日々やらなければならないことと真剣に打ち込めるものがあること
以上の喜びはないなあと実感しました。
ナマケモノの庄野がなに言ってんのって話ですが。
それが別に仕事じゃなくてもいいと思うんですよ。

遊びでも仕事でもなんでも力いっぱい出来ること以上に楽しいことはないですよね。
本を出したり文を書いたりするのはコーヒーより全力を傾けています。
だって本来やらなくてもいいことなので、ここで妥協するのなら出なくてもいいと思っています。
コーヒーはそういうわけにはいかないんですよね、仕事だから。
家族やスタッフの生活がかかっているわけですから。

そんなこんなで当分焙煎に頭を悩ますことが出来そうです。
辛いけれど、楽しい毎日になりそうです。

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そしてまた焙煎機が壊れた

2016-06-28 13:57:48 | Weblog
昨日からイヤな予感はしてたんだけれど、なんとか焙煎できたのでそのまま終わって
きっと明日には直っているよって、得意の後回し。
案の定、今朝焙煎中に壊れた。
面倒だなあと思いつつ、前回と同じところでしょって余裕をかましつつ作業をしたのだけれど、
あれ?へんだ、異音が大きくなっている。
これはもう私の手に負えるものではない。
業者さんへ泣きの電話。
大阪から本日見に来てくれると言う。
ありがたい、ありがたいけれど直るかどうかはわからない。
梱包を終え、店番をしながら、ボーっと待つ以外出来ない私。
普通の毎日がどれだけありがたいかは、窮地に陥らないとわからない。
986回目くらい、そう思った。
人は進歩はしない、今日も実感できた(私だけかしら?

今日は作業をずっと見ていよう、何をしているか、どうやっているか。
以前みたいに、はい直りました、ありがとうじゃない。
人は、進歩はしないけれど、変化はするんだ。
そんなこんなで、神様お願いです(無神論者です)、アアルト君を直してください(職人さんにお願いしろよー)
はい、勝手な男です。
だって人間だもの。

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きっと自分のやり方を探してたんだ

2016-06-27 07:53:29 | Weblog
ずっと小手先の方法論ばかり気にして結局なにもできなかった。
コーヒーロースターになってよかったことの一つが、細部を気にしなくなったってことがある。
って、普通に考えたら反対だと思われるのだけれど、ちょっと違うんだ。
良い焙煎機を買った。
良いコーヒー生豆を買った。
ストップウオッチ片手に焙煎機の前に付きっきりでローストしていた。
でもね、全然おいしくなかったんだよコーヒーが。
理由は簡単、なにも見てなかったんだ。

良い焙煎機だけど、操作の仕方はわかるけれど、構造のことなどまったくわからなかった。
壊れたら、業者さんに来て直してもらって、また操作するだけ。
良い生豆だけど、自分の焙煎機と焙煎方法にあってるかどうかなんてちっとも考えてなかった。
産地や農園名、価格や評価で買っていたんだ。

点はすべて良いものでも、点なんだ。
面で考えないといいものは作れないとある日知った。
そう、それは誰かに教えられたわけでもなく、これと言った理由があるわけでもなく、
何度も失敗を繰り返しているうちに、知った、そうまさにそんな感じなんだ。

細部に神は宿る、その通りだ。
だけどそれは、中心のある全体が出来てからのことなんだ。
細部の集まりは全体にならない、経験から私はそう思っている。
でも逆だって人もきっといるんだろうな。
自分にあったやり方を見つけられるかどうかで人生は変わる。
って、人生なんて変わらなくても全然いいんだけどね。

断定は人を油断させるし、心酔させる。
だから断定する人が苦手だ。
人の思考を止まらせるんだから。
悪い大人に騙されないように生きていこうぜ。

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諦めている、だから前向きに生きられている。

2016-06-26 09:47:37 | Weblog
若者と話すと共感しましたって言われることがある。
そうすると違和感を感じる、なんだか座りが悪いのだ。
それはきっと、若者はおっさんの言うことには反発するもんだって
自分自身に刷り込まれているからだと合点はするのだけれど、しっくりこない。
自分を肯定してくれる人に対して失礼な話だとはわかってるんだけれど、
若者はおっさんのいうことなんて聞いてちゃダメだ、って話をするっていうことは
すごくいいことだと思うんだけどね。

みんな賢くなって間違わなくなってしまった、そうよく言われてるけれど本当なんだろうか。
もしかしたら全員が間違っているから誰も気付かないだけっていうことは無いのかしら。

基本誰ともつるまない。
ひとりで音楽を聴いたり本を読んだり酒を飲んでいるのが好きだ。
共感する人たちばかりで集まっていると逆に自分が無くなっていくような気がする。
って自分なんてなくてもいいし、もともとそんなものは幻想なんだってわかっているけれど
自分が無くなっていくのがわかるんだ。

いろんな人がいるほうがいいな。
ときにはケンカもするだろうし、言い合いになるかもしれない。
だけど、肯定ばかりの世界でなんて生きていたくない。
考え方など所詮その場限りのこと、そう、人の考えなど自分の置かれた立場ですぐに変わるものなんだ。

人の命に重きをおきすぎる世界だから、みんな生きにくいんじゃないかしら。
蚊は飛んでるだけで殺される、人だって歩いてるだけで車に轢かれる。
そう世界は理不尽なのだ。
だからこそ、毎日を全力で生きるしかないんじゃないのかな。
諦めてるから前向き、最近の私はそんな感じです。

