これからは、自分の言葉で話すことにする

人口が減るのはみんな知っている。
低い出生率なのだから当たり前のことだ。
人口が減るのなら、現在の都市部に出来るだけ集まって
公共交通機関や自転車、徒歩で生活できる町つくりにすればいいのになあと思っている。
生まれたところだという気持はよくわかる。
だけど、そこへ電気や水を届けることはきっと難しくなる。
地球は人間だけのものではない。
動物たちに返すのが自然の摂理かもしれない。
なんでも知ろうとしたり、どこへでも入っていくのは、あまり好みじゃない。
高速道路や大きな建物、人口のいない未来に誰がメンテナンスするのかしら。
そしてそのお金は誰が支払うのかしら。
地方のしがないコーヒー屋のおっさんがこんなことを思うくらいなんだから
賢い人たちは何か考えてると信じたい。
自家用車がなければ生活が出来ないなんてナンセンスだ。
僕らはきっと便利という怪物に飲み込まれてるんだ。
今はこれでいいのかもしれないが、あれって思ったときには、どうにもならないような気がする。

政治と宗教とプロ野球の話はしない、そう決めて店をはじめたけれど、そんなこと言ってる場合じゃ
なくなってきているような気がする。
大きなことはわからないしなにもできないけれど、自分の子どもたちのためになにかしなきゃ
いけないなあと強く思う今日この頃。
違法性がないから大丈夫とか、自分の言ったことをしらないと平気で言えるお偉いさんばかりの
まったく美しくない姿を見て子どもたちはどう育つのだろう。
反面教師にして、育つ子もいるだろう。
だけど、やっぱり自己愛の強すぎる、恥ずかしいという概念がない大人が増えるような気がするんだ。
だって、悪いことしてないでしょって。

自分になにが出来る。
それをずっと考えてます。
とにかくウソなく真面目に自分の仕事を倒れるくらい真剣にやる。
それは大前提。
その次だ。
そう、逃げてばかりの人生だった。
そろそろ、世の中と対峙しなければならないんだ。
あたりさわりのないことばかり言うのはもうやめた。
これからは、自分の言葉で話すことにする。