今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

4月2日3日は春休みです

2019-03-31 10:44:31 | Weblog
毎日夫婦でバタバタしていてこれじゃダメだなと思い、
4月2日3日春休みをいただくことにしました。
子どもたちと一緒にいる時間を作りたいなあと。
商売人としてはあいかわらずどうかと思うのですが、きっとアアルトコーヒーの
お客さんは、仕方ねーなって笑ってくれると思っております。

メールオーダーは受け付けております(ご返信は4日以降になります)
4日から順番に発送させていただきます。

そんなこんなで、ご不便をおかけしますがよろしくお願いします!

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センスなど、さほど重要じゃない

2019-03-31 10:33:18 | Weblog
大体センスってなんだ?
センスがいいとか悪いとか。
誰の基準なんだよ。
って、ぼやいているわけではないです、はい。
こんにちは、庄野です。

センスのいいと言われていた店が規模を大きくするにつれ、
アレって思うような感じになっていくことがある。
音楽でも小説でも映画でも同じかもしれない。
大衆に広がれば、センスがよくなくなっていく、そんな感じがする。

って、そんなわけはない。
少しの人たちの間でもてはやされるやりかたと、いろんな人に届ける方法が違うだけのこと。
どちらが良くてどちらが悪いってわけではない。
ようは、お客さんの望むものをキチンと作れているかどうかだけだ。

実力のなさを、なにも出来ない自分の無力を、センスって言葉で逃げるなよ。
ラクをするな、オレ。
コーヒー屋は、お客さんに喜ばれるコーヒーを作り、その利益で生活するもののことだ。
センスなんかいらない、おいしいコーヒーを作りたいのだよ、私は。


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ふたりではじめた

2019-03-30 09:16:34 | Weblog
昨日の話の続き。

そんなこと言ったってうまくいってるからそんなこと言えるんでしょ、って声が聞こえる。
もちろんそうだ、うまくいってなかったらこんなこと言えない。
でもね、ずっとこんな調子が続くとも思っていない。
はじまりがあれば終わりがくる、必然だよね、永遠などないもの。
だから、失敗を必要以上に恐れない、どうせ終わるのだから。

って、悲観的じゃないですよ、ポジティブな終わり(意味不明だ、我ながら)
に向けてやりたいこと全力でやろうと思っているだけ。
このブログを最初のころから(15年以上前だ!)お付きあいいただいている人は百も承知だと
思うのだけれど、ほぼほぼ泣き言ばかりの毎日だった。
酒を飲んではクダを巻き(今もかっ)、すべてを見下すことで自我を保つという弱さ。
いやーほんともうね、ごめんなさい、妻、娘、息子、犬。
今もあんまり変わってない。
迷惑しかかけてない、弱い人だ、私は。
でもね、なにも見下さないし、なにかのせいにもしないくらいにはなった。
全然、寛容さはないけれど。。。

全部失くしてもいい、いや、嘘だ、家族は失くすわけにはいかない。
だから、今日も虚勢を張って生きるのだ。
弱い自分を奮い起こして。
ひとりでやってきたと思いあがっていた自分はもういない。
アアルトコーヒーは妻とふたりではじめたんだ。
そして終わりもふたりで終わらすんだ。

って、閉店するみたいなブログだなあ(笑
住宅ローンもあるし、高校生と中学生はいるし、スタッフもいるし、犬もたくさん食べるし。
まだまだがんばります。
これからも、お付き合いよろしくお願いします!

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越境する者

2019-03-29 10:27:32 | Weblog
昨日の話の続き。

いいものを作った、だから売れる、なんていうほど甘くはない。
これだけモノに溢れている社会では奇跡を待つよりも確率は低いかも。
いいものを作るは大前提、大切なのは、それを必要としてくれている人に
届ける場を作るということだ。
これは店でもいいしwebでもいいし、私のような年寄りには想像も出来ない場でもいい。
届けたい人に届ける場を作るのだ。

コーヒー屋をはじめて飲食関係にはほとんど卸をしなかった。
雑貨店やセレクトショップが大半だった。
その店のお客さんに自信をもって勧めてくれる店主やスタッフのいる場に恵まれたから、
今もなんとかコーヒーをローストして暮らしていけている。
通常通り飲食店を主体にしていたら、価格競争などに巻き込まれ疲弊し、やめていたかもしれない。
戦わない、それは自分が強くないと知っているからだ。

本もそう、本屋で売らなければいけないってことはないはず。
もちろん本屋で売ってもらえるのはうれしい、本屋大好きなので。
だけど大型店で私のような無名なものの本が一冊棚にあったとして誰が手にとるのだろう。
それよりも、私のことを知ってくださっている人が作っている場で販売してもらったほうが
届けたい人に届くんじゃないのかしら、と思う。
もちろん大きな本屋で偶然手にしてくれて出会えるということはとてもうれしいことだ。

コーヒーを14年生業にして、コーヒー業界にいるとは思っていない。
本を何冊か出させてもらっていても、出版業界のことなど興味がない。

いいものを作り、同じ思いの人たちの場で届けたい人に届けられるようにしたい、それだけ。
越境者でいたい。
とは言え、そもそも、あらゆるものにジャンルとか境があるなんて全く思ってないんだけどね(笑

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届けたい人に届けたいのだよ

2019-03-28 11:12:50 | Weblog
昨日の話の続き。

コーヒー屋になったときお客さんは一人もいなかった。
だからポツリポツリと来てくれた人にだけ向かって仕事をした。
いわゆる見込客と言われている人やまだ見ぬお客さんのことを考えたことがなかった。
ゆえに宣伝広告費は一円も使ったことがない。
今もそう、協賛という類のものにもお金は使わない。
でも、名前を載せないというものには払ったことがある。