って3日後には人の命の大切さを書いてるかもしれません。
所詮人はそんなものです。

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ハゼる音と炎のいろ

2016-06-25 07:40:03 | Weblog
すべてのものごとに、理由などないが、原因はある。

私の焙煎は耳でする、そう言ってるんだけれど目も重要だ。
コーヒーがハゼる音で焙煎度合を決めている。
目はコーヒーの色を見るんでしょって言われるんだけれど、
色目で焙煎度合を決めたことは、もう何年もない。
テストスプーンなんて使ったこともない。
じゃあ、目はなにをしている、炎を見ているんだ。
不完全燃焼のとき炎はオレンジ色になる。
焙煎時の炎は青でなければならないから、きっとどこかに瑕疵があるんだ。
それを点検するために目が必要になる。
耳と目このふたつに神経を集中させるのが、私の焙煎なんだ。

理由はいらない。
とにかくなんでそうなっているかという原因を探すんだ。
思えば開業以来ずっとそうやってきたような気がする。
なんでそうなんですか?って聞かれても、なんとなくですって答えることが多いのも
無意識にそう考えてたからなんだろう。
なんとなくっていうのは考えてないようで、経験の積み重ねによる無意識の判断だから
案外間違ってなかったりするんだよね。
普通テストスプーンでコーヒーの色目を見て焙煎度合を決めるらしい。
でも私はハゼる音と炎のいろで焙煎している。

理由はいらない。うまくいかないなら原因を探して改善していく。
その積み重ねが、財産となるんだよ、きっと。

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7月8日は14gへ

2016-06-25 07:09:29 | Weblog
7月8日から工房イサドと西淑二人展「額と絵」が14gではじまります。
初日と9日はおふたりが14gに来てくださいます。
作品については私ごときが語れば語るほどなんだかなあって感じになるので
アレですが、とにかく必見っていうのは間違いないです。
そして作品同様、おふたりともとってもチャーミングです。
やはりいいものを作る人は、人がらもいいですね。
是非会いお見えください。

でもって、ブログを見てくれている人だけに、こっそり告知します。
初日の8日、イサドさんの盟友、オカズデザインのおふたりが何やらおいしいものを
作りにやってきてくれることになりました。
いやー、すごいぞ14g(自分で言うなバカ)
はやめに有給とってくださいね。
内容決まりましたら、アナウンスしますね。
お取り置きの予約制になる予定です。

そんなこんなで7月8日は14gでお会いしましょう!
って今日も、明日も明後日も来てくれたらベリーベリーハッピーです!

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世界は不穏だけれど平熱の私は普通に生きている。

2016-06-24 15:45:57 | Weblog
世界がきな臭くなっている。
なのになぜか最近私の心は穏やかなのだ。
テレビを見たり、本を読んだり、音楽を聴いたり
お酒を飲んだり、たくさん眠ったり。
満たされているっていうのとはちょっと違う、なんていうのかしら、いや別に言葉はいらないな。
そう言う感じなんだ。

これから先どうなっていくんでしょうねえ。
もちろんわからないから正気を保っていられるんだし、自分の見えてる範囲が世界なら、
自分も世界も同じだから不安になることは無いんだって思うんだ。
ならば好奇心はあるかと言えばそれもない。
過去と未来に興味が無くなっているのかもしれない、ただ今のことだけ考えて生きていられている。
これがきっと心が穏やかになった原因なんだろう。

またいつか未来に怯えたり、過去に縋りつきたくなるときも来るだろう。
それはそれ、そうなったらそうなったで、その状態を楽しめるかもしれない、いや、やっぱり無理かしら(笑

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文を書いていく

2016-06-23 10:40:54 | Weblog
うまい文を書く人はたくさんいる。
だから私は自分の文を書くことにした。
最近昔の文豪と呼ばれる作家の作品をずっと読んでいるうちに自分の文のへんてこさに落ち込んでた。
昨夜ひさしぶりに小島信夫を読んでいたら元気が出てきた。
うまい文を書くことより、何かが残る文が私は好きだったってところに戻ることが出来た。
ありがとう、小島信夫。

文を書くことは苦痛でない、いや、むしろ大好きだ。
これと言って言いたいことがあるわけではないのだけれど、書いているうちに自分はこんなこと考えてるんだ
って自分自身を知るときがあるし、以前自分が書いた文を見て、へーっオレってこんな文書くんだって感心したりする。
大体は、へたくそでへんてこりんだなあって思うのだけれど。
言いたいことが無い人なんていないんじゃないかな、どう言えばわからないだけ。
これからも文を書いていく、うまいへたじゃない、好きだから文を書くのが好きだから、ずっと書いていくんだ。

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好きなものは好きでいいじゃん。

2016-06-22 07:44:23 | Weblog
自慢ではないが貧乏舌である。
珍味なんてものは苦手だし、生ものや内臓系は出来れば勘弁していただきたい。
美味しいものをいただくと美味しいなあと思うのだけれど、
あまりよく言われないコンビニ弁当やカップラーメンを食べても美味しいなあと思ってしまう。
吉本隆明が「からだにいいわるいで食べるほどつまらないものはない、うまいから食べるんだ」
って言葉にすごく共感するって言い訳しながら、体にいいものを食べるのではなく、
生きるために食べるんだって嘯いている。
ようは、貧乏舌ってことだ。

先日の大塚いちおさんが言った「カレー好きなら評判のカレー店がどうだこうだではなく、
カップヌードルのカレー味もふくめすべてのカレー味を愛するべきだよね」にひどく共感した。
好きってそういうもんだもん、理由なんていらないし、理由をつけようとする時点で
心の底から好きかどうかは怪しいよね。
美味しいから食べる、こんなに大切なことが言いにくい窮屈な世の中になってきているような気がする。
小説も音楽も映画もそうかもしれない。
自分の好きなものに理由をつけるのはやめようと思う。
好きなものは好き、それでいいよね。

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