お客さんがいないという人がいる。
そんなことはない。
ボウズの日もあるかもしれないが、オープンしてから誰も来なかったなんてことはありえない。
その目の前のお客さんを見ること。
全員が気にいってくれるわけではない。
でもね、気に入って何度も来てくれる人もいる。

その人たちの言うことを聞きなさいっていってるんじゃない。
むしろ逆、お客さんは何かを得ようとやってきてくれるのだ。
だから全身全霊でお客さんを見て、どうすればいいかを考える。
その繰り返し、そしてそこに自分らしくなんていうエゴは必要がない。
店の個性はお客さんが決めてくれるんだ。
って、言っても最初は自意識の塊みたいだったなあ、アアルトコーヒー。

本も同じ。
届けたい人に届けたい。
だから、広告はいらないし、過剰な宣伝文句もいらない。
好きでいてくれる人たちに向けて良いものを届けたい。
そこから少しずつ広がればいいな。
性急に広がることなど望んではいない。

私には自分がない。
そんな人に気をかけてくれる人がいる。
それが何より嬉しいのだ。
だから自分に出来ることを全力で嘘をつかず言い訳をせずに向き合いたい。
それくらいしか出来ない。
私は、あなたに届けたいのだよ。

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仕組みは自分で作っていいんだよ

2019-03-27 13:15:08 | Weblog
一本は死守します(笑

あたたかいですねえ(天気から入るときは何も書くことがないときです)
調子はいかがでしょうか。
私は相変わらず仕事して、飲酒して、眠ってます。
それって楽しい生活なの?という家族の目線もなんのその、こんなに天気が
いい季節なのに、店と家にいるだけの引きこもりの毎日です。
でもね、窓から差し込む光が春色になり、湿気のない風が吹きこんでくるから
春を満喫しています(明らかに何かが間違っている)

4月の下旬に短編集が出ます。
通常の流通ではないためいろんな場所に行ってイベントやって販売したいなあと思っています。
お声がけいただけるとうれしいです。
暑くなるとコーヒー屋はヒマになると信じて予定組んでます。
届けたい人に届けるために。

仕組みは自分で作ってもいいんだよ。
責任を持つのならばね。

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言いたいことはいつも

2019-03-26 14:27:16 | Weblog
誰が一日3本書くだ。
すみません、毎日はやっぱりキツイっす。
わかってたことだろ?
はい。。

そんな自問自答を毎日繰り返している庄野です。
みなさま、ご機嫌いかがでしょうか。
私は元気です。

とりあえず思いついたらやってみることにしています、最近のわたくし。
以前はアイデアがあると、それについてウダウダ考えている間にどうでもよくなる、
ようは、結局なんにもしていない、それがわたくしの特徴でした。
それから比べると少しはマシになったかなと。
やる分、失敗の量も圧倒的に増えましたが。
でもね、それは財産になっている、そう自分に言い聞かせてます、はい。

数年先のビジョンなんてないけれど、今日やることがたくさんある現状は
もしかしてとても幸せなんじゃないのかしらと思える毎日です。
老後の健康のために節制するのではなく、今日のための節制なら出来るなあ、
こんな私でも思えます。
って、このたとえ分かりにくいですね。
すみません。

そんなこんなで、言いたいことはただひとつ。
毎日たくさんコーヒーを焙煎させてくれてありがとう!
愛してます!
ってことです。

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『たとえ、ずっと、平行だとしても』

2019-03-25 14:57:29 | Weblog
来月下旬本が出ます。
はじめての短編集です。
小説なのかと言われると首を傾げてしまいます。
散文集に近いのかしら。
私の中では小説だと思っています。
物語はないし、文体で読ませるものでもない。
ロマンスはなく、告白でもない。
自分にとって読みたかったものです。

美しい本を作りたかった。
本として。
カバーも、帯も、バーコードもない、美しい本。
そうすることにより、現状の日本では通常の流通にはのらなくなる、
それをわかって上で一緒にこの一冊を作ってくれている仲間に会えたことが
私の最高の財産だと胸を貼って言うことが出来ます。

そんな本なら売ってやろうじゃないか、それなら読んでみようじゃないか、
って思ってくださるみなさん、是非ご協力よろしくお願いします。

出来ないじゃない、やるんだよ。
そんな気持です。
そして、この小さな一歩が誰かの光になればいいなと。

すべてのお問い合わせはこちら 
ami.kawai-dtrt@deterioration.me Deterio Liber 担当:カワイ

よろしくお願いします!

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誰も悲しませたくない

2019-03-24 19:16:27 | Weblog
自分のエゴのままに生きると悲しむ人が必ずいる。
全員が笑える世界などない。

だけど、全員が泣いたり笑ったりできる世界もある。
平等とか均等というのではない。
互いが分け合う世界。

大切な人を悲しませたくない。
でも、自分の人生も大切にしたい。
ふたつがイコールになる。
詭弁だ。
ズレルときもある、生きていると。
そういう時は、
私が幸せだということで誰かが悲しんでいる現実もある。
それをわかった上で生きる。
その覚悟はあるか。

ある。

正しくなくてもいい。
私は、大切な人を悲しませない人生を送りたいのだよ。

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憧れられたくない

2019-03-23 08:57:31 | Weblog
憧れられたくない、憧れたいのだよ。

夢も希望もなく生きてきた。
なにかや誰かに憧れたこともない。
全力で心奪われてみたい。

たまに褒められることがある。
居心地悪くて倒れそうになる。
こんなダメダメな人間なのに、私は私をよく知っているから、恥ずかしい。

いやー、とにかく心奪われたい。
そうすれば、違う風景が見えるような気がするんだ。

